享受会コラム#55「ドキドキしたこと」byワカP
【1】これからトイレでの出来事を書きます
やはりここは、先に断っておく必要があると思う。なにせ、これからここに書くのはトイレでの出来事だからだ。私の文章を、そんなに多くの人が読んでいるとは思わないが、もしも食事中の人がいたらと考えると・・・、先に書くのがやはり礼儀だと思う。もちろん、すごく汚い話を書くつもりはないので、読んでもいいかなと思っている方は、是非この後も引き続き読んでほしい。お食事中の方は、食事が終わって、歯磨きも終わって、もし気が向いたら読んでほしい。
【2】お休みの日のことである
家族を連れて、買い物に行った。この日は、めったに行かないお店で、買い物をした。そして、買い物を済ませた私に便意が訪れた。「便意を感じた場合は、そのときにトイレに行く習慣をつけることが大切で、便意を我慢すると腸の感覚が鈍くなり、便秘につながる可能性がある」という知識を持っている私は、すぐにトイレに向かった。
【3】誰もいないトイレに1人きり
トイレの中には誰もいなかった。掃除もしっかりと行われ、臭いなども気にならない、キレイなトイレ。なんでも、トイレには“それはそれはキレイな女神様”がいるらしい。なので、こういうトイレに入ると「トイレをいつもきれいにしてくれてありがとう。」と、心の中でいつも感謝するよう、心がけている、つもりであった。手前の個室に入り、便座に座る。排泄も無事に終わった。ここまでは、全く問題なかった。
しかし、次の瞬間、とんでもないことが私の身に起こった。全くボタンに触れていないのに、ウォシュレットが勝手に作動したのである。水が止まらない。
【4】脳内1人会議
「焦るな。落ち着け。ただの誤作動だ。まずは停止ボタンを押しなさい。」
(ポチ・・・。)
「隊長!停止ボタンを押しても、ウォシュレットが止まりません!」
「そんな馬鹿な。もう一度押せ!」
(ポチポチ。)
「だめです!何度押しても止まりません!」
「まずい。このままでは、この便座から一生立ち上がることができないぞ。」
「そんな、妻と息子が外で待っているんですよ!」
「ここで一生、お尻に水を浴びながら暮らせと言うんですか!」
「ふざけるな!俺たちの暮らしを返せ!」
「とにかく、落ち着け、考えるんだ。こういうときは、まず深呼吸だ。そして、停止ボタンをもう一度押してみろ。」
「隊長!」
「なんだ?止まったか?」
「いえ!今度は、ムーブ状態になりました。」
「なにぃぃ。一体どうなっているんだ。なぜ、こんなことになった。我々は一体これからどうすればいいのだ。」
「あぁ~、これからは感謝の気持ちを常に持ち続けます。トレイの神様どうか私たちをお助けください。」
「隊長!」
「どうした!次はなんだ!!!!」
「あの。ウォシュレットが停止しました。」
「なにぃ!よし、今すぐ立ち上がって、蓋をしめろ!自由を取り戻す!」
【5】時間にして30秒もなかったと思う
実際のところ30秒も経っていなかったと思う。だが、ものすごく色々なことを考えた時間だった。このまま、トイレから出られなかったらどうしよう。誰かが入ってきたら大声で助けを求めるか、妻に携帯で電話して助けを求めるか。ワンちゃん、手で押さえたらいけるか?ワンワン無理だワン!そうだニャー!
【6】ワクワクドキドキ
富良野への帰り道、この話を車の中で妻と息子にしたら大爆笑していた。こっちが大変だったことを伝えようとすればするほど、爆笑していた。あぁ富良野よ。そうかこういうことなのかい。これは、他の人たちにも伝えたほうがいいのかい。そうかそうか。いつもありがとう。富良野のみんなにも伝えてみることにするよ。
BETA大学で一緒に遊ぼう!
〈🏫BETA大学 入学手続き🏫〉
こちらの入力フォームにアクセスして必要事項をご入力ください。
事務局にて確認後、入力されたメールアドレスに返信いたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdJLaTjMtAnuNjlhATNR7ssOw7o4tjc047Camanj1fCSlRNzg/viewform
※入力された情報は定期的に確認しています。
メールの返信まで時間がかかる場合があります。
※入力フォームの操作がうまくいかない、ご不明な点があれば下記のメールアドレスにご連絡ください。
ご不安な方、なかなか返信がない場合なども下記のメールアドレスにご連絡をお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?