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【映画】グリーン ブック

舞台は1960年代。

その土地でのひどい黒人差別があり、その対となる様に考え方が変わっていく主人公のお話。

最初主人公も地域・歴史ながらその差別をしていたうちの一人だったがドクと一緒に講演をしていく内に「黒人」ではなく、その人「個人」としてみるようになる。

観てて思ったのが、当たり前だが差別は絶対にしてはいけないこと。
そして多様性を受け入れることだ。

何も悪いことをしていない人への差別はとても悲しく酷い。

あまり知らないが、ニュースで見る限り黒人差別は根強く残っている。

無くならないってことは根強い問題なんだけど、周りに流されない一人一人の意識が本当に大切なんだ。






この世界は複雑だ


こうトニーがドクに言う場面がある。

ドクが黒人差別を受けているが、ピアニストというだけで白人の教養のために演奏し高級なところに一人住んでいる。
当時の黒人の境遇ではないため、黒人でもない、白人でもない、そしてゲイ。
自分に深い孤独を感じていた。

今回のドクにとってのトニーの様に、自分を受け入れてくれる人が一人でもいてくれればその人は救われる。

別にその人が血がつながってなかろうが、旧友じゃなかろうがだ。

そんなことを、主人公二人をみて感じた。

そして、この言葉は深く感じたんだ。







寂しいときは自ら手を打たなきゃ。


誰しもが感じる孤独。俺だって日々感じる。

最後のシーンはドクが孤独にたいして自ら手を打つシーンに心打たれた。

人はそんなに冷たくない。

そう信じて自ら寂しさに手を打つ勇気が、人に大切なんだな。

もちろん俺も他人の寂しさに寄り添っていくようにならないとな。





またこの中で太陽のようなトニーの奥さんがめちゃくちゃ良い。

彼女の存在は暖かかく、美しい考え方で黒人と接するシーンは物語の序盤から輝いている。

家族の中には差別意識をしている人もいるが、打ち解け合う最後のシーンはじんとくる。







エンドロールで知ったがこの話は実話である。

家族、仲間のつながりを観れる最高の作品である。

やっぱり絆とか愛とか、そういうのが感じられる映画が好きだな。





追記だけどジャズきいたとき鳥肌やばかった

ぜったい聴きに行く。

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