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2023年9月のウズベキスタン旅行について

2023年9月
ウズベキスタンの旅行について

この記事はネットやガイドブックで調べて行ったけど実際現地行ってみたら情報が古いな、と思ったので今後行く方への情報用の記事です。
旅行記ではないです。
去年の情報が既に古いのはそれだけウズベキスタンが急発展してる為と思いました。私のこの記事も来年には古くなっているかもしれませんので、あくまで参考程度にお読み下さい。


【時期 行程】

時期
2023年9月4~18日
$1=149円=12,269so’m(2023/10/03)

行程
タシュケント→鉄道
→サマルカンド→鉄道
→ブハラ→夜行列車
→ヒヴァ→(タクシーチャーター)→アヤズカラ ユルタ キャンプ
→ヒヴァ→飛行機→
タシュケント

【移動】

ほぼ日本で予約。

東京-タシュケント 往復
アシアナ航空 約120,000円

タシュケント‐サマルカンド
鉄道 約1300円

サマルカンド‐ブハラ
鉄道 約1300円

ブハラ‐ヒヴァ
夜行列車 約1500円

ヒヴァ‐タシュケント
ウズベキスタン航空 約13,000円

※列車、ウズベキスタン航空共にオンシーズンには満席になりやすいと聞いたので早めに予約
※ウズベキスタン鉄道はアカウントを作れば日本で予約可能

【市内交通】

YandexGoがとても便利。
個人の責任ではありますが、空港や駅からの足だと絶対使ったほうがいいと思った。
また、アプリの中でバス停に何番のバスが停まるのか、あと何分でくるのかがわかるのでバス移動も楽しめる。

タシュケントは路線少ないけどメトロも数分に一本来るのでホテルが駅チカなら便利。

タシュケント、サマルカンドのメトロ、バスの運賃
1回 1400so’m

【宿泊】

ほぼ日本で予約。
ホステル、ゲストハウスを中心に、
バス・トイレ付きシングル(一部バス・トイレ共用)を条件に探した。
一泊3000~4000円程度Booking.comにて。

専用バスルームよりもお湯が出るかどうかのレビューが大事と思った。
夜が冷えるので9月とはいえ普通に寒い。

【観光費】


2022年度情報、最新ガイドブックから見ても二~三割程度高くなってる印象

サマルカンド
ほぼ事前情報通り

ブハラ
一番事前情報と変わっていた。
二割三割高くなっていたり、逆に値下がりしていたりした(高くなっていたのがほとんど)

ヒヴァ
イチャン・カラ2日間チケット 150,000so’m
ミナレット   +エキストラチケット 100,000so’m
ヌルラボイ宮殿 +エキストラチケット 60,000so’m
城壁      +エキストラチケット 20,000so’m

【現地支払い】

この辺りがかなり変わっていた。

  • ドル支払いではなく、ホテルやツーリストの高額支払いもソム支払いになっていた。

  • ドル支払いを断られることもあった。

  • ドルで支払うとソムでお釣りがくる(少し大変そうだったのでソムのほうが良さそうだなという印象)

  • $1=12,000so’mで計算された。

  • またドル表記でもソムで支払える。旅行期間で断られたことはなく、60ドルの支払いを50ドルと120,000スムで払ったりもした。

ブハラのお土産屋さんはカード支払いできるところが多いなと思った。
ただ、カード支払い表記があっても100ドル以上の場合のみなど断られることもある。

ヒヴァのお土産屋さんはカード支払できるとこがほとんどない。

ホテルは7軒止まって
3軒がATM支払い可
1軒がドル支払い不可
4軒がドルでもスムでも可
でした。

【ATM・両替】

すごいあった。ないって聞いてたけどあった。
手数料が会社によって5%か7%か違う。
ほぼVISA、打率5割Mastercard、という印象。
ドルで引き出せるところは見つけられなかった。
(ネット上で、ここならドルある、というATMも行ってみたけれどスムオンリーに変わっていた)

