日本人大学院学生の東大寮入居者募集に申し込んでみることにした

こんばんは。2019年も残すところ、あと1日ですね。
来年から東大院(公共健康医学専攻)に進学することになりました、ベンゼンと申します。現在社会人をしていて、来年度の進学に合わせて仕事を退職する予定です。
先日、在学中の先輩に「寮いいよ!家賃も安いしきれいだし、留学生とか多いから国際交流もできるよ!」といったアドバイスをいただき、とりあえず申し込むだけ申し込んでみようと思いました。

来年4月から進学する大学院生向けの募集は要項の公開が12月中、申請が2月上旬ということで12月20日に要項の公開がありました。さっそく公開された情報を見てみたら、予想通りの手続きの煩雑さでありましたので備忘録としてまとめるとともに以後東大の大学院に進学される人の中で寮を考えているよ、という人に役立つように書いていきたいと思います。

◆東大の寮とは


大学で提供している学生宿舎で、
①三鷹国際学生宿舎(駒場キャンパスの学生対象)
➁豊島国際学生宿舎A棟B棟追分国際学生宿舎
本郷キャンパスの学生対象
➂目白台インターナショナルビレッジ(本学学生向け)
があります。

私は本郷キャンパスの大学院生になる予定ですので、ここから先はについてメインで記述していきます。

入居申請に伴い、宿舎の見学ができるとのこと。
希望者は、見学者氏名(複数の場合は全員分)・見学希望宿舎名・見学希望日時(第3希望まで)を「奨学厚生課へのお問い合わせ」から連絡するようです。わたしも応募前に見学に行きたいと思います。

◆豊島/追分国際学生宿舎について


(今年の大学院生用募集要項から一部引用)

(1) 入居資格
令和2年4月の時点で以下のいずれかに該当する者
 ① 令和2年4 月に本学の大学院正規課程に入学・進学する予定の者
 ② 本学の大学院正規課程の学生で標準修業年限内の在学者

(2) 入居期間
 標準修業年限以内
 東大SPHは1年コースと2年コースがありますが、それぞれ規定された年数のみしか入れない。長期履修や留年、休学などで年数が伸びた場合でも入居期間を延ばすことはできないということですね。

(3) 募集人数
【豊島国際学生宿舎(A棟)】
男子学生 ・本学大学院正規課程の学生:20名程度
女子学生 ・本学大学院正規課程の学生: 5名程度
【豊島国際学生宿舎(B棟)】
男子学生 ・本学大学院正規課程の学生:40名程度
女子学生 ・本学大学院正規課程の学生:20名程度
【追分国際学生宿舎】
男子学生 ・本学大学院正規課程の学生:10名程度
女子学生 ・本学大学院正規課程の学生:若干名
※追分宿舎は令和3年度までの入居で募集停止予定
※その他豊島国際学生宿舎A棟/B棟、追分国際学生宿舎のそれぞれの特徴や設備、寮費など詳細情報についてはこちらを参照ください。

◆申請に必要な書類


ここからが本題です。
まず、全員提出が必要な書類は以下の7つです
提出書類チェックリスト ※両面印刷
東京大学豊島国際学生宿舎A棟/B棟,追分国際学生宿舎 入居申請書
家庭状況等調書 ※両面印刷
申請者連絡先記入表
⑤住民票
(申請者・申請者と生計を同一にする世帯全員分で3ヶ月以内発行のもの)
⑥市区町村役場発行の所得証明書または課税証明書・非課税証明書
(申請者本人と生計を同一にする世帯全員分)
⑦返信用封筒(角形2号)
※返送先の郵便番号・住所・氏名を明記し、540 円切手を貼付して「速達」と朱書きする。

上記とは別で、該当者に合わせて追加書類が別途必要となるようです。この追加書類がかなり細かくてめんどくさいです。様式1のチェックリストに詳細は記載してあります。
私の場合ですが、
・現在病院にて看護師として勤務中:”給与所得者(パート含む)”に該当
 ⇒平成31年/令和元年の源泉徴収票が必要
・3月末で退職する:”給与所得者(パート含む)のうち、平成30年1月1日以降に退職した、もしくはその予定がある者”に該当
 ⇒退職証明書(別紙様式3)が必要

