統一教会と勝共連合と安倍晋三元総理

安倍晋三元総理が狙撃され、死亡しました。ご冥福をお祈りいたします。

この狙撃の理由として、山上徹也容疑者は、母親が統一教会に入って家が破産したことをあげています。

私も随分昔、統一教会系の勧誘を受けました。友人が、もし統一教会に入るなら絶交だ、と言ったので、そんなひどいところなら相手にしないでおこう、と思い、彼らからの執拗な勧誘を全て拒否しました。

しかしながら、そういう友人がいない場合、東大駒場なら、下北沢の勝共連合のアジトに連れて行かれ、その後、日進にある施設の合宿に参加させられ、そこではほとんど寝させてもらえず、洗脳されるそうです。

それによって入信し、全財産を統一教会に寄付するそうです。そういうことがあって、家族が破産してもおかしくないと思います。

今日の統一教会由来の家庭連合も、おそらくその本質は受け継いでいるのではないでしょうか?つまり、信者を洗脳して、家の財産を全部寄付させ、出家させる、というシステムです。

もし、それによって山上徹也容疑者の母親が洗脳され、一家の全財産を統一教会に寄付したとしたら、それによって山上家のお金は無くなってしまい、子供である山上徹也氏や、兄、妹の学費や食費もなくなってしまいます。

しかし、母親は洗脳されているので、正しいことをやっていると信じています。山上徹也容疑者が教団のトップを殺そうとしたという気持ちも理解できます。母親を洗脳して一家を破滅させたわけですから。

ここで統一教会の由来ですが、安倍晋三元総理の祖父の岸信介元総理が、韓国の文鮮明と、共産主義に対抗するために作った勝共連合が元になっていると言われています。

つまり、安倍家と統一教会はもう60年以上の深い関係です。今日の統一教会の説明では、安倍元総理が関連団体と本体の区別がついていなかったのだろう、と言っていましたが、そんなわけがありません。

祖父が作った団体なのですから、その正体も裏の意図も当然に熟知していたはずです。そういう意味では山上徹也容疑者が安倍晋三元総理を狙ったのはある意味正当な理由があったわけです。もちろん、日本では自力救済、つまり、本人が犯人を直接裁くことはできないので、銃で撃ち殺すことは許されることではありませんが。

とはいえ、山上達也容疑者は、やはり、統一教会のトップを狙うべきだったでしょう。安倍晋三元総理を殺しても、母親はまだ統一教会の洗脳が解けていません。母親の洗脳を解くには、統一教会のトップを消すとともに、統一教会そのものを消滅させることでしょう。

今回の事件が、統一教会の闇に再び光を当て、統一教会を日本から追い出すことができれば、山上徹也容疑者のやった目的は達成できるかも知れません。

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