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ECU書き換え定義ファイルの検証や出来るショップの見分け方 しーちゃんECUの謎など

下書き



こんにちは!


大変僭越かつ失礼な表題を申し訳ございませんが
良くある質問、までは行きませんが、そこそこある
質問と致しましてひと記事記録いたします。



まずは定義ファイルにつきまして。



以前にもいくつか記事を書かせて頂きました。



(ミニ解説付き)ベンツR231 SL550後期
コマンドのパワーメーター表示上限撤廃

http://blog.livedoor.jp/s30shiro/archives/52110535.html


ECUチューニング 外国製定義ファイルが全て
正しいとは限らない。ベンツ コマンドの
エンジンデーター上限撤廃を例にして

http://blog.livedoor.jp/s30shiro/archives/52117328.html



まさにこの通りなのですが、定義ファイルと
申しましてもその名前が正しいとは限らない、
あるいは係数や軸数字が違うなどあります。


実はしーちゃんECUを作る際にそれらも
ちゃんと検証しています。


Alientech ECM TITANIUM

有名どころでは例えばECM TITANIUM。


Alientech ECM TITANIUM Dongle

趣味、、、とは言えちゃんと買いましたよ(泣)
当然お母ちゃんには良い顔されません。
裏付けを取るためとは言え、片や命がけです。


Alientech ECM TITANIUM

便利なものです。


MAGICMOTORSPORTS STAGE X

例えばSTAGE X。これはフリーク野間社長の
ご厚意でお借り致しておりました。
野間社長に感謝感謝でございます。

これも便利なものです。

ご興味がある方は野間社長にお問い合わせ下さい。


これらの定義ファイルソフトウェアは
もちろん一長一短がございまして、

ECM TITANIUMには載っているがSTAGE Xには
載っていない、または逆も然りがございます。
名前が合っているとも限りません。


あと、重大なことが一つございます。



これらの高性能定義ファイルソフトがあっても
しーちゃんECUは作れない!ことです。
80%しーちゃんECUのような感じであります。



それではしーちゃんECUはどうやって
作っているのかとなります。


WinOLS ファクトリーファイル

しーちゃんECU最大の謎はこのファクトリー
ファイルにあります。いわゆる設計図です。
(隠しませんので見て下さい(*^-^*))


これを根拠にデーターをサーチして
自分専用の定義ファイルを作って
しーちゃんECUを開発しているのです。


実際に効くデーター、効かないデーター、
数値に出るデーター、感覚に出るデーター
これらを見つけてとにかく検討致します。


最大数値が良いからと言って乗りやすい?
感覚が良い?と行かないのが、とても、、、
難しいところでございます。


これは時間をかけて見た、実際に検討した者
勝ちと言っても過言ではございません。


しーちゃんECU乗りやすさの秘密

http://blog.livedoor.jp/s30shiro/archives/52118521.html


この記事にもございますように
これらの整合性を取っています。


余談ですが、W213 E63s CPCありの
エンジンECUファクトリーファイルも
持っておりますが、


このコンピューター(BOSCH MED17.7.5)の
中身や制御に関して横浜K氏が日本で間違いなく
トップでしょう。しーちゃんも全く敵いません。


CPCやTCUとの協調制御も自分の車で
気違いと言えるほどログを取って
納得のいくまで詰めておりました。


彼はその趣味と探求力で200回以上は
間違いなく書き換えているはずです。
このような姿に私は心打たれる。


その横浜K氏から〇〇回書き換えると壊れる、
直し方はこうです、と教えて頂きました。





出来るショップの見分け方につきまして。



冒頭でもお詫び申し上げましたが、素人の私が
ショップ様の事を出来る出来ないと申し上げるのは
本当に申し訳なく思います。

何卒私に対して上から目線やいきりなどの
感情をお持ちにならぬようお願い致します。

そのような意図は全くございません。


ベンツのコーディング開発の時もそうでしたが
仮に批評をされてダメージを受けるのであれば
批評をされた側に問題があるのは自明の理です。


BOSCH MED17.7.7&MED17.7.2

私でしたら「今の車」のチューニングに対する説明を
「燃調」「燃料噴射」「点火時期」「バルタイ」
など書いてあると「出来ない」お店と判断します。
(86/BRZは除く((+_+)))