・在学中、大学院生として独立生計を営む予定(大学院学生で独立して生計を営んでいること)
 ⇒大学院学生で独立して生計を営んでいることを証明する書類が必要
 ①所得税法上、父母等の扶養家族でないことを証明する書類
 ・父母の所得証明書又は課税証明書・非課税証明書(扶養関係について記載のある最新のもの)
 ・父母の最新の確定申告書(第一表及び第二表) 又は 最新の源泉徴収票
 ➁本人(又は配偶者)に安定的な収入があることを証明する書類
 ・本人(及び配偶者)の所得証明書又は課税証明書(扶養関係について記載のある最新のもの)
 ・最新の源泉徴収票、日本学生支援機構特別研究員採用通知など
 ③本人(及び配偶者)が父母等と別居していることを証明する書類
 ・本人(及び配偶者)の最新3ヶ月以内に発行された住民票(世帯全員の住民票として証明のあるもの)
 独立家計調書(別紙様式8)
 ⑤本人のアルバイトに関する申立(証明)書(別紙様式9)
 
アルバイトをしない場合も様式に捺印のうえ提出すること。

⇒ 結局いろいろと考えた結果、独立生計での申し込みはしないことにしました。(親の扶養家族に入ることにしました)(3/4 追記)

◆書類提出方法


期間:2月上旬(来年度は2月3日~2月14日)の平日9時~17時
場所:奨学厚生課厚生チーム(本郷キャンパス学生支援センター モール階)
必ず申請者本人が窓口に行く必要あり
(申請書類を受理する際に詳細を聞かれることがあるため)
・基本的には窓口での受付だが、やむを得ない場合以下の方法で郵送も許可
◆角形 2 号封筒に申請書類及び必要書類一式を同封し、宅配便または特定記録にて「9.事務担当」宛に送付。普通郵便による送付は不可。
◆受付期間に到着したもの(2月14日(金)17時必着)に限る。
※1 窓口提出または郵送のいずれの場合も、不足書類がある場合および締切後は受理できません。
※2 所得証明書など必ず提出する書類は、受付期間内に間に合うよう準備願います。(証明書を授業料免除申請で使用する場合は、こちらは写しでも構いません)☜入学金・授業料免除申請で使う人は注意!

◆選考方法


【各宿舎共通】
”「東京大学豊島/追分国際学生宿舎入居者選考基準」(各宿舎の Web ページ参照)に従い、通学時間及び経済状況によって判定し、生活困窮度の高い者(家計状況の厳しい者)から順番に入居許可者を決定します。”とのこと。
【豊島国際学生宿舎(A棟)・(B棟)】
入居申請者の本居(実家等)から東京大学の所属学部・研究科までの所要時間が片道 1 時間 30 分未満の者は非対象。
【追分国際学生宿舎】
入居申請者の本居(実家等)から東京大学の所属学部・研究科までの所要時間が片道 2 時間未満の者は非対象。
(どちらの宿舎も待ち時間等乗り換えに要する時間は含むが、最寄り駅からキャンパスまでの時間は含まない)

◆入居許可発表日、入居日


入居許可発表:3月上旬
・返信用封筒により速達で入居の可否が通知される
・同時に教育・学生支援部 奨学厚生課掲示板(学生支援センター モール階・事務室横)及びホームページに入居許可者の受付番号の掲示あり

入居日:4月1日(水)以降で本学が指定する日
・入居開始日前に入居予定者の荷物を預けることはできない。

◆その他


豊島国際学生宿舎(A/B棟)、および追分国際学生宿舎への入居申請を併願することが可能です。併願を希望する場合は、第3希望まで付して申請してください。ということで!私も併願する予定です。

今書けるまとめとしてはこんなところかと思います。
来年の申し込みに向けて、書類は早めに準備しておく必要がありそうですね。こういった細かい準備が苦手な私ですが、頑張って準備していきたいと思います。追記することがありましたら、その都度更新予定です。

ここまで読んでくださった方がいましたら、お付き合いありがとうございました!ご指摘やご質問等ありましたら、ツイッターまでお願いします。


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