記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

Eastwardの考察にならない殴り書き

うろ覚えだけどあの世界どうなってんの?ってことについて書く。
ネタバレ注意。

時間磁場

イーストワードの物語の根幹を成す不思議エネルギー。
珊は時間磁場の使い手である。
時間磁場は時間を凍結させるフィールドであると思しい。
そのフィールドの中では時が動かない、あるいは時間を繰り返す状態になる。

タタリ

イーストワードの世界を襲った災害。
生命を消滅させる。それをマザーは収穫と呼ぶ。
タタリに襲われた一帯の状態は時間磁場にも似ており、珊の時間磁場でタタリを相殺できることから同一のエネルギーであると考えられる。

マザー

生命を創造する力があるとされる。
時間磁場(タタリ)により生命を凍結・保存し、その情報を基に新たな生命を生むものと考えられる。
珊はマザーのクローン、端末のようなものであり、もう一人の赤い珊はオリジナルのマザーの人格だと思われる。
彼女の中に二つの人格が存在していたため「二人の少女」と呼ばれた。
珊はマザーの目的を理解していないため、時間磁場を生命の収穫に利用することはなかった。

カロン

タタリをばら撒く装置。
内部にはマザーが存在し人間工場の基幹となっている。
カロンの中にいるマザーも恐らくオリジナルではなくクローンによって世代交代を繰り返している。珊もカロンの新しい心臓となるために生み出されたと思しい。
それゆえカロンは珊を追うように移動しタタリを広げている。

何が起きてんの?

昔の人類は人造人間を生み出す技術を研究していた。
その産物がマザーとカロンである。
そして新人類を創造するためタタリがばら撒かれる。
結果、世界は時間磁場の影響で歪んだ状態になる。
具体的には、時間が圧縮され距離の概念に置き換わった。
つまり西の方角が過去、東の方角が未来となっている。
何を言ってるんだとなるが状況を見るとそうとしか考えられない。
「未来」は比喩でもなんでもなく未来ということなのだ。
そしてそれらの時間は並列して存在し、移動も自由になっている。
移動が自由といっても異なる時間と時間の間にはある程度の壁があり、その壁を突破するには電車やロケットなど高い推進力を備えた乗り物が必要だったと推測できる。
かつての人類はロケット技術で世界を覆う時間磁場を突破しタタリから逃れようとしたようだがその夢は叶わず、そのとき作られたロケットはポットクロック島のロケット墓場に眠っている。
タタリから生き残った人類はポットクロック島に避難したが、その後に地上に出て文明を築き始め、やがて「未来」のような都市を築く。
「未来」においてソロモンはマザーのクローンを掘り起こし時間磁場と生命創造の技術を再発見する。
そして人類の繁栄のため、再びタタリを引き起こそうとする。
ソロモンとマザーは永遠の塔でカロンの訪れを待っていたが、その前に騎士たちはマザーを攫って誰の目も届かないところに封じる。
新しいマザーがいなくなれば人類の再生が行われないため、ソロモンはカロンの到来を阻止するために「未来」を時間磁場で覆う。
マザーはポットクロック島の地中で長い眠りに就き、ジョンに再び掘り起こされる。以降、珊となる。
珊はポットクロック島を旅立ち、グリーンバーグでタタリを起動させてしまう。
『大地の子』で未来の自分の目的を知っていた少年ソロモンはタタリの収穫を成就させるためダム城で暗躍した。
珊はやがて「未来」に辿り着き、時間磁場の解除で条件が整いカロンが到着する。
その後は終盤である。ジョンがフライパンと珊との友情でカロンを停止させ、真の平和が訪れる。

よくわからん

なるべく作中の事象を整理してみたが合ってるかどうかはわからない。整合性を付けるために意図的に解釈した部分が多いし触れてない箇所も多い。深掘りしていくとあれはどうなってんの?これは何だったの?とまだまだ疑問が山のように湧いてくるだろう。
何にしても単純には纏められない複雑怪奇な物語こそイーストワードの魅力だと言える。いくらでも捉え様があるし正解を決めなくてもいい。プレイヤーがジョンを通して感じた事だけが真実。それでいいんだ。

難しいことは考えなくていい。あの世界でただ農園を営むだけでもいい……。タタリとか関係なく……。
……出るぜ、農場編が!
『Eastward』大型DLC「よみがえれ!カモメ町」は今冬配信!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?