外車も日本車も今の新世代車両はもちろん、
次世代車両も全てトルク管理方式です。


いくら燃料を増やしても点火を進めても
トルクで管理されているのでその管理数値
より大きく上がることはありません。


この従来の古しい方法の洗脳から抜けない限り
今の方式には対応出来ないかと思います。


しかしこの方々のご意見も私は尊重致します。


いえ、分かるのですよ。FC3Sあたりから始まって
復活したGT-Rでバンバンやっていた世代はこれが
スタンダードで確立されているかと思います。

しかしいつまでも8bitのマイコンや過去の成功体験では
時代の要求についていけないものと思います。


確立した物の考えを変えるのは並大抵のことでは
無いかと想像に容易いですが、この一歩を
踏み出せるかどうかで次の舞台に進めます。


しーちゃんECUの謎の一つを告白致しますと
実は点火時期をいじっております。

目的は音色調整と煤の低減です。






話は変わりまして、最近頂戴致しますメールに

「ビークルフィールド」様

というショップのお名前を目に致します。



私は正直申し上げまして存じ上げて
おりませんでした。(失礼)

あまりにもその名を頂くのでホームページを
検索して拝見させて頂きました。


すると驚き!


いきなり大ニュース!FL5 シビックタイプRの
デモカー入庫&早速ECUチューン STEP1完成!!

https://www.vehiclefield.com/blog/50716/
(浅田代表より掲載・引用許可済み)


本日のブログ内容のことが書かれており
しかも開発者ならではのご苦労が見て
伺えました。久しぶりに感動致しました。


私の事を長く見ている読者諸賢は
私はどっしり構えていて動かないと
左門豊作のようなイメージ、、、

をお持ちかもしれませんが、
(太っていません)



私ごとき大変僭越とは思うのですが、

自分の事のように感動しましたので、しーちゃんから
ビークルフィールドの浅田代表に嬉しく感動した旨の
メッセージを送らせて頂きました。


ビークルフィールド お問い合わせフォーム

本当ですってば(*^-^*)

しーちゃんにしては珍しいと思われるでしょうが
本当に感動したのです。嬉しくなりました。





以下、引用です。
(内容はFL5シビックです。
BOSCH MED17.9.3 TC1793 4MB)



