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命がけで情報格差を埋めようとする手話通訳を守ろう!(2)

 最近、政府や各自治体の新型コロナウィルス関連の会見などで、手話通訳者が通訳している姿を見られた方は多くいらっしゃるかと思います。詳細については、下記のnoteに記載していますので、是非ともご覧ください。

 一部の手話通訳者は、感染防止のため、透明マスク、または、フェイスシールド を使用していますが、まだまだ普及していないのが現状です。透明マスクは、大部分が衛生用として、また、フェイスシールド は、大部分が医療用として生産されているものの大量生産には至っていない状況です。

図2

 透明マスク、フェイスシールド の現状と問題点をまとめると以下のようになります。

図1

 多くの手話通訳者は、非正規雇用で給料も他言語の通訳と比較して低額です。手話通訳の平均年収は、260万(求人情報や厚生労働省の賃金構造基本統計調査調べ)に対して、英語通訳の平均年収は、344万(DODA調べ)と100万に近い開きがあります。また、社会保障も十分でなく、防御手段まで手が回らないのが実情です。

 特定非営利活動法人インフォメーションギャップバスターでは、透明マスク、フェイスシールド に関して、次のような対策を実施しています。

透明マスクの作成方法を公開

透明マスクについては、手話通訳者が考案して実際に多くの方に使われている方法を型紙と共に公開しています。比較的費用がかからず、手軽に作成できると評判です。使用中に曇る場合があるので、曇り止めを利用されることをお勧めします。

フェイスシールド寄贈プロジェクトスタート!

 フェイスシールド については、3Dプリンタでフェイスシールド を作成するボランティアグループの協力を得て、フェイスシールド を手話通訳者に無償で寄贈するプロジェクトをGive Oneにて立ち上げましたので、よろしければ寄付などご協力いただけると幸いです。
寄附はこちらから↓↓↓↓↓

製作ボランティアのお願い

さらに多くのフェイスシールド が必要です。フェイスシールド の製作費は寄附にてまかなう予定ですが、3Dプリンタを活用して製作してくれるボランティアが足りません。ご協力していただける方がいましたら、下記の連絡フォームから連絡いただけると幸いです。

▼連絡フォーム

あらゆる人が楽しくコミュニケーションできる世の中となりますように!