国際タシュケント空港 到着ロビー
荷物受取るところにATM、両替機、両替所がある。
国内線タシュケント空港 到着ロビー
両替所、ATM共に見つけられなかった。

サマルカンド
サマルカンドのみATM使用しなかったので不明。レジスタン広場の道路を挟んだ向かいあたりに銀行があり、午前中早い時間にいくとほぼ並ばずに両替できた。

ブハラ
旧市街の中でATM7台くらいみた。日曜日でも複数のATMから引き出し可能だった。
両替所は不明。大きめのホテルにあるらしい。

ヒヴァ
イチャン・カラの中に1台
門のすぐ外に3台
到着したのが週の後半だったからか、現金切れで全て使えなかった。

以下は使用可能でした。
ヌルラボイ宮殿方面のスーパーマーケットに行く途中に1台。
スーパーの中にも2台ほど。(こちらは使ってないので国外カードが使えるのかは不明)
ヒヴァ駅の近く(徒歩20数分)に複数台。
ヒヴァ駅の近くにドル→スム両替ATM見つけたけどなぜか両替できなかった。

ヒヴァでは両替はホテルでしか出来ないのかなと思った。

タシュケント
町中を歩けばATMもATMで両替できるところも沢山あった。

【一日の予算】

女性ひとり旅(移動宿泊費、お土産代は別とする

  • バザールでサムサ買って食事 ~3,000so’m

  • ローカル食堂で食べる ~40,000so’m

  • ヒヴァのレストランでディナー ~110,000so’m

食費と観光費、市内交通合わせて
だいたい1日300,000so’mが最大支出
少ない日は150,000so’m程度

サマルカンドは中心地の近くにバザールがあり、よく利用したので食費はあまりかからなかったけれど
ヒヴァ、ブハラは観光地価格のレストランがほとんどなので食事が割高になりがち。
タシュケントはローカル食堂などで食べた。

また、現地物価の安さに比べてお土産ものの代金は日本と同じくらいなので、ちょっと高く感じる。

【日本から持っていく予算】

これは本当に人によると思うので反省として、
200ドル位を細かめの現金で持っていき、自分の予算が掴めたらATMで下ろすのが一番効率良かったかなと思った。

【カラ巡り+アヤズカラ ユルタ キャンプ予約について】

行きたいけど、日本から予約するといまいち高いので現地で予約した流れ。
ひとりだったので割高だけど日本で予約するよりは安い。

  • ヒヴァでツーリストも行っているというホテルに予約、予約確認と共にカラ巡りなどのデイトリッププラン表も送られてきたので、メールで連絡。カラ巡りは日帰り3つ、5つ、7つのプランがあるとのこと。

  • メールにてカラ巡り後にユルタ キャンプに泊まりたいこと、現地語も英語も不自由なので代わりに予約もして欲しい旨を連絡すると了承を得られたので、キャンプの予約もお願いする。

  • 3つのカラ巡り+ユルタキャンプからの帰りのタクシーをチャーター。支払いは現金のみ。

  • ユルタキャンプの宿泊代は$50と聞いていたけど、はやくに着いてプランにない昼ごはんも頂いたので$60。滞在がとてもよかったのであまり気にならなかった。9時チャックアウト早いと思ったけど宿泊客の中で私が最後まで残っていた。とても丁寧にお見送りして貰った。
    トイレはとても綺麗。シャワーは水だったので浴びなかった。砂漠で靴の中に砂が入りまくったので足だけ洗った人がいた。
    水道の水があまり良くなく、歯磨きとかでも気になるのでわりとミネラルウォーターで漱いでいる人が多い。(夕飯の時に1.5Lくらいのペットボトル出される)
    9月中旬でも夜はかなり寒い。

合計金額
3つのカラ巡り $39
ユルタキャンプからの帰り $29
宿泊代 $60

他の現地ツーリストではもっと安いのかもしれないので、あくまで参考までに。
ホテル&ツーリストはこちら
デイトリップや空港送迎などは現金支払いのみだけど、ホテル宿泊代はカードで払えます。

