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でんぢゃらすじーさんを読んで

(1079字)
こんばんは。ベストフレンドという4人組漫才師のボケを担当しているけーしゅーです。
note毎日投稿25日目の今日火曜日は、感想文の日
ということで、ぼくが少年時代愛して止まなかった
「でんぢゃらすじーさん」について書いていきたい
と思います。

でんぢゃらすじーさんの主な登場人物は、
ボケ担当のじーさんと、ツッコミ担当のまごと、
アホ担当の校長と、理不尽担当のペットのゲベ
という白い猫の、計4キャラクターのみです。
どんなお話かというと、じーさんがアホなことを
して、まごがひどいめに合うという
この世で一番分かりやすい内容です。
(たまにある大長編では泣けるものもある。)

初めてでんぢゃらすじーさんを読んだのは、
小学校1年生の時でした。
細かいことは忘れてしまったのですが兄貴が、
おそらく4巻か、6巻のどちらか一冊だけを
持ってて、それをぼくも貸してもらって
読んだ瞬間に、とつてつもない衝撃がはしりました。

確か、ふで箱が欲しいんじゃ!みたいな
話だったんですが、
まごがふで箱がボロボロになって
新しいふで箱が欲しいと言い出して始まり、
そこでじーさんが、まごに出したのは
全裸でプリップリのケツを突き出した、
ちっちゃな気持ちの悪いフィギュア(人形?)
でした。
そして、じーさんはケツにえんぴつ一本ぐらい
入るじゃろ。と言い放ちました。

当時7歳のぼくは、心臓からいつもより多い
血量が送り出されているのに、容易に気づけた
ほど、身体中に血がめぐりにめぐり
「これだ!」と思ったのを覚えています。
(女性はきっとこのロマンを分かってくれない
でしょう。)

それから兄貴が全巻を揃えてくれたので、
兄貴と無我夢中に全巻むさぼり読みました。
ごくわずかですが、兄貴と風呂に入っていた
時代も、風呂の中でじーさんの話だけしかせず、
馬鹿みたいに盛り上がっていたのを
覚えています。

きっと間違いなく、少なからずぼくの笑いへの
価値観にも影響を与えてくれた作品だと
思いますし、
ぼくの小学校低学年時代のNo. 1エンタメは、
確実に、でんぢゃらすじーさんと言えます。

いつか自分が親になったら、絵本もいいですが、
でんぢゃらすじーさんを寝る前に読み聞かせて
あげたいと思っています。
(※女の子が読んでた場合、引っぱたいて
 取り上げます。)
ぼくに、非合理的なことを全力でやることの美学
を教えてくれた、「でんぢゃらすじーさん」
そして、作者の曽山一寿さんに
心の底から感謝したいです。
そんな日本が誇るギャグ漫画の傑作
「でんぢゃらすじーさん」を
あなたもぜひ、一度だけ読んでみて下さい。
素晴らしいです。

それでは素敵な夜をお過ごし下さい。

#ベストフレンド #漫才#お笑い#M1グランプリ
#でんぢゃらすじーさん #曽山一寿

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