
【勉強を始めるまでに時間がかかる人へ】やる気・意志・性格に関係なく今すぐ勉強を始める方法
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どうも!ベストスタディのやまそうです。
今回のテーマは『勉強をすぐに始める方法』。
「勉強を始めるまでに時間がかかるんだよね・・・」という方必見の内容となっています!
勉強に限らず、他のことにも応用できますので、ぜひ最後までお読みください。
すぐに始められない原因

そもそも、なぜ勉強をすぐに始められないのでしょうか。
やる気がないから?
意志が弱いから?
性格のせい?
全て違います。
すぐに始められないのは、脳の仕組みがそうなっているからです。
人間の脳は、とてもめんどくさがり屋です。
何か新しいことに挑戦しようとしたり、難しい問題に直面すると、「命を守らなければ」という働きが起こり、なんとか現状維持しようとするのです。
私たちは、自分自身が脳を動かし支配していると思いがちですが、まったくの逆で、脳が主となって私たちの行動を支配しているのです。
つまり、あなたがすぐに動けない、勉強を始められないのは脳のせいなのです。
すぐに勉強を始める方法4選

ここから、やる気・意志・性格に全く関係なく勉強をすぐに始められる方法を4つご紹介します。
1、仮行動する
すぐに始められない原因の1つに、「考えすぎ」があります。
最初から質を意識してしまい、
「いちばん効率よく勉強する方法は何だろうか」
「どの教材が自分に合っているのだろうか」
という具合にあれこれと考えてしまい、行動できないのです。
ここで意識するのは、「質より先に量」です。
量をこなした先に質があるのです。
効率のいい勉強法も、自分に合った問題集も、とにかくいくつか行動してみた結果として得られます。
そこで「仮行動」です。
効率のいい勉強法は何か・・・と考えるのではなく、
「とりあえず頭から問題集を解いてみよう」と仮行動してみる。
自分に合った問題集はどれだろう・・・ではなく、
「ひとまずこのおすすめの問題集を使ってみよう」と仮行動してみる。
行動した結果として「効率的かそうでないか」や「自分に合っているか合っていないか」という”結果”が得られます。
質を高めるのはそこからです。
仮行動。
まずは仮でいいので動きましょう。
2、5分アクション
人は、ハードルが高いと行動できなくなります。
ただの凡人が、いきなり走り高跳びの世界記録には心理的に挑戦できないのと同じです。
勉強を始められないのも、
「始めたら2時間はやらないと・・・」
のようにハードルを高くしてしまっている可能性があります。
人間の行動は、脳の側坐核という部位に司られています。
人の行動スイッチはこの「側坐核にある」ということです。
ちなみに、側坐核にある行動スイッチを押すのに必要なのは「行動という刺激」です。
要するに、「行動スイッチは行動しないと入らない」ということです。
身も蓋もないようなことですが、これは脳の仕組み上、仕方のないことなのです。
行動スイッチを入れるには行動するしかない・・・
ここで大切なのが、最初のハードルをグッと下げることです。
勉強は2時間はやらないと・・・ではなく、
「最初の4問だけやろう」のように、5分あればできる・完結するようなハードルにしましょう。
歩いても越えられる、失敗する方が難しいほどのハードルにしておくことで、最初の5分はクリアできるでしょう。
この「5分の行動」が側坐核を刺激し、その後の行動に繋がっていきます。
3、前準備をする
準備に時間や手間がかかることを人は嫌います。
「さて、今日は何の勉強をしようかな」
「勉強する前に机を片付けないと・・・」
「あれ?問題集はどこに置いたっけ??」
勉強をスタートさせる前にこのような”準備時間”ができてしまうと、その間に行動が止まってしまいます。
ポイントは、勉強を始めるまでの手間と時間を極力なくすことです。
上の3つの余分な時間に対しては、
◆明日何の勉強をするか決めておく。
◆机はいつも整理整頓しておく。
◆明日やる問題集を用意しておく。
このように前準備しておくことで準備時間を極限までなくすことができます。
4、身体を動かしてみる
5分ほど体を動かすことで行動意欲が湧いてきます。
どうしても勉強に気乗りしないときは、とりあえず体を動かしてみましょう。
5分の運動は集中力を回復させる効果もあります。
勉強の休み時間に身体を動かすのもいいですよ。
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