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享受会コラム#28「愛の鐘の裏側」by楽長

富良野市で確か今も季節によって時間は違う?消防署の放送から流れている防災無線の点検のために夕方5時になる鐘。この事を「愛の鐘」と呼んでいたのをご存知でしょうか?
調べてみると全国あちこちで曲は違えど「愛の鐘」と呼んでいるようで、私は勝手に富良野だけかな?って思ってました。
母からは、愛の鐘までに帰っておいでよ!
友達とは、愛の鐘が鳴ったから帰ろう!
実はそんな真面目な小学時代を過ごしていたんです。

時代は遡って父が28歳頃のお話しになりますが、先日母がショートで老人福祉施設に入所してるので、面会に父を乗せて隣の市に行くことがありました。
その車中で、そういえば昔12月31日に旧消防署(今の小玉家さんの交差点のとい向かい)に行ったよね〜って話になりました。ちょうど紅白歌合戦を家族で観て決着がつく頃、眠い目を擦りながら極寒の親父曰く確か当時の富良野市の婦人会?が愛の鐘を寄付したそうで、自動で電気式の当時の最先端ではあったけど時計職人の技術が必要な機械であったそうで、納品したことで父がメンテナンスを担当していたそうです。

愛の鐘が年に一度大晦日除夜の鐘のように新年0:00分に鳴っていた事をご存知の方はおられるでしょうか?

新年0:00に毎年鳴らして欲しいという無茶振りがあったのか、自発的にやっていたのか?は今となっては分かりませんが、実は父が28歳の頃から消防署が移転するまで何十年か?ボランティアで大晦日に愛の鐘を鳴らしに行っていたのでした。私も何度も眠たい目をこすりながら消防署のその一仕事についていき、鳴らし終わるとその足で富良野神社の参拝に行くのが吉田家の新年の日課でした。

愛の鐘を時々修理をしたり、大晦日に鳴らしに行ったり、子供ながらに誇らしい父の働く姿の思い出だったな〜なんて思いに浸りながら車を走らせていたのですが、「でもよ〜新しい消防署になるときにお役ごめんは時計職人が必要な時計じゃないからいいんだけど」「何十年もお疲れ様っていう労いの言葉一つもないって役所も馬鹿にしてるよな〜」

なんて、他のことは忘れてるのに今も根に持っております親父様🤣
最後の話に苦笑い😅

今度は市内で唯一のアーケードを作って自分が1番先に壊した話でも聞いてみようと思います。

FuranoBETA大学も年長者の元気な先輩達が入学していただくと面白い昔話が聞けそうで、是非年齢問わずの入学をお待ちしております♪

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