なぜ走るのか?
ランを再開して数週間が経過した。
昨年5月に走り始めた際には
ストレス解消になって
予期せぬ効果に驚いた。
それが継続の理由となっている。
最初はとにかく遅くてもいいから
歩かずに走った。
走行距離は決めていなかった。
走り始めから歩くまでの距離がその日走った距離であって
1.6kmの時もあれば3kmの時もあった。
走ればイラつきが少し消えて
それでよかった。
ところが、
自分でも驚いたことに
近頃、スピードを出したい欲求に駆られる。
自分のペースで走るのが楽しくて
続けているはずなのに
学生時代のように変な競争に巻き込まれることが
ないので楽しめているはずなのに
心の中から湧き上がる感情が不思議だ。
私のようなグータラな者にも
自己との競争心みたいなものが
残っているのかもしれない。
ナイキランクラブNIKERUNCLUBのアプリ記録によれば一年ほど前、私の初走行は2023/5/21だった。
(データが見返せるのでApple Watchは便利だ)
近所の公園を2周ほど、走行距離2.25km平均ペース8'28"だった。
やがて先ほど書いたように1km走ったり、3km走ったり、5キロに挑戦、10kmで足を引きずった。
怪我による半年の離脱を挟んで
再開して数週間、本日、久しぶりに同じコースを走った。
子供達のサッカーの大会で観客もチラホラいたのでプレッシャーを感じながら。
2024/5/12の記録は走行距離2.36km平均ペース6'35"だった。
苦しさは全く無くならないので
少し早くなっていることには
実感がわかない。
もう少し早くなりたいという野望は
この苦しさがランがもたらすメリットと釣り合わないからなのか、それとも
やっぱり他人と比べてしまうために燃え上がるのか。
他のランナーに追い抜かれてばかりなのも恥ずかしい。
ランに関するエッセイを読むと1ヶ月でサブフォー(フルマラソンを4時間以内に走り切る)のような景気のいい話がでてくる。
そういう作者にかぎって
自分はこんなにダメ人間で太っているで
この程度のことしかできませんみたいな謙虚さを装ったプレッシャーをかけてくる。
ダメ人間にかけてはわたしだって負ける気はしない!
(なんの競争だよ)
しかし、本を出すような著者は誰でもうまくランの成果が出ているのだろう。
成果が出てない作家でランをしている人はそれに関する本を出せないでいるだけだろうけど、率直にいって、早く走れるようになっていいなぁ、と思う。
ところで、
私、
なんで走ってるんだっけ?
このブログの最初の方に答えがあった。
血圧が高かったからだ。
(うー、理由が年寄りじみてる)
血圧、そんなに変わってなさそうだけどねぇ。
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