前倒し了「TOFLEテスト英単語3800」

この単語集はRank別に1〜4の分類がある。

深く考えて始めたわけではないが
1日100単語ずつ覚えはじめた。
後ろから遡る方向にRank4からRank1に向かって。

Rank4からRank3は恥ずかしながら知らない単語も多く
時間がかかった。

そこを通り抜けると徐々に知っている単語が多くなった。Rank1は大学受験の際に暗記した単語だ。

そのため最後のRank1は物語を読むようなスピードで確認できている。
時々うろ覚えだとか抜けている単語があるにはあっても
20〜30単語に1つなので速度は緩まない。
まだ覚えているものがあってよかった。

一気に1000単語弱を本日中に完遂できるだろう。

1冊終了に38日間、都合3/31までかかる予定だったが
1周目はかなり前倒しできそうだ。
その浮いた分の時間をMBAの予習に充てられるだろう。

もちろん1周で全てを完全に暗記できてはいないので（特にRank3〜4）
当然ながら2周目に突入するが、
以降はおそらくもう少し時間を短縮できると思う。

私は過去の経験からしか学べない。
今回も以前勉強した経験を足がかりにしている。

これからもう数週間もすれば
何周目かに突入して
1冊の単語集がボロボロになってくる。

その頃には20〜30年経っても忘れられない記憶の棚が頭の中に出来上がるだろう。

当時
毎日
電車の中で
しつこく暗記したことを思い出す。
あの時の単語集、文法、英文解釈
全て似た方法で学び
裏返したカバーは擦り切れ
手垢にまみれて
セロテープで補強した。

こうしたのには
自分の能力の限界と向き合ったからだ。

それは残念なことでもあった。

幼い頃の
守られていた
養殖のような自信が
崩れていく中で
現実と向き合うしかなかった。

とびきり優秀ではないことがわかってしまったので
努力としつこさで
カバーしなければ
成果をあげられなかった。

30年後こうして
振り返ってみたときに
表紙の落ちてしまった変色した1冊の本に
ホッとするために
頑張るしかないんだ。

このやり方が
私には
悪くはないのだろう。
それ以外わからない。

最初から
足跡を残すことを目的にしているわけでもない。

私にとって大切なのは
過去の自分の生き方を参考に
現在の不安をねじ伏せることができれば
未来を信じられるはずだろうということだ。

4月から新しいことにも挑戦する。
新しいものには過去の経験の蓄積がない。
なぜなら
これが将来への最初の経験の蓄積となるからだ。

今。
今だ。
今、やるんだ。