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ChatGPTくんとnoteAIくんと伯林の3人で考えたミステリのプロット

 こんにちは。伯林です。前口上が面倒になったものの匿名性を保ちたいので、非常に読みにくい、まるで私ではないかのような文体で書きます。
 どこまでが私が書いたもので、どこまでがAIなのか、どうなのだろうね?

本日のテーマ「AIふたりと仲良くなろう」

 ふいに、今月の記事はAIとの共作にしようと決めてすぐに、「そういえばnoteさんが、AIアシスタントなるサーヴィスの提供を始めたな」と、思い出しました。
 それで早速取り掛かってみたわけですが、noteAIくんは対話型でアイディアを引き出してくれるわけではなく、書き込んだ内容を巧い体裁にまとめてくれるというサーヴィスだということが判りました。
 なのでまずはChatGPTくんと会話をしながらミステリ小説のプロットを作り、その後noteAIくんに記事執筆を手伝って貰うことにしました。
 なお、私のAI使用技術は、ChatGPTくんとはノーアイディア状態からそれなりのプロットを作ることができて、noteAIくんとは今日が初めましてです。
 大分勝手がちがいそうだけれど、大丈夫かしらん……

伯林からChatGPTくんへの呼び掛け

こんにちは。わたしはDMSSというミステリ研究会に入っています。
ミステリの知識に長けた彼らに見せられるレベルの、長編ミステリ小説のプロットを作りたいです。一緒に考えてください。

ジャンル:探偵もの日常謎(超能力等無し)
舞台:2023年東京
謎の難易度:比較的簡単。人間ドラマ重視
登場人物:女探偵と男助手のバディ

Dミスメンバーのひとりが、「美人の探偵に『少年』と呼ばれてみたい」と言っていたので、助手は男子高校生がいいかもしれません。

ChatGPTくんと1時間ほど話してできたプロット

 2023年の東京にある天領院探偵事務所は、全く儲かっていない零細探偵事務所で、コンクリートの耐用年数ギリギリの築古マンションに入っています。
 主人公の男子高校生・荷島奨太は探偵助手としてこの事務所でアルバイトをしており、女探偵の天領院みづはから『荷島少年』と呼ばれています。
 みづはは推理に長けた大人の女性で、一見少し高飛車に見えますが、実際には高慢な訳ではなく、全てにおいて自分の理想が高すぎるために口調が断定的です。しかし、荷島少年が困っている時は必ず助けてくれる、心の優しい人物です。
 天領院探偵事務所では、文鳥を飼っています。みづはは推理をするとき文鳥と話す癖があり、推理中に鳥の鳴き声がうるさいと、近隣に住むおじさんからしょっちゅう苦情が来ます(マンションの古さと零細ぶりが出るエピソードです)。

 ある日の午後、みづはが上機嫌で文鳥に話しかけていると、おじさんが苦情を言いにやってきます。荷島がなだめておじさんが帰ったのと入れ違いに、思い詰めた様子の女性が依頼にやってきます。
 女性の名は岡松凛子で、彼女の夫の正が最近家出してしまったというのです。
 みづはと荷島少年は、調査を開始します。調査を進めるうちに、みづはは岡松正が多額の借金を抱えていたことを知ります。そしてある晩、みづはと荷島は、岡松正が行方不明になった夜に行った居酒屋を突き止めます。
 岡松正は見知らぬ男と口論しているところが目撃されています。みづはは、岡松正が脅迫されている可能性があると考え、警察には言わずに独自に調査を続けます。
 やがてふたりは、岡松正が借金を抱えたまま、居酒屋で知り合った男性から、違法な仕事を持ちかけられたことが分かります。それはクレジットカード詐欺でした。岡松正は、大量のクレジットカードを集める係をさせられていたというのです。
 みづはたちは、全国をまわり違法な手口でカードを集めているはずの岡松正を探します。しかし足取りは掴めません。
 凛子は、自分たちが平凡で幸せな夫婦だと思っており、多額の借金を抱えていたことも、そのことで脅迫されていたことも知らなかったと、ショックを受けます。
 調査を続けると、居酒屋で脅迫していた男性も借金を抱えており、元々自分がさせられていた違法なクレジットカード集めを岡松正にやってもらう代わりに、岡松の抱えていた借金を引き受けるという交渉をしていたことが分かりました。
 つまり、クレジットカード集めを指示した役はこの男性ではなく、ボスがいるということです。
 みづはと荷島少年は、ボスがアジトとして使っているビルを突き止め、岡松正を救出します。そして、彼らは男性たちを警察に引き渡し、事件を解決することに成功します。

noteAIくんに聞いてみよう

上記をnoteAIくんにコピペします。使い方が何もわからないので、特に設定せず、ただコピペするだけです。
以下、noteAIくんが出力しな内容↓

- 借金の返済方法について、個人的な経験をもとにアドバイスをする記事を書く。
- 詐欺被害に遭わないための対処方法を、警察の発表や詐欺被害に遭った人の実体験をもとにまとめた記事を作成する。
- 犯罪や脅迫被害に遭った場合、どのように対処すべきかを法律家や警察官のアドバイスをもとにアドバイスをした記事を書く。
- 岡松正がなぜ違法な仕事をしてしまったのかについて、社会的要因や経済的状況の分析をもとに記事を作成する。
- クレジットカード詐欺がなぜ犯罪になるのか、その仕組みについて専門家への取材や事例をもとに記事を作成する。

???

 何が起きたのか。
 なぜ突然箇条書きになったのかがさっぱり解りませんでしたが、すぐに、このタブが「記事のアイデアの提案」だったからだと気づきました。
 今度は「構成の提案」のタブでやってみます。

1. 岡松正行方不明?! 調査に乗り出すみづは夫婦2. 岡松正、借金&クレジットカード詐欺に巻き込まれる3. 真相が明らかに! 岡松正は違法クレジットカード集め役4. 犯人を追跡してアジトを突き止め 事件を解決するみづは夫婦

……なるほどnoteAIくん。君を勘違いしていた。ごめんよ

 彼はきっと、エッセイ向きなのだ。見出しと構成がある文章が得意なのであろう。
 そして、文章そのものを出力してくれるわけではなく、あくまでも提案……、アッ! よく見たら君、「AIアシスタント」じゃないの!
 本文を書いて貰おうと思った私が悪かったのだ。

結論:ふたり同時には仲良くできない

 もし私が作家デヴューして売れに売れてエッセーを書くことになった折には、君にバシバシ提案して貰って、偉大な私の貴重な苦節時代を世界中の皆に届ける予定です。
 まずはChatGPTくんと幸せになるから、もう少しだけ待っていてくれ。
 私の受賞はすぐそこである。

(ヘッダー画像/ノーコピーライトガール)

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