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TVアニメ アークナイツ第5話は正直だいぶずっこけちゃったと思う話

前回こんなエントリを書いちゃった手前、最新話である第5話については正直だいぶ思うところがあったので、書かずにはいられなかったです。

本音を言うとアニメは毎週楽しみなんです。何だったら新宿ピカデリーで催されたトーク付上映会に行ってきたくらいです。
その時の感想は以下のTwitterのツリーにぶら下げておきますので、気になった方はどうぞ。

以下、5話を見て感じたこと、正直に書きます。

■スタミナ切れが透けて見えてしまった

一言で総括するならコレです。製作側の息切れがモロに見ててわかりました。具体的に言うと、丁寧だったコンテが急に雑になった、という感じ。

1~4話までは作画キレイじゃん!って思ってたところが、5話(特にアクションシーン)で目に見えて劣化してしまったと感じました。言い方が悪いけど、程度で言うなら一昔前の低予算深夜アニメレベルでしょうか。
動くには動くけど、メリハリがなくなってしまって、魅せるべきところであるはずなのに惹かれるカットや印象に残るキメがない。故に話全体が引き締まらない。
特に終盤手前の市民同士のドツキ合い。GUN道かと思っちゃったよ。
さすがにBlu-rayで修正……とかにはならんやろうなぁ。

■エクシアがただの賑やかし

5話冒頭からエクシアの笑顔がアップで現れて、これは!と期待値が高まったのはいいんですが、その後の彼女の動きが謎。
相棒のテキサスが率先して敵を倒していくのはいいんだけど(にしても前述の通りアクションシーンの作画が残念)、当のエクシアはアップルパイ!するわけでもなく、ただのガイド役。悪く言っちゃえばお話の舞台装置と化してしまっていて、非常にもったいない。
エクシアと言えば半分アークナイツの顔みたいな存在感のあるキャラで、冒頭からフィーチャーしておいてこの扱いはどうよ、と思ったわけです。まぁアップルパイは次回以降にあるかもしれないけど。テキサスとの連携で守護銃振り回すファンサぐらいあってもよかったんじゃないの……?

■じっくりお話進めるのはいいけどあと残り3話だよ?

裏を返せば、全8話の尺の帳尻合わせの為の5話、と言い切れなくもないでしょう。正直5話の話の進み具合は、眠たくて仕方なかったです。なんと言うかもう、お話を進めるために舞台装置だけが機能している回。
確かにゲーム本編でも、このへんのお話は手放しで褒められるほど面白い!ってところではないんですけど…それを差し置いてもね……?
逆に4話なんかは山寺ウェイの存在感とケルシーの登場でめちゃくちゃ面白かったんですけどね。ウェイ長官のキセルのカァンッ!!!!ていう音もすごかったし(ここ、上映会で監督が特に注目して欲しいシーンだって言ってました)。

上映会で渡邊監督が話していたのですが、冒頭からかなり大胆にストーリー改変はしていたので、1話のあの切り口からミーシャ周りのエピソードも面白くなるように改変しているのかな……と淡い期待をしていたんですが。
これで前述の指摘の通り、アクションがせめてビシッとしていれば全く気にならなかったのだろうけども。あと3話で何をどう詰め込んでくるのか、一気に怖くなってしまった5話でした。

■逆に5話のここがよかったよ


リスカムのお尻としっぽ!!!以上!!!!!!

■6話以降に備えよ

こういうタメ回の次は盛り返してくれる……筈……!と期待したい反面、ちょっと期待しすぎちゃったかな……という肩透かし感もありつつ、この調子で残り3話が来たらどうしよう……という怖さもありつつ。いい意味でも悪い意味でも見てる側をピリッとさせてくれる回でした。

恐らく製作側も手探りなんだろうと思います。全部が全部全力投球してたら製作現場が死に絶えてしまうだろうし、どこかで力を抜く回ってのはあっていいと思うのも正直思います。

でもその……抜き方にもね?色々あるじゃない???というお話でした。


現場からは以上です。



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