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腕時計の時刻合わせができない原因は?対応方法は?

時計において時間が正確なのは非常に重要です。
最近は電波式腕時計やスマホなどが普及して時刻が正確になり、時差がなくなりました。
それでも、時刻合わせが必要な腕時計であれば、時刻合わせは重要です。
今回は、腕時計の時刻合わせができない原因やgショックやロレックスの時刻合わせについてご紹介します。


腕時計の時刻合わせができない原因

腕時計内部にゴミなどが溜まっている

腕時計の内部は精密な機械です。少しの埃やゴミなども腕時計が動かなくなる原因になります。
特に、長期間使っている腕時計であればゴミなどがたまるリスクが高くなります。

経年劣化・破損

部品は長期間使用すると消耗します。擦れたり、削れたり、使用環境によっても変わります。
部品自体が時と共に劣化して錆び付いたりしてしまうこともあります。
また、腕時計に強い衝撃や振動を与えるのも時刻合わせができない原因になります。
腕時計は強い衝撃や振動に弱く、部品に異常が出てしまう可能性が高いです。

ロレックスのような機械式腕時計が多いブランドの場合の対応

ロレックスに限りませんが、デジタル時計などでなければリューズが備わっています。
リューズがある腕時計でリューズを回すのが重くなっているとサビや変形、ゴミが溜まっているなどの原因が考えられます。

経年劣化や強い衝撃、振動なども考えられます。
結果、腕時計修理店や正規店に持ち込んで修理してもらう必要があります。

ロレックスで時刻合わせができない時間帯

ロレックスには時刻合わせができない時間帯が存在するモデルがあります。
その多くが午後8時から翌日の午前4時の間です。
この時刻合わせができない時間帯に時刻合わせをしてしまうと故障や時間のずれが起こります。
モデルの多くにデイト機能という日付を確認できる機能があります。
この機能はプレートに日付が表示されており、時刻合わせができない時間帯に合わせるとこのプレートについている突起が歯車に噛み合うことで破損になってしまうのです。

gショックのような電波時計のものの時刻合わせができない場合の対応

gショックのような電波時計で故障の場合は時刻合わせができません。故障の場合は修理店や正規販売店に修理してもらう必要があります。
下記からは、修理が必要ない場合の時刻合わせの対応法をご紹介します。

新しい使用期限内の電池を入れ直す

今使っている時計の電池を抜いてまたはめ込むだけでも時刻がリセットされるので、時刻合わせができる可能性があります。
また、電池切れのために時刻合わせができない可能性もあります。電池の残量が少ないことで電波を拾う能力が低下するからです。それだけでなく、電波を受信するには電力が必要になり、電池の残量が少なくなると省エネモードになる可能性が高くなります。新しい電池でも電池には期限があるため、あらかじめ期限内でより期間が長いものを使うとよいでしょう。
もし、時刻がズレているようであれば電池切れを疑いましょう。

電波が受信できる環境にする

電波を受信することで時刻合わせをすることができる時計としては、電波を遮る環境は電波を受信できなくなります。
電波を遮るものとして
・PCなどの電子機器
・テレビ、冷蔵庫などの家電
・電源コード
・配線
・アンテナ
・スチールなど金属製のもの
・鉄筋鉄骨の建物
・ビルの奥
・地下
・高圧電線
・テレビ塔
・電車の架線
・台風などの悪天候
などになります。
身近なもので電波を遮るものが多いです。

特に家の場合は、窓際には何も置かなければ電波の受信は容易でしょう。
ちなみに、部屋の中であれば窓際の方が電波を遮る物がないため電波を受信しやすいです。

夜間に電波を受信する

昼間に比べ比較的夜間の方が飛び交う電波が少なくなるため、夜間に電波を受信するとよいでしょう。

電波送信がされている時に行う

電波時計が受信する電波は電波送信所から送信されています。
しかし、この電波送信所がメンテナンスなどで電波の送信を停止している場合があります。
いつメンテナンスが行われるかは、NICT(日本標準時グループ)のホームページで確認することができます。
また、メンテナンスは朝から夕方まで行われることもあるため、その場合は手動あるいは夜間に時刻合わせを行いましょう。

サマータイムを解除する

1時間単位で時刻がズレている場合はサマータイムを解除する必要があります。

ワールドタイムを解除する

何時間も時間がズレている場合はワールドタイムを解除する必要があります。

ロレックスの時刻合わせの方法

1.腕時計をつけた状態であればリューズを手前側に数回回転させることでリューズが外れます。
2.リューズをつまんで引っ張り、2段階引っ張ることができるので2段階まで引っ張ります。ゆっくりと1段ずつ引っ張らないと故障の原因になります。(ノンデイトのモデルは引っ張るのは一段だけになります。2段目まで引っ張られないので注意してください。)
3.またリューズを手前に回していくと短針と長針が時計回りに進むためこれで、時刻を合わせます。この時逆回転させるのは故障の原因になります。
4.リューズを押して、奥の方に回転させてロックして時刻合わせ完了となります。

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腕時計の時刻合わせの実績



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