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大人になって気づいたこと


仕事がしんどくていっぱいいっぱいになっているときに
頭に思い浮かぶ親友がいる。
その子に会いたくなって弾丸で地元に帰省した。

noteにも書いたことがあるので良かったら読んでください↓


私が帰省するたびに会いにきてくれるので久しぶりな感じは全くなかった。
地元から車で往復8時間かけて四国に行ってきました。

「8時に迎えに行くから絶対起きろよ!」と前日に連絡がきていたけど
しっかり本人が寝坊して約束の1時間半後にスッピンで登場した。
こいつが寝坊しなかったことがないので想定内、むしろ1時間半で済んだことに感動しながら長旅がスタートしました。

彼女は高校からの友達で、今となっては貴重な独身仲間。
空気感が似ているので一緒にいて居心地がいい。
車の中でも話題が尽きることなくずっと楽しかった。

生まれ育った瀬戸内の綺麗な海と美味しいご飯、懐かしい歌を流しながら
嫌なことを全て忘れてただただはしゃいだ日でした。


25歳ぐらいまでの私たちは、自分のことを好きになれずに
生き辛い気持ちをずっと抱えながら過ごしていた。
太っているから、可愛くないから、毒親育ちだから何をやっても上手くいかない。
会うたびにそんな話していて、取り繕うことなく負の感情を素直に話せる存在だった。

だけどこの日はそんな話にはならなかった。

あの頃は苦しかったね、でもなんであんなに毎日辛かったんだろう。
今は死にたいとか思わなくなったよね。
そう言えるようになったのは私たちの中ではかなり意外だった。

彼女は家族のことで昔からずっと悩んでいました。
いつの日か酔っ払って両親の離婚や虐待を受けていた頃の話をしてくれたことがあって、私の知らないところで彼女はたくさん辛い思いをしてきたんだろうなと思ったことがある。

だけど、最近は親のことも昔の自分のことも全部許せるようになったと笑っていた。トラウマやコンプレックスも含めて自分なんだって思えるようになったと。

私が地元に戻ればいつでも会えるし何かあれば助けに行けるし
というか車の中で8時間2人きりでも苦じゃない関係って貴重だし
これからも彼女とはずっと縁が切れることはないと思う。
友達になれてよかった、ありがとう。

都会の騒がしさや仕事のストレスで毎日生きるのが精一杯になっていたけど
こうやって大事なものに気づいていくんだろうな。
今回の帰省は今の私にとって必要な時間でした。
自分の人生、これからはもっと楽しもう。

読んでくれた方、ありがとうございました。
素敵な週末を!

おやすみなさい



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