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IR/CR-1ビザ申請からグリーンカード取得まで#1 IR/CR-1ビザとは

先日やっとグリーンカードを取得できたので、ビザ申請からグリーンカードまでの取得のプロセスについてまとめていこうと思いnoteを始めました。

今回が初めての投稿なので、まずは、私がグリーンカード取得をするために申請したIR/CR-1ビザについて説明したいと思います。



IR/CR-1ビザとは?

アメリカ国外でアメリカ人と結婚をした後、アメリカへ移住する際に必要となるのが、配偶者ベースでの永住を目的とした移民ビザであるIR/CR-1ビザです。

このビザをアメリカ国外で取得しアメリカへ入国すると、入国後90日以内にグリーンカードがアメリカ国内の住所へ郵送されてる流れになっています。

移民ビザには色々な種類がありますが、すでにアメリカ人と結婚をしている場合はこのIR/CR-1ビザ(配偶者ビザ)の一択となります。

IR/CR-1ビザは、IR-1ビザとCR-1ビザに分かれていますが、どちらもアメリカ人の配偶者のためのビザです。

ビザ発行時に結婚2年未満だとCR-1ビザが発行され、アメリカ入国後に受け取るグリーンカードが条件付き2年期限のものとなります。反対に、ビザ発行時に結婚2年以上が経過している場合、通常の10年期限のグリーンカードを取得することがきます。

グリーンカードはアメリカ国内のみ取得可能

グリーンカードはあくまでアメリカ国内でのみ取得可能なため、アメリカ国外に居住している場合、いきなりアメリカ国外でグリーンカードを受け取るということはできません。

そのため、IR/CR-1ビザを取得することで初めてアメリカに永住目的の移民としてアメリカへ入国することができ、アメリカ国内でグリーンカードを取得できるわけです。

ESTAで入国後グリーンカードを申請可能?

ちなみに、ESTAで渡航して、アメリカでグリーンカードを申請すればいいのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ESTAはあくまで観光目的用の電子ビザなので永住やアメリカ国内での結婚を目的とした渡航は禁止されています。

ルールを守って申請しないと、時間が余計にかかることになりますし、かなり面倒くさい状況になります。

また、こういった方が増えると、単純に観光目的で1人旅に来た日本人が別室送りにされて永住を疑われる原因となりますので、ESTAで観光に来る日本人へのリスペクトの意味も込めて適切なプロセスで入国しましょう。

IR/CR-1ビザ取得までの時間

IR/CR-1ビザの取得時間は、ケース内容と申請時期、そしてプロセスされるサービスセンターによって前後します。

私の場合は弁護士を使わなかったので途中の書類集めと作成にとても時間がかかってしまったためトータルで2年ほどかかりました。

ビザ申請中のESTAでの渡航は可能?

基本的にビザ申請中は配偶者と遠距離になる方が多いと思います。

しかし、ビザ申請中のESTAでの渡航は永住が疑われやすいため、仕事の在籍証明を出したり、日本に永住していてビザが取れるまでアメリカに引っ越す気はないという証拠を出す必要がありますので渡航される際は気を付けた方が良いと思います。ちなみに私は申請中にESTAで渡航しませんでした。

最後に

次回は私がなぜ弁護士をつけなかったかについてお話をしたいと思います。





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