マガジンのカバー画像

語学書の著者のコラム

172
ベレ出版語学書の著者による、本を書くこと以外のお仕事の話、教えること、ことばにまつわること、言語について。
運営しているクリエイター

#海外旅行

台湾の夏!ーひんやりスイーツと旅ー #4

小飛 こんにちは♪台湾人の小飛です。 今回は台北1日満喫プランの後編です! 次の台湾旅行ではどこへ行こうかなぁ?ガイドブックは情報が多すぎて決められない!という方のために、日本人にも台湾人にも人気な観光スポットを前回に引き続き紹介しています♪台湾旅行で使えるフレーズもいくつか紹介するので一緒に覚えちゃいましょう! ●13:00〜15:00 「十分」散策線路すれすれにお店が連なり、その間を列車が走る様子は「十分」を代表する景色です。列車が通過してない時には線路を散歩でき

台湾の夏!ーひんやりスイーツと旅ー #2

小飛  こんにちは♪ 台湾人の小飛です。 今回も夏にぴったりのひんやり台湾スイーツの紹介です。  夏の暑さを乗り越えるため、台湾人がよく食べる夏の定番スイーツ「愛玉 (アィユー) 」! 日本では「オーギョーチー」や「愛玉ゼリー」と呼ばれていますね。 ●愛玉とは? 愛玉(アィユー)は「愛玉子」という台湾にしか自生しないイチジク属の植物から作られます。なので、愛玉は台湾の特産です。  愛玉の作り方の詳細は後述しますが、乾燥した愛玉子を水の中で揉んで置いておくと、次第にかた

韓国文化・社会の現場から 第4回「私たち 우리」

髙木丈也(慶應義塾大学) 韓国語の初級テキストに必ず出てくる単語を手がかりに、韓国の文化や社会に対する理解を深めましょう。  韓国語を学び始めると、比較的、早い段階で우리 ウリ という言葉に出会います。これは日本語では「私たち(の)」という意味なのですが、実際にはその日本語訳から想像される以上に奥行きのある言葉です。今回は、「ウリ」から広がる韓国人の世界観についてみてみましょう。 相手に対する親しみを込めて  우리 ウリは、「私たちは…」や「私たちの学校では…」のように

韓国文化・社会の現場から 第3回「こんにちは 안녕하세요?」

髙木丈也(慶應義塾大学) 韓国語の初級テキストに必ず出てくる単語を手がかりに、韓国の文化や社会に対する理解を深めましょう。  韓国語を学ぶと、最初に習う定番フレーズといえば、やはり안녕하세요?(アンニョンハセヨ)ですね。韓国語を学んだことがない方も、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。  さて、このフレーズ、日本語では「こんにちは」と訳されることが多いようですが、実は朝や夜にも使うことができます。つまり、「おはようございます」、「こんばんは」という意味にもなるの

イタリア‐ 「食」の魅力 第4回「モッツァレッラ」

本多孝昭(イタリア語通訳案内士、イタリア語講師) 語学を学習していると、食べ物や食べることに関して会話するときが、一番話しやすく会話も弾むと感じられたことってありませんか? イタリア語でいえば、mangiare(食べる)という動詞が一番使いやすいと思われたこと、きっとおありでしょう。  「食」は、教養やプライドの鎧を取り払って無邪気に語り合える、我々すべてに共通する日常的な文化です。ですから、イタリアの「食」に対する興味が増せば、普段着の自分のままイタリア語をもっと楽しく

イタリア‐ 「食」の魅力 第3回「コラトゥーラ」

本多孝昭(イタリア語通訳案内士、イタリア語講師)  語学を学習していると、食べ物や食べることに関して会話するときが、一番話しやすく会話も弾むと感じられたことってありませんか? イタリア語でいえば、mangiare(食べる)という動詞が一番使いやすいと思われたこと、きっとおありでしょう。  「食」は、教養やプライドの鎧を取り払って無邪気に語り合える、我々すべてに共通する日常的な文化です。ですから、イタリアの「食」に対する興味が増せば、普段着の自分のままイタリア語をもっと楽しく

イタリア‐ 「食」の魅力 第2回「ピッツァと魚介料理」

本多孝昭(イタリア語通訳案内士、イタリア語講師)  語学を学習していると、食べ物や食べることに関して会話するときが一番話しやすく、会話も弾むと感じられたことってありませんか? イタリア語でいえば、mangiare(食べる)という動詞が一番使いやすいと思われたこと、きっとおありでしょう。  「食」は、教養やプライドの鎧を取り払って無邪気に語り合える、我々すべてに共通する日常的な文化です。ですから、イタリアの「食」に対する興味が増せば、普段着の自分のままイタリア語をもっと楽しく

イタリア‐ 「食」の魅力 第1回「白トリュフ」

本多孝昭(イタリア語通訳案内士、イタリア語講師)  語学を学習していると、食べ物や食べることに関して会話するときが一番話しやすく、会話も弾むと感じられたことってありませんか? イタリア語でいえば、mangiare(食べる)という動詞が一番使いやすいと思われたこと、きっとおありでしょう。  「食」は、教養やプライドの鎧を取り払って無邪気に語り合える、我々すべてに共通する日常的な文化です。ですから、イタリアの「食」に対する興味が増せば、普段着の自分のままイタリア語をもっと楽しく