[追加]医学部学士編入試験 生命科学対策

問題集の追加説明

 本テキストは医学部学士編入の生命科学試験を攻略するために、私、ベルが作成した問題と、その解答例をまとめたものとなります。作成した問題の中には、河合塾KALSの2017年度版 生命科学要項集のチェックリストで問われている内容をすべて織り込んでいますので、広範な生命科学の内容をしっかりと網羅できています。細胞生物学、生化学、分子生物学、生理学、免疫学の全5章からなります。

 解答例についてですが、基本的には、多くの大学で最も問われやすいと考えられる、400字程度の解答となるようにしました。しかし、あまり字数には縛られず、詳細までしっかりと解答に組み込んだ問題も多いです。というのも、解答用紙に字数制限がなく、白紙の解答用紙にどれだけ記述できるか、を求められる問題も多く出題されているからです。そのため、数千字の解答を用意した問題もありますが、本問題集の問題はすべて超重要問題ですので、しっかりと理解し、アウトプットできるようにしてください。解答例は私が受験の際に約300時間かけて作成したものをベースに、『これだけの内容を答えることができれば、生命科学で間違いなくトップの成績が取れるだろうと』という完成度に仕上げたつもりです。なお、解答の作成時には、KALSの教材や生化学事典、Essential 細胞生物学、インターネット、論文など、非常に多くの文献を参考にしました。

 恐らく大学側が求めているのは、これらの重要な問題に対して、しっかりとした解答ができる学生だと思います(そもそも専門的な事は、大学に編入してから学びます)。そして、本問題集のような解答ができる受験生はほとんどいないので、膨大な受験者の中から、5人ほどの合格者を選抜できるのです。

 以上のことからも分かりますが、『本テキストの解答例を暗記しさえすれば、学士編集試験の生命科学を突破できる』というアイテムだと言っても過言ではないかもしれません。というより、この内容をしっかりと理解し、すぐに解答できる段階に到達すれば、間違いなく受験生のトップレベルだと思います。学士編入試験の勉強は私自身も大変でしたし、皆さんも相当な努力が必要になると思いますが、このテキストを活用して頂いて効率的に生命科学を合格レベルに引き上げ、合格を手にして頂きたいと思います。応援しています!

 また、本番でこれに近い解答を目指したい、という解答例でもあり、レベベルもどの大学の試験にも十分対応できるほど、高度なものになっております。そのため、本問題集を読み進めていくと、必ず知らない用語や、図がイメージできない箇所に出会うはずです。むしろ、本問題集中でそのような『合格するためには理解しておきたいが、抜けていそうな単語や内容』に多く出会っていただけるような内容にしたつもりです。これらは必ず放置せずに、徹底的に調べて理解してから次に進むようにして下さい。この作業を何周も繰り返していくと必ずしっかりとした実力がつくはずです。

 なお、あまり知らない単語が多いようでしたら、まだ、学士編入試験に合格するレベルや、この問題集を使用するレベルには程遠いと考えられます。その場合は、基礎的な生命科学の本などを用いて、ある程度の知識を付けてから、本教材を使用した方が効率的に学習できると思います。また、本教材の他の章も読んでから戻ってくると、理解できるようになることもあると思います。1周で完璧にする、という考えより『受験まであと何周できるか』の考えで勉強を進めることを私は強くオススメします。何度も繰り返すことは、忘却を防ぐという点からも、知識を体系化していけるという点からも、非常に効率的な勉強法だと思います。

  では、学士編入試験の勉強、頑張ってください!

  皆様のご成功を心より祈っております。




 

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