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パパが背負った刺青の話

18歳の夏
足に刺青を入れた

19歳冬
背中に刺青を入れた

20歳夏
両腕、両胸に刺青を入れた

勘違いしないで欲しい
写真は当時19歳の写真を取り上げている。

刺青は21歳の誕生日と共に全て仕上げた。
子供が産まれる1カ月前だ。

今一度強く言う
俺の刺青は全て完璧に仕上がっている

ここにこだわるのは俺の勝手な考えだ

刺青が仕上がっていない状態で終わす人間

弱すぎる、何もかも

世間では「半端彫り」なんて呼ばれる

中途半端に終わる理由は人それぞれあるだろう。

『痛みに耐えられない』
『金銭的余裕が無い』
『時間に余裕が無い』

認めない
一度自分で背負うと決めた事を
その程度の障害で辞退する
その精神を認めない

話しを戻そう・・・

『刺青は悪ですか?』

恥ずかしがるものでは無いが、
街中を歩く時は隠す。

『不快な思いをさせてしまう可能性があるからだ』

無論、温泉等、肌を晒す公共施設には行かない
それが、刺青を入れた人間のモラルだと思う。

そんな今日は、背中に入れた刺青について話そうと思う。

背中の刺青の人物
花和尚魯智深(かおしょう ろちしん)

私の背中の刺青には、
アウトローとして生きている19歳の若造が
その足りない頭の中で考え抜いて
生涯背負うと決めた理由がある。

刺青にはそれぞれ意味があることをご存じだろうか?

この花和尚魯智深にも意味がある。

それは

『義侠心』

決して自分より権力や力が弱い人間に
拳を振るわないこと。
また、権力や力を横暴する輩を許さないこと

アウトローとしての座右の銘そのものだった。

その考えは、今でも勿論持っている

この背中を見るたびに思い出し

きっとこの精神の芯がブレることは無いだろう

刺青には、自分の中にある『精神』を
ブレないように体現しているように感じることもある

そんな中、産まれた子供達には
同じ意味を持つ名前を付けた

長男『豪毅』
次男『仁毅』

弱きを助け、何事にも屈せず強く生きれるよう

パパはそう願ってお前たちに名前を付けました。

ちなみに足には牡丹と蓮の花
腕と胸には百鬼夜行

意味は無い。
カッコいいから。

刺青はそう思って入れる人もいるということを
補足して終わりにしたい。

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