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摘読(つまんどく)日記_02

つまんどく(摘読)の本の山が、日々更新されてます。

摘読【つまんどく】
積読(つんどく)の変化形。つんどく状態の山から何冊か取り出し、小山になっており、その何冊かを摘み食いのようにつまんでは読み、つまんでは読みを繰り返し、一向に読み終わらない状態を言う。または、それらの本のことを指す。

(引用ではなく、稲庭うどん造語です。)


山が高くなった。


この2冊はかなり読み進めました。

澤宮優「東京スタジアムがあった」、阿部牧郎「人物 日本プロ野球史」


最近、自分のプロ野球熱がなんとなくおかしな形で甦ってます。
おかしな形、というのは、今のプロ野球への興味よりも、プロ野球のルーツを辿っていくことが楽しくて、昭和のプロ野球に関する本を読み漁ってます。


◆「東京スタジアムがあった」

東京スタジアムは、現代の味の素スタジアムのことではなく、1962年〜1972年まで、南千住にあった毎日大映オリオンズ(のちのロッテオリオンズ)の本拠地として使用された野球場です。
この本は、東京スタジアムや、スタジアムを作った名物オーナー永田雅一氏(幻の名馬トキノミノルのオーナーでもある)、オリオンズの往時のエピソードが豊富。
V9時代の巨人については少しは知っていても、その時期のパリーグについては知らないことばかりで、すごく新鮮な内容でした。

◆「人物 日本プロ野球史」

戦後、2リーグに分裂する時期のプロ野球について、著名野球人ごとの物語が語られます。
水原茂さんや、三原脩さんについて、名前は知っていたものの、この本を読んでどんな人たちだったのか、初めて知りました。
第二次世界大戦に招集されていた時期の話は、読みながら息を呑みました。
この本を読むと、巨人が他球団から大物をとってくるのは戦後まもない時代からの十八番であることがわかりました。(300勝投手の別所毅彦を南海から引っ張ってきた。)


広岡元監督の本「監督論」は、まだ立ち読みレベル。とりあえず買っておきました。(「買置(かっとく)」?)
ヤクルトを初優勝に導き、西武の黄金時代を築いた名監督。面白そうな本です。


競馬本は、ディープインパクトの本(「衝撃の彼方」)、予想家で亡くなってしまった清水成駿さんについての本(「成駿伝」)などをつまみ読み中です。



あとは、こちら。以前読んだものを読み直し中。

◆後藤浩輝「意外に大変。」

後藤浩輝「意外に大変。」


この時期になると、後藤騎手のことを思い出します。

競馬ファンでない方は、知らない方がいるかもしれません。

1992年から2015年に亡くなるまで活躍した中央競馬のジョッキーです。

裏表紙は、笑かしにかかってる。


独特の感性を持った騎手でした。(↑ 本の裏表紙を見てもわかる通り)。

後藤騎手について、何か記事を書いてみようかな。。

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