Islambek Hotel & Travel

【トイレ】

トイレ事情があまり良くないと聞いていたけれど、驚くほどそこかしこにトイレがあった。
あまり困った記憶がない。イチャン・カラ内にも中心地に4箇所くらいあった。(でもヒヴァに泊まるときはイチャン・カラ内が多いと思うので、大体ホテル帰ったほうが早いしタダ)
公衆トイレでも大体有料だし、乾燥してるせいか匂いも気にならないのでトイレ事情はよいと思った。
1回 2,000so’mがほとんど

カラ巡り時には途中のレストラン、またアヤズカラ ユルタキャンプにトイレあり。
途中で行きたくなったら青空トイレだったのかもしれない。

ネットで見かけたけど空港や駅以外で荷物ひっかけるところがないので、S字フック持っていったほうが良いと思った。

【服装】

持ち物
Tシャツ複数
UVカットカーディガン
薄手のウインドブレーカー
厚手のウインドブレーカー
大判の薄いストール(移動時の冷房防寒とヒジャブ代わり)
ボトムス

帽子
サングラス

時期は9月
タシュケント~ブハラ
日中の日差しがすごいので、日よけの為にUVカットカーディガン着ていた。帽子が必須。
夜になったらTシャツだけで充分。

ヒヴァ
北上したので朝晩寒い。風の強い朝方に着いて寒かった。
日中はTシャツにカーディガンだけ、夜になったらストール羽織っていた。
また他の地域に比べて砂埃が多く、サングラスが役にたった。日差しは強いので帽子も必要。

カラ巡り~ユルタキャンプ
日中は日陰がなくて、日差しがかなりキツい。サングラス、帽子、肌を覆うものが必要だった。
夜はすごく冷え込んで、外にいるときはウィンドブレーカー両方着込んでストールをマフラーにしていた。テントの中は温かい。

持っていったほうが良かったなというもの
ユルタキャンプに行くなら、薄いヒートテック一枚持っていくと良かったな~という感じ。

【SIMカード】

空港の荷物もらうところで買える。
Ucell 20GB 50,000so’m
カウンターがトラブっていた為デザリングが出来ないままになったので確認したほうがよかった。

Beeingのほうが電波状況よいとの噂を聞いた。

現地電話番号がないと公共のfreeWifiに繋げないことがほどんど。(メルアド登録がない)

【入国・出国】

入国→特に何も聞かれない
出国→特に何も聞かれない

滞在登録
出してくれるホテルと出してくれないホテルがあった。
欲しいというとメールで送ってくれるところもあったし、必要ないと断られることもあった。
キャンプでは特に何も言わずにくれた。
でも出国時は何も言われなかった。(タシュケント国際空港の出国)
(あんまり良くない事例だと思うので貰ったほうがいいとは思いますが)

アシアナ航空、ウズベクスタン航空共に飛行機はオンラインチェックインが出来なかった。
航空券を確認してスタンプ押す係がいるので航空券が必要なためと思われる。カウンターで追加料金やそれについて何か聞かれることはなくパスポート見せれば大丈夫だった。

【治安】

海外旅行の基本的なことを気をつけていれば怖い目に合うことはなかった。観光地にしか行っていないので、夜で歩くこともあまり不安はなかった。
ヒヴァでは22時頃まで外にいたりしました。タシュケントは町中のホテルだったので少し早めに帰った。街から少し外れると街灯も少なく真っ暗。
メトロも入り口に荷物検査、ホームにも警官がいたので不安はあまり感じない。

タクシーぼられたりは普通にあったけど値切り交渉は慣れだと思った。(スムが安いから大ダメージではないけど、旅行中は大ダメージの気分になる)

【その他持ち物など】


ドライヤー →先述の通りホステルやゲストハウス中心に泊まっていたが、すべてのホテルにあった。
ヘアケア用品 →硬水と乾燥でぱっさぱさのキシキシになったので気になる方は。私はヘアオイルを持っていった。

胃薬 →絶対合ったほうが良い(胃もたれすごい)

おわり

以上になります。

私もネットで情報収集をある程度してから行きましたが、2022年10月の記事にあったATMがなかったりなど変化の速度が早いために、記事にしてみました。まだ観光地として過渡期なのかなと感じつつ、それが見られるのは今だけだと思いました。

情報が少ないので、非常にざっくりと纏めてありますがこれから個人旅行される方の助けになればと思います。


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