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自分の体に合った便秘薬の見つけ方

みなさんこんにちは。べんぴ先生です。

今回は「便秘薬」にフォーカスして記事を書いてみたいと思います。


一言で「便秘」と言ってもその原因は十人十色ですし、もちろん使う薬剤も変わってきます。

以前は使える便秘薬が限られていて、「便秘と言えば酸化マグネシウムとセンノシド。あとは気合いでなんとかする」という感じでしたが、今は本当に選択肢が増えてきています。(病院で処方できる薬の選択肢が増えたという意味で、市販の薬の選択肢は増えていません。)

選択肢がたくさんあるがゆえに、「じゃあ実際にどんな薬を使えばいいの?」と悩んでいる方がたくさんいらっしゃるかと思います。

今回は僕が実際に便秘診療においてどんな薬をどんなふうに選んで、使っているかということを解説していきたいと思います。皆さんが便秘薬を選ぶ上で、ヒントになるようなものが見つかるかもしれません。

治療がうまくいった症例だけでなく、ごり押しでなんとかしている症例、なぜうまく行ったのかわからないけれどもうまくいっている症例も今回は取り上げてみました。


この電子書籍の最後に「現在僕が便秘診療を行っている中で、ベストだと思う新しい便秘薬の使い分け方」についても書かせていただきました。

今の考え方は今後診療を重ねる中で変わっていく可能性がありますが、変化したとしてもこの電子書籍を何度も改訂していきたいと思います。


便秘LABOというサイトを運営しております。

こちらも参考にしていただけると幸いです。


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