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私のこだわり

どうも。
『こだわり』って英語でなんていうんだろう?と
ググったらCommitmentと表記されたものの
読んだことも聞いたこともない単語だったので
困り果てた上にqualityという
単語を選んだBERIKOです。

学生時代の成績も
英語はかなり足を引っ張っていたのに
ちょっとカッコつけたかったばかりに
(誰もみていないけど)
恥ずかしい思いをしました。

そんなわけで
ここでは私の作品のこだわりについて
記してみようと思います。

(はじめから日本語にすればよかった…?)


私は2020年にpunchneedleに出会いました。
当時は、まだ日本でそれほど知られておらず
YouTubeで検索をしてもポツポツと
動画が上がっているのみ。
Instagramでの検索はちらほらありましたが
how to などではなく作品紹介がほとんど。
書籍も数冊は並んでいだことを記憶しますが
そもそも道具が手に入りにくく
見つけることが困難でした。

海外アーティストの投稿を探して
見様見真似であれこれ試していく中で
自分なりの手法を探し作品作りに取り組みました。

punchneedleは
1本の毛糸をループ状に刺し進めて作っているため
糸を引っ張ると抜けてしまいます。
そのため当時は
裏面をボンドなどで接着をし
糸が抜けないよう補強をして仕立てていました。

接着剤を使用するこによって
大きな破損の心配は免れるものの
完成後にアレンジを加えたり
糸がほつれてしまってもお直しができないという
デメリットを抱えていました。

2023年、私は
g.stugio punchneedle schoolにて
oxford punchneedleの学びを深めました。

その中で、先生が仰っていた
『次の時代に引き継ぐことができるラグ作り』
というワードが心に刺さり
接着剤を使用しなくても強度の強いラグ作りを
心がけるようになりました。

そして
❝ 長く使える、長く愛せる  ❞
という言葉が私のキーワードになったのです。

モノづくりは時間、費用、労力…
たくさんのコストがかかります。
たくさんのコストをかけて創った作品は
我が子のように愛深く大切な存在です。
そんな作品たちを販売して
終わりにしてしまうのではなく
お客様のもとで長く使って頂き、
長く愛して頂きたい。と強く思うようになりました。

そこで2024年現在
材料の見直しと仕立て方を工夫し
ウール毛糸の仕様と、接着剤不使用に
こだわり作品を作ることになりました。

《毛糸は基本的にウールを使用》
ウールの特性
•保温性:冬のセーターや手袋などにも使用されるなど
温かさに優れています。その上空気中の湿気を吸収して発散する時に、同時に熱も一緒に逃がす作用があり、夏でも使用勝手が良いのです。
つまり冬は暖かく、夏は涼しい!ということです。

•耐久性:ウールは汚れがつきにくく、万一汚れてしまった場合でも、手洗いなど手入れをすれば長く使用することができます。ラグなど、日常で使用するものは特に耐久性が必要ですよね。
毛玉ができてしまった場合でもお手入れ次第で、綺麗なラグを維持することができます。

•耐熱性:燃えにくい素材なので、お家の中はもちろんアウトドアなどでも活躍できるのがおすすめです。
シャンっとさせたい場合はスチームをあててあげるとまるで新品のように美しい仕上がりになりますよ。

《接着剤不使用での仕立て》
上記にも記載した通り接着剤の使用は
糸が抜けにくくなるのでとても便利ですが、
その反面、お直しには不向きです。
長く使用していただくためには
壊れないものを作る。のではなく
直せるものを作る。がベストだと考え
ほとんどの作品で接着剤の使用を控えています。
万一、糸がほつれてしまった場合は
状況にもよりますが
ご相談いただければお直しできるよう
全て手縫いで仕上げています。


手作りだからこそのあたたかみ。
そして長く使えるエコなクラフト。
そんなところにも注力していけたらと
日々制作に励んでいます。

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作品をご購入いただいた方へ。
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私の作品を手に取って頂き
心からありがとうございます。

前述した通り、
私の作品はほとんどのものが
ウール、そして接着剤不使用でお作りしています。

そのため、糸を強く引っ張ってしまったり
引っ掛けてしまうと抜けてしまう恐れがあります。

万一ほつれてしまった場合は
ぜひお気軽にご連絡ください。

可能な限りお直しをさせていただきます。

また、長くお使い頂き
毛玉が気になるようになりましたら
セーター等に使用できる
毛玉取りで優しく毛玉をカットしてあげてください。

その他詳しいお手入れ方法は
InstagramのDMや公式LINEにて
お伝えいたしますので
ぜひご連絡お待ちしております。

長く使える、長く愛せる。
そんなテーマでお作りした作品が
皆様のもとで長く愛していただけますように。


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