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やらずの後悔 ~40代から世界に飛び込む為のマインドセット番外編~


はじめに

前回の記事で「やらずに後悔するよりも、やってみて後悔した方が、自分の中で本当に納得がいく」と書きました。これは私が経験から学んだ持論です。ただ、これまでに「あの時こうしておけば良かった」と後悔する人に多く出会いましたし、私自身もまた“やらずに後悔している一人”です。そこで、今回はこのテーマについて書かせてもらいます。

「あの時こうしておけば良かった」と言っていた実母

私の母は、私が子供のころ「青年海外協力隊として海外に行きたかった」とよく言っていました。どうして行けなかったのかも話していた気がしますが、理由はあまり覚えていません。ただ、唯一覚えているのは「今は、あんたという子供もいるし、無理なんだけどね。」という言葉です。まるで私のせいのようで、何だか嫌な気分になった記憶があります。

その後、私も高校を卒業し、進路を決める段階になって、「私は母のように後悔したくない。やりたいことは全部やろう」と急に思ったんです。それ以来、私はやりたいことは大体全部やっています。そういう意味では、母がきっかけでそういう思考になったので、感謝しなきゃですね。

余談ですが、母の年齢でも、まだまだJICAのシニアボランティアとして海外で活躍する機会はあります。しかし、今は情熱が無くなったらしく、海外に行きたいとは言わなくなりました(笑)。

私の「やらずの後悔」体験

私は、母が反面教師だったおかげもあり、「やりたいこと」をやらなかったことはほとんどありません。しかし、「これってなんか変だな?」「これって、良くないんじゃないの?」ということを放置してしまい、「あの時、私が何かアクションを起こしていたらこんなことにはならなかったかもしれない」とすごく後悔した経験があります。

それは、職場で発生した事故で、最悪なことにお亡くなりになる人もいる大事故でした。

私は、この事故が起こる前に、関連することで「これで良いのかな?」と疑問を持っていたところが数か所ありました。しかし、「まぁ、自分は部外者だし、彼らとの関係性が悪くなるのも嫌だし、余計なことに口出しするのはやめよう」と考え、何もしなかったのです。

そして、事故が起きてしまい、「なんで私は何もしなかったんだろう。私もお亡くなりになった方を '殺した一人' だ」とすごく後悔しました。正直、私が指摘をしたとしても事故は起きていたかもしれません。でも、「もし指摘してたら…」と、どうしても考えて後悔してしまうのです。

まとめ

結局、「やらずの後悔」とは、やりたいことをしなかったとしても、無意識に放置したとしても、一生、忘れることができない悔いとして心に残ります。だからこそ、私自身もまた“やらずに後悔している一人”として、皆さんにお伝えしたいのは、既に抱えてしまった後悔は仕方ないとして、今後は絶対にこの手の後悔を増やさないためにも、同じ過ちは繰り返さないと自分に誓うことが大切だと思います。

悔いの無い人生を目指しましょう。

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