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5月 和菓子の会〝若鮎〟〝くず流し〟

2018.5.1

全てはこの日から始まった。

今でこそいろんなものを作れるようになったけど、始まりはここ。
元はと言えば、実家に帰る度に母がお土産を指定をしてきて面倒だった、というのがきっかけ。デパートに行くのがイヤ、お金を使うのもイヤ。そう考えたとき、むかし母がよく水ようかんを作ってくれてたのを思い出した。あれは本当に美味しかったな〜。

あんこは自分で作らないと美味しくない。

それが母の自論だった。
そこで母に作り方を教えてもらおうと、オファーしてみた。その結果、すごい剣幕で断られた。「あんな熱い思い二度としたくない」だって。そこまで言わなくても...というほどだったよ。そんなにイヤなら仕方ないか...と思い図書館で和菓子の本を借りてみたものの、ピンとこない。そんなとき、友だちと一緒に和菓子作りの話しをしてみたの。

やっぱり和菓子は習わないと作れるようにならないよね。」

この一言がきっかけ。
そっか。習えば作れるんだ。って単純なことに気づいた。
その後、ネットで検索して出会ったのがベターホームの“和菓子の会”だった。

このときの出会いが、人生を大きく変えてく結果になるなんて思わなかったよ。
人は2年で人生が変わるって、本当なんだよ。

そして予約していた〝和菓子の会〟がとうとう始まる。
どういう巡り合わせか、この日一緒にテーブルになった女性と意気投合。その後1年かけて〝和菓子の会〟を卒業するときまで、同じテーブルで和菓子を作る仲になっていった。彼女は初めて会ったときから明るくて、本当に魅力的だったよ。

初めての料理教室でビクビクしてたけど、のちに和菓子友だちになる彼女のおかげで初めての和菓子作りが毎月の楽しみに変わってく。

さらにベターホームの和菓子の先生が言う、

「手のひらにのる和菓子で季節を感じる」

的なキャッチフレーズがやたら気に入って、和菓子作りにのめり込んでいく。

くず流し

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1回に8個分できるレシピと、日持ちしない『くず』が入っているため、復習のタイミングがやってこない。2020.11月現在もいまだに復習していない一品。

初めて和菓子、というか、初めてお菓子を習ったこの日。終始非日常が楽しくて、今でも思い出すだけでワクワクしてくるほどだった。白玉団子を作るのって中学校以来?ちがうちがう、数年前、フルーツポンチに浮かべたくて作ったんだった。冷蔵庫に入れたらカチンカチンになって、ショックを受けたんだっけな〜。今ならフルーツポンチに浮かべたい白玉団子は、どうすればいいのか分かる。いつの間にか知識もついてるもんだんだね。

ゆであずきをカップに入れ、抹茶味のくずを作って注ぐ。その上に白玉団子を乗せ、あんずを飾る。そして、出来上がった〝くず流し〟を氷水で冷やす。氷水で冷やすっていうのがみそ。これこそ、非日常だった。

若鮎

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金串を火で熱して鮎の模様をつける。この模様をつけるという行為の緊張感がトラウマになったようで〝くず流し〟同様、いまだに復習ができていない(笑)。

求肥の作り方は先生のデモンストレーションのみ。できたものを配られ、自分たちで6等分した。今なら適当に6等分しそうな〝若鮎〟の中に入れる小さい求肥。当時は真剣に等分してた。
実はそんなことよりなにより、このときは求肥?が?作れるの?っていう驚きしかなかっよ。そもそも本当に和菓子が作れるのか、不安になりながら参加した“和菓子の会”初日だったもんね。
最後の仕上げは〝若鮎〟の模様入れ。Σ((((lll゚Д゚)緊張!!した。

そして全てが終わり、コロナ禍の今では休止中の試食して和気藹々とみんなで話してたっけ。自分たちが作った和菓子は、配られた箱に入れて持ち帰り。

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記念すべき、わたしが初めて作った和菓子。
実際食べてみると美味しくて、かわいらしくて、ただただカンドーだった。

この二つを復習してない理由が、今なんとなくわかった。
初めて作ったときの緊張感が残ってるんだな。きっと。レシピ見返してみたら、そんなに難しいことしてないよ。

ちなみにブログで卒業記念で記事にしてた。

今思い出したけど、この卒業記念企画倒れに終わった。全部振り返れなかった💦

ということで、ここで

「ベターホームマラソン」

と題して全100受講(とちょっと)を残していきます。


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