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2023年晩秋、ジョンがやってきた!

11月27日の朝、「ヒッ!ヒッ!…」と高らかに囀る声、
(ジョンだ!)とわかりました。
窓からそっと辺りを見渡すと…なんとジョンのいつもの定位置である電線にジョウビタキがとまってる!
ああ~、間違いなくジョンだ…って、あれ?1mくらい離れてシジュウカラが並んで止まっています。
私が見つめだしたとたんにジョンは黙り込んでしまい、シジュウカラはさっと飛んで行ってしまいました。
一瞬、迷いましたが、(待っててよ~)と、念じつつスマホを取りに行き、音を立てないようにして窓を開けて撮ったのがこの画像です。

白黒写真じゃありません。
早朝、しかも曇ってたんです~。
1か月前の10月30日の夕方に見掛けたジョウビタキがやはりジョンではなかったことが確定しました。
では、やっぱりジョンではなかったジョビ男くんの写真と比べてみます。

ほら、違う!
…ええ、私にしかわかりませんけど。
と、その前に。
そもそも人に見せるような画像じゃない。
私以外の人には、言われてみれば鳥のようなものが写っているらしいつまんない写真…
…で、いいんです。

私とジョンだけの世界がある。

その世界に介入してきたものがありました。
我が家のすぐそばで春まで続く大きな工事が始まってしまったのです。
8時からすっかり暗くなる18時まで、賑やかな工事の音と大勢の作業員さんたちの存在があり、いつもの静かな状況ではありません。
ジョビ男くんを見掛けた後、時が経つにつれて彼はジョンではなくジョン何世かでもないとの思いが強くなっていましたが、同時にジョンはやって来るのだろうかと不安を感じるようになってしまってました。
毎日聞こえる工事の音、人の声…少々、感情を乱されてしまって。

もともと自由に生きるジョンとは頻繁に遭遇することはできません。
その時、一回一回の出会いが貴重なのです。
今季はさらに出会いの数が少なくなるのかも。
それでも、ジョンはやってきた!
今、私の間近にジョンがいる。
まれにしか会えない天使が、再び来てくれたのです。


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