入れる高校が無かった劣等生でも成績(偏差値)を上げ続けて偏差値56の名門高校に合格できた話

私のところには、せっぱつまったお母さまからご相談が来ることがあります。1人の方は、お子様が中学2年生で、テストの点数も16点とか19点で、教師も入れる高校がないから高校は受けさせない、父親も中学を出たら働け、と見放していました。

こういう状況でしたが、お母さまはそこまで割り切れないようで、私のメールマガジン(ビリからでも東大に入れる!?奇跡の受験勉強成功法)から相談されました。お子様が中2の秋の頃でした。

当時私は大学受験の教材のみ販売していて、高校受験用は考えてなくて、教材が無いですが、個別に指導することは可能です、と答えました。そして、私が中学生のとき、やってとても効果のあった勉強方法を教えました。

お子様も素直にその方法をやってくれました。すると、翌年2月には、1科目ですが、70点近い点数を取ることができました。

私は、さぞ喜んだだろう、と思ったのですが、そのお母さまの言葉に衝撃を受けました。

「先生、やっぱりうちの子はダメです、1科目だけ70点ですが、他の科目は前と変わらないんです」

私は、目が点になりました。いや、全科目20点以下だった子が、1科目とはいえ、70点取ってるんだぜ、何言ってるんだ?と思いましたが、そう思われるのであれば仕方ありません。私は正直さじを投げてしまいました。

こういう親だから、子供も勉強ができるようにならないんだな、とある意味納得しました。親が子供をバカだと思っていると、やはり子供はバカになってしまいます。ということで、私はその後、放置していました。

ところが、翌年合格したとの連絡がありました。あの後6月くらいにもう1科目70点近い点数を取れて、2科目70点位取れたことで、ようやく成績が上がったことに気づいたそうです。

なんでやねん!2月に上がってたやん!と私が思ったのは言うまでもありません。それほど、親が子供を見る目は曇っていたのです。こういう親はかなり多いのではないかと思います。うち子は勉強ができない子、大したことない子、と思っている親がとても多い気がしています。お子様が天才、と信じている親は非常に少ないでしょう。

危機感を持つのはいいのですが、お子様の可能性を否定するのは、お子様の潜在意識にも伝わり、本当に成績が落ちてしまうものです。

ともかく、2科目70点近く取れたことで、ご家族も一家で大喜びし、お子様はがぜんやる気になり、7月、8月の夏休みは猛勉強をしたそうです。しかしながら、9月の試験では思ったほど成績が上がらず、ひどく落胆したそうです。

それでも、頑張って勉強をつづけた結果、その地域でトップの私立高校に合格できました。それを見て、父親が手のひら返しのように、どうせなら特進クラスも受けてみろ、と言って、1カ月後にあった特進クラスも受けました。

すると、なんと、お子様は特進クラスにも合格しました。27人中25位でした。このクラスは偏差値56ですから、かなりのレベルだと思います。どこにも入れる高校がない、と言われていたのに、偏差値56の高校に合格できました。

でも、話はここでは終わりません。私の教えた勉強方法を続けた結果、中間テストではクラス8位を取りました。2科目は全校トップの点数でした。このレベルなら偏差値60近いのではないでしょうか?もう破竹の勢いですね。

このことで、私もいろいろなことを教わりました。お子様が勉強ができない場合、その親のお子様への見方が相当影響しているのではないか?ということです。

また、できない、という信念があったら、1科目いい点が取れても、それは見えず、悪い点数のみを見てしまう、ということです。これは、うちの子は勉強ができない、という無意識のフィルターをかけて見ているので、できない部分のみが目に入るのかも知れません。

とはいえ、そうしたお子様とお母さまを救うために、今もいろいろなノウハウを使って指導させていただいています。最近では軽いうつも癒すワークも教えています。コーチングやNLP、ゾーン・フロー状態への入り方なども教えています。オーラクリーニング等のスピリチュアル系のワザも使えます。

上の話の元の話はこちらに詳しく書いてあります。他の生徒さんや社会人の実績も載っています。
http://www.sohbetus.com/6ms/

こちらの動画でも内容を解説しています。
https://www.youtube.com/watch?v=1gGXXk3C5lU



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