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【最速】誰でも確実にリスニングを身に付ける方法

Hi there!
It's Bennie!

今回は、0から確実にリスニング力を向上させる方法を解説します。

YouTubeにはすでにアップしていますが、活字でも解説します!

リスニングって難しいですよね。
最初の方は、簡単な英語を聞き取ることでも精一杯で、なかなか頭に入って来ません。

こんな経験、ありませんか?

好きな洋楽で、何度も聴いているはずなのに、全く何を言っているか分からない。そうです、ただ何度も聴くだけではリスニングは上達しないんです。

そこで今回は、0からでも確実にリスニング力を向上させる方法を解説します。この解説を読むだけで、効率よく、確実にリスニングができるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

◆リスニングの構成

まず、リスニングとは音声を聞いて、それを理解することを指します。リスニングには「音声知覚」と「意味理解」という2ステップがあるんです。

「音声知覚」は、聞こえてきた英語が、どんな単語であるかを認識するステップのことを指します。聞こえてきた音が、自分が知っている単語の音である場合、どんな単語が使われているかの認識ができます。

「意味理解」は、聞き取れた単語・文章を元に、「どんな意味なのか」を理解するステップです。リスニングは、ただ聞き取るだけでなく、意味を理解する必要があります。

このように、「リスニング」と一言で言っても、2ステップあるということを知らない人が多いのではないでしょうか。
まずはこの前提を抑えてください。

では、どうやってこの2ステップを向上させるかを解説していきます。

◆なぜリスニングができないのか

リスニングには、「音声知覚」と「意味理解」の2ステップがあることを解説しました。この内容を元に、なぜリスニングができないのかを見ていきましょう。

まず、「音声知覚」からです。先程触れた通り、単語の音と自分の知っている音が同じである場合、なんの単語が使われているかの認識ができます。つまり、単語のスペルではなく、単語の発音を正しく知らないと聞き取ることができません。もう少し踏み込んで言うと、自分が発音できないものは聞き取ることができません!

I want to do what I want to do.

一つ一つ日本語っぽく発音すると、
アイ ワント トゥ ドゥ ホワット アイ ワント トゥ ドゥ

ただし、実際に発音する際は
アイワナ ドゥ ワダァイ ワナドゥ

このようになります。

それぞれの単語だけを見るとすごく単純ですが、自分が知っている単語の音と同じではない、つまり、正しい発音を知らないと、1つ1つは難しくない単語であったとしても、聞き取ることができないんです!

これは英語だけでなく、日本語にも存在します。

例えばこちら。「洗濯機」
何と読みますか?

「せんたっき」ですよね?
でも正しくは「せんたくき」です。

そしてこちら。「水族館」
「すいぞっかん」と読みますよね。

このように、英語と限らず言いやすいように発音は変化するものなんです。

続いて、「意味理解」です。
先程の例文で見てみましょう。

I want to do what I want to do.

ここでは「音声知覚」ができているものとします。
音としては聞き取れたけど、何と言っているのかわからない。そんなときは「意味理解」ができていないということになります。

これは単純に単語の意味を知らなかったり、文法力が足りていない場合もあります。「意味理解」については、語彙力を上げていく必要があります。

ちなみに、例文の意味は、「したいことをしたい」です。
分かりましたか?

I want to do 私はしたい
what なにを
I want to do 私がしたいこと

ここでの what は疑問詞ではなく、関係代名詞として使われています。

以上が「音声知覚」と「意味理解」です。では、どのようにすればリスニングを伸ばすことができるのかを、続いて解説します。

◆リスニング力の伸ばし方

まず、今学習している参考書を用意してください。リスニングを行いますので、音声がついているものを選んでください。参考書の選び方としては、今の自分にあったレベルのものを選ぶ必要があります。

英検を学習中なら英検の参考書、TOEICを学習中ならTOEICの参考書で構いません!
背伸びして、難しい参考書を選ぶ必要はありません!

それでは、実際にどうやってリスニングを伸ばすかについてですが、以下のステップで行います。

1.何も見ずにリスニング
2.精確に読む(意味調べ)
3.自分で音読
4.オーバーラッピング

この4つのステップで、0からでも確実にリスニングを向上させることができます。

まず1つ目、リスニングです。
まずは何も見ずに音声を聞いてみてください。これにより、今の自分は何が聞き取れないのかを把握することができます。

最初からテキストを読みながら聞いてしまうと、実は聞き取れない文章も、リスニングできていると勘違いしてしまう時があるんです。今の自分の苦手なパターンを知るためにも、まずは何も見ずにリスニングをしましょう。

続いて2つ目、精確にテキストを読みましょう。
「これではリーディングじゃないか」と思う人がいるかも知れませんが、リスニングはむやみやたらに聴いても伸びるスキルではありません。テキストを精確に読んでみて、自分が聞き取れていなかったところをチェックしてみてください。

また、意味が分からない単語や文章がある場合は、意味をしっかりと調べてみましょう。ゆっくり、自分のスピードで文章を頭に入れても理解できないようであれば、それはリスニングをしても理解することはできません。

最初は時間がかかるかもしれませんが、次第に自分の語彙力が上がっていき、かける時間も少なくなりますので、最初の辛抱だと思って頑張ってみてください!

