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my mommy


そう。


俺の母についてだ。




この記事を書こうと思ったのきっかけは何でもない。

ただ、YouTubeで高校生で出産した女の子が会陰切開という聞いたことのないワードと共に出産体験談を話しているのを見たからだ。




俺は3兄妹の長男である。




そんな俺は逆子として生まれた。



軽く俺の予備知識で説明する。


通常赤ちゃんは頭から出てくるものだ。ということはお腹の中の赤ちゃんの基本姿勢は頭が下ってこと。

逆子っていうのは、その名の通り足から出てくる。腹の中では頭を上にしている。

想像するとシュールだ。



逆子には問題がある。それは、出産のときだ。

頭から出てくる分には何も引っかからないで出られるが、足から出てくると頭が引っかかってしまう。



なので、その対処法として帝王切開という方法がとられる。



たぶん単純でお腹を切り入り口を広げる仕組み。



そして、一度切ってしまうと以降の出産でも再度切らないといけない場合が多いらしい。



YouTube見た後に、軽く調べちゃったけど会陰切開は予防的な感じで少し切るけど、帝王切開は切らなきゃ結構やばい。みたいな感じだと認識している。



母さんのへそ下は切開跡が当然あり、消えることは無い。




これなのだ。




ここで、このことについて書こうと思った理由はYouTubeを観る前、今日の仕事帰りにTwitterで

「子を授かり母乳が出てきて女から母になっていることを受け止められない」

的なことを書いている記事を見たからだ。




母は俺を生んだ時、28歳前後だ。








俺が逆子だと思ったときどんな気持ちになったのだろう。








そう思わずにはいられなかった。




逆子を治すためにストレッチとかをやったって話を聞いたことある。


そりゃあ逆子が治ればそれに越したことはなかったと思ってるにきまってる。




子を授かったら、生むべきとされるこの人間界。




でも、自分のお腹にメスを入れる。




会陰切開でも術後死ぬほど痛いらしい(さっきのYouTuberが言ってた)のに、帝王切開なんてレべチだろう。

以降から子を産むときには、再度切開しなければならない。その時も痛みと戦わなければならない。




そして何より、生涯残るキズと向き合わなければいけない。




いつものほほんとして、若干天然で心配性な母だけど。だからこそいろんなことを考えたんだろうと思う。




ここには、女としての覚悟があったのは間違いない。




俺の母は偉大だ。




一人の女性としても立派だと心から思う。

俺をここまで育ててくれたのは両親であり、母のおかげだ。

自分でここまで成長したとは微塵も思っていない。





たまに来る「元気にしてる?飯ちゃんと食ってる?」というLINEがいつもとは違った感じで返信しそう。















「レトルト食品食べてるよ」って。




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