本当の「幸せ」って何? 10日間の瞑想合宿に参加してみた【ストレスフルな現代社会に生きる皆さんへ】(4)
最後に、この毎日約10時間超の瞑想を全10日間行う、謎の瞑想合宿の情報を共有します。
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【前の記事】
本当の「幸せ」って何? 10日間の瞑想合宿に参加してみた(1)【ストレスフルな現代社会に生きる皆さんへ】
本当の「幸せ」って何? 10日間の瞑想合宿に参加してみた(2)【ストレスフルな現代社会に生きる皆さんへ】
(番外編?)本当の「幸せ」って何? 10日間の瞑想合宿に参加してみた(2)【ストレスフルな現代社会に生きる皆さんへ】
本当の「幸せ」って何? 10日間の瞑想合宿に参加してみた(3)【ストレスフルな現代社会に生きる皆さんへ】
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もしも、ちょっと興味でてきたぞ、という方は、こちらからどうぞ。
これまで紹介してきた瞑想法は、「ヴィパッサナー瞑想」というものです。
(この「ヴィパッサナー瞑想」というハッシュタグで、noteに2019年8月現在137件も投稿されてました。意外!)
【ヴィパッサナー瞑想とは】
もとは2500年以上前から、仏陀の教えをもとにしているという瞑想法。(いやむしろヴィパッサナーという概念は仏陀が生まれる前から、インドに伝わっていたらしい)
その後仏陀の純粋な教えとはずれた「仏教」が確立してしまい、インドではその概念は廃れてしまったそう。
ミャンマーでは、その純粋なヴィパッサナーの教えが守られており、この合宿を始めた創始者(インド人)はミャンマーで生まれ、ヴィパッサナー瞑想を学び、その後自分のルーツであるインドで、この瞑想合宿を始めました。
現在インドの瞑想センターでは、700人が同時にコースを体験できるらしいです。
「ものごとをありのままに見る」という意味のヴィパッサナーは、インドの最も古い瞑想法のひとつです。
この瞑想法は、2500年以上前に、インドで、すべての人に共通する病を癒す普遍的な治療法、「生きる技」として指導されました。
※公式webサイトより
※ちなみに日本人は仏教というと、中国とかアジアの宗教のイメージがあるかもですが、仏陀(ゴーダマ・ブッダ)はインド人で仏教はインド発祥です。
【施設情報】
実は施設は世界中にたくさんあります。(ドイツでは参加するのに1年待ちらしい!)
もちろん日本にもあります。
日本(京都・千葉)
インドネシア(ボゴール・クラテン)
最後の最後に、私も終わってから知った内容が多かったQ&Aをご紹介します。
足を組んで坐ることができません。それでも瞑想はできますか?
もちろんです。身体的もしくは年齢的な理由で、床の上に楽に坐れない場合は、椅子を用意します。
(確かにいすに座ってた人もいたし、みんないろんな格好で座ってたので、あぐらに固執する必要は実は全くないのです)
コースの参加費はいくらでしょうか?
指導、宿泊、食費は、すべて無償で提供されます。これは、ヴィパッサナー・コースに参加するそれぞれの生徒に、以前コースに参加した生徒から贈られるものです。
(コースに参加していない人、途中棄権した人からの寄付は受け取ってないらしい)
指導者はコース指導でいくら支給されているのですか?
指導者が、金銭、寄付、その他の金品による報酬を受け取ることはありません。指導者になるためには、職業や自活手段をもっている必要があります。そのために、指導に割く時間は限られるかもしれませんが、この規則があることで、コースが商業化されて金儲けの手段となることが防がれます。この伝統では、指導者は純粋な奉仕として、ヴィパッサナーを指導します。指導者には、10日間コースの終了後、生徒の幸せな様子を見ることで得られる満足感だけで十分なのです。
(これには驚き)
このコースはなぜ10日間なのですか?
10日間コースは実際には最短のコースです。10日間でこの技法の基礎と基本の要点を紹介します。実践を身につけるのは生涯をかけて行わなければなりません。何世代もの間の経験から、ヴィパッサナーを10日間未満の期間で指導しても、生徒がその技法を十分には体験できないということがわかっています。伝統的には、ヴィパッサナーは7週間で指導されていました。20世紀を迎えて、指導者はより早くなった生活のペースに合わせて、さらに短期間での指導を試みるようになりました。30日間、2週間、10日間、7日間と試した結果、10日間未満では、心が落ち着いて心身の現象と深く向き合うことができないと判断したのです。
(それでも10日間は長かった!)
その他詳細は、こちらから
https://www.dhamma.org/ja/about/qanda
以上、瞑想体験と瞑想紹介でした!
おわり。
May all be happy!
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