続いて3つ目、音読です。
自分のペースで良いので、音読をしてみてください。このとき、ただ声に出して読むのではなく、文章の意味をイメージしながら読んでください。音声、文章、イメージが次第に結びついてきます。

また、ここで正しい発音を習得する必要があります。
先程解説した通り、自分の知っている発音と、実際の発音が同じでないと正しく聞き取ることができません。

そのため、音声をたまにチェックし、自分の発音が正しいかを確認してみてください。最初はゆっくりで構いません。繰り返し行い、慣れてくると、自然とスピードが上がっていきますので、焦る必要はありません!

最後に、オーバーラッピングです。
今度は、スクリプトを見ながら、音声を聞くのと同時に発音を行います。同時に行うことで、自分の発音と比較することができます。
これにより、発音の仕方や英語の流れの違いが分かると思います。
もし、スムーズに行えなかった場合は、音読が足りていないことになりますので、一度音読のステップに戻ってください。

また、このとき注意してほしいのが、正しく発音することを恥ずかしがらないでください!
英語には強弱のリズムが多く存在しています。日本語は英語と比べるとこういったリズムがないため、大げさに聞こえたり、違和感があって目立つから嫌だと思う人もいるかも知れません。

中途半端だと恥ずかしいから、今までの日本語っぽい英語でいいや・・・。そう考える人もいるかも知れません。ですが、そのままでは一向に上達しません!発音を正しくしようとすると、チョット恥ずかしいかもしれませんが、そんなのを気にして、いつまでも通じない発音を続ける必要はありませんよね。

恥ずかしいのは、上達中の過渡期だけです。繰り返し行うことにより、どんどん向上して、自然な発音に近づきますから、気になるようであれば、個室で一人になってでも発音をテキストの音声に近づけるようにしてください!自分の発音が正しい発音に近づけば、リスニングもできるようになります!

以上、この4つのステップを実施した後、再度テキストを見ずにリスニングだけを行ってみてください。格段に聞き取れるようになっていると思います。

あとは、これを1つ1つ行っていくことで、リスニングを確実にマスターできるようになります!ぜひ繰り返し継続してください!

◆まとめ

以上、0から確実にリスニング力を向上させる方法でした。
簡単にまとめると、

リスニングには「音声知覚」と「意味理解」という2つのステップがあります。

「音声知覚」は、聞こえてきた英語が、どんな単語であるかを認識するステップです。
「意味理解」は、聞き取れた単語・文章を元に、「どんな意味なのか」を理解するステップです。

それを踏まえた上で、なぜリスニングができないのか。

まず、「音声知覚」からです。
先程触れた通り、単語の音と自分の知っている音が同じである場合、なんの単語が使われているかの認識ができます。つまり、単語のスペルではなく、単語の発音を正しく知らないと聞き取ることができません。

もう少し踏み込んで言うと、自分が発音できないものは聞き取ることができません!

続いて、「意味理解」です。
聞き取れたけど、何と言っているのかわからない。
そんなときは「意味理解」ができていないということになります。

これは単純に単語の意味を知らなかったり、文法力が足りていない場合もあります。「意味理解」については、語彙力を上げていく必要があります。

実際のリスニング力の伸ばし方ですが、
まず、今学習している参考書を用意してください。

リスニングを行いますので、音声がついているものを選んでください。
次のステップで行います。

1.何も見ずにリスニング
2.精確に読む(意味調べ)
3.自分で音読
4.オーバーラッピング

まずは1つ目、リスニングです。
まずは何も見ずに音声を聞いてみてください。
これにより、今の自分は何が聞き取れないのかを把握することができます。

続いて2つ目、精確にテキストを読みます。
テキストを精確に読んでみて、自分が聞き取れていなかったところをチェックしてみてください。また、意味が分からない単語や文章がある場合は、意味をしっかりと調べましょう。

ゆっくり、自分のスピードで文章を頭に入れても理解できないようであれば、それはリスニングをしても理解することはできません。

続いて3つ目、音読です。
自分のペースで良いので、音読をしてみてください。このとき、ただ声に出して読むのではなく、文章の意味をイメージしながら読んでください。

音声、文章、イメージが次第に結びついていきます。また、ここで正しい発音を習得する必要があります。先程解説した通り、自分の知っている発音と、実際の発音が同じでないと正しく聞き取ることができません。そのため、音声をたまにチェックして、自分の発音が正しいかを確認してみてください。

最後に、オーバーラッピングです。
今度は、スクリプトを見ながら、音声を聞くのと同時に発音を行います。同時に行うことで、自分の発音と比較することができます。これにより、発音の仕方や英語の流れの違いが分かると思います。

もし、スムーズに行えなかった場合は、音読が足りていないことになりますので、一度音読のステップに戻ってください。

いかがだったでしょうか。
リスニング習得の流れは掴めましたでしょうか。

ここまで丁寧に行うことで、確実に一つ上のレベルにステップアップすることができます!

オーバーラッピングの次のステップとして、テキストを見ずに参考書の音声に合わせて発音する「シャドーイング」もありますが、これは上級テクニックですので、まずはオーバーラッピングをできるようにしましょう。

それでは、また次回。
Have a nice day!

Youtubeではアニメを使って、初心者にもわかりやすく英語学習方法を解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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