ダイナパックに載せて、まずは純正ECUデーターの
性格やFK8との違いを診てゆきます。

ECUの本体こそ一緒ですが中身は全然違いますし、
通信の為の手順もまるで違います。



幸い今まで買い集めていた通信ツールを片っ端から
試していくと通信可能な物が存在したので新しく
機材を買う必要はありませんでした。

これでまずコストがかなり落とせます。



通信が出来るようになると、今度はECUデーターを
読み込んで

そのデーターのどこが何を司るマップなのかを調べる、
いわゆる解析って言う作業が必要になります。



SNS界隈では

「ビークルフィールドはデーターの解析は自分では
出来なくて外注任せにしているんだってよ。」

って言う、業界の人が流したであろう噂があるようですね。



確かに1から10まですべて自分で解析している
訳ではありません。


でもそれって、ほとんどのECU屋さん同じだと思います。



FL5でECU-ROMの内容は4Mバイト、GRヤリスだと
8Mバイトあります。

BNR32 GT-Rの時はたしか128Kバイトだったような・・・。

128Kのデーターの中からでも

自分の目的通りにセッティングするマップや
計算式を探し出すのに苦労します。




それが今や4Mとか8Mですよ。

外注任せという訳ではありませんが、
参考になるデーターのアドレスを

海外の業者に探してもらう事はありますし

すでに見つかっているデーターを
買うことだってあります。

それらがECUチューンを行う上での
必要コストだとも思っています。




でも解析の本当の大変さって、実際に、
ここの数値をこれだけ変更したら

こう言う変化があるんだ、じゃあこのマップの
名前、間違ってるな

とか

このマップのこの部分とこの部分が関連しあってるから、
同時に変更しないといけないな

って言う

いわゆる実践を、どれだけ手間を惜しまずに
数こなせるかって所にあると思うんです。




データーの解析が終わった物を定義ファイルって
呼ぶ人も居ますが

世の中の定義ファイルなんて間違いだらけです。


マップの場所が分かっていても、それらを
どう弄るかが分からなければ


赤線みたいなギッザギザのパワーグラフに
なったりもします。

だからこの時に触ったマップは〇〇〇ではなくて
〇〇〇なんだって名称変更して

触り方も替えてゆきます。


当店のスタッフは、自分がECU開発する際、
どれだけしつこくダイナパックを回し

その後にどれだけ実走行でテストするかを目の当たりに
している一番の当事者でしょうね。

ダイナパックを回す際はかなりの騒音なので、
開発中はかなりの迷惑を掛けることになります・・・。


このグラフはほんの一例にすぎませんが、今回も
色んなデーターをこれでもかってぐらいに試しました。

FK8とは違って、このマップを触ると、空燃比
こんなクチャクチャになるんだ!とか

点火マップのここの部分、いじっちゃダメなのね・・・
みたいな部分が相当数ありました。



引用終わり




→これでまずコストがかなり落とせます。

これはユーザー目線でユーザーの事を考えている
非常に好感が良く思いました。

私のように趣味散財ではなくご商売されて
おられるので利益追求は当然ですが、
この一言で信用出来るお店と思いました。



→それらがECUチューンを行う上での
必要コストだとも思っています。

全くもってその通りだと思いました。



→いわゆる実践を、どれだけ手間を惜しまずに
数こなせるかって所にあると思うんです。

これがデーターインストール代理店と浅田代表の
ような実力者の境目だと私は思います。

しーちゃんもこのように思っておりますので
非常に納得のいくお言葉です。

浅田社長自身も開発がお好きなのでしょう。


その他、太字のところはしーちゃんが言いたいことと
同じですし、同じ考えなのが分かります。
(私ごとき大変恐縮ですが・・・。)


しーちゃんが中々出来ないシャシダイを
使えるのは素晴らしいことですし本気で
作りたい気持ちが伺えます。


はぁ、うらやましいです。。。


私の場合は前にも申し上げましたが、
街乗りが出来れば勝手に全開も良くなる
いわば逆手順での製作になります。


良いかどうかもしーちゃんセンサーで
大体分かるようになりました(笑)
(もちろんログは取りますが・・・。)



是非、上記ブログに目を通して頂けたらと思います。
同じ様な考えを持っている方を知れて良かったです。


ビークルフィールドの名前を教えて
下さいました多くのメール送信者様に
この場をお借りしてお礼申し上げます。



しーちゃんもちゃんと素晴らしいものは
素晴らしいと思いますし言葉に出します。



あっ、そうです忘れていました。


POP&Bang(バブリング)につきましての
ご質問は

(PART1) ECUチューニング・書き換えによる
バブリング(Pop&Bang)につきまして。その1
よくあるご質問シリーズ8

http://blog.livedoor.jp/s30shiro/archives/52109809.html


ここをご参照下さい。

PART2以降は失敗例成功例ビデオも
付いています。探してください。



しーちゃんYouTubeは

https://www.youtube.com/@S30Shiro/videos


ここです。


殆どブログ連動ビデオですので、単体で見ると
全く面白くありません。。。困ったものです。



今回は良くある、、、まではいきませんが、
たまにある質問に対するお答えでした。


最後にいつもの文言で失礼致しますが、

私は自動車関係のお仕事ではなく、ましてや
整備士やディーラー等でもございません。
普通の一般素人です。

何卒私の事をチューナーや専門家と
お間違いの無いようお願い致します。



それではまたよろしくお願い致します。



しーちゃん、ほどほどに頑張って!


と思って頂けましたら是非♡スキボタンや
フォローをよろしくお願い致します。




いつもお読み頂きありがとうございます。

ブログ内での質問はちょっと・・・と思っておられる
読者様はコメント欄ではなく直接私に質問のメールを
頂けますと嬉しいです!

また、アイオーク紹介希望者の受付実施中です。

最近は日産コンサルト3(4)や3+、そしてベンツの
青森発VEDIAMO(ベディアモ)コーデング開発や
SDコネクトなど故障診断機の話題も出ています。

加えてDTS-MONACOも導入しました。
更にベンツECUチューン、書き換えも挑戦。

私の分かる範囲・経験した範囲で情報を
どんどん発信していきますので
これからもよろしくお願い致します。

サポート頂けますと幸いです。これからもベンツのECUチューニングやバブリング、コーディングや診断機等の有益な情報をお伝えすることを目指しまして、頂戴致しましたお心遣いをお返ししていけるよう頑張ります。