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【医学部学士編入試験】浜松医科大学_筆記試験について

記事をご覧いただきありがとうございます。

この記事をご覧になられたということは、浜松医科大学に興味をお持ちの方でしょう。過去問及び2021年に浜松医科大学を受験した経験に基づいて、情報をお話いたします。後続の面接編については300円いかない程度でだしますので、興味のある方、実際に2次試験に進まれた方はご参照ください。

では出題科目ごとに以下で簡潔に記載します。効率的な対策を行うための書籍については別記事でまとめていますのでそちらを参照ください。
■物理
物理についてはほぼ大学範囲が出題されます。主に熱力と力学が問われ、たまに波動、電磁気の問題が出題されます。ただ割合としては熱力と力学の主題が多いため、勉強に割く時間が足らない方は熱力と力学のみをマスターすることをお勧めします。他に言うとすれば、知識問題が選択式の問題として一部出題される特徴があります。
難易度としては学士編入試験の問題の中で言えば難し目であるため、過去問にしっかり目を通しておいた方がよいでしょう。

■化学
こちらはほぼ大学範囲の有機化学がメインです。特に酸塩基平衡の計算や反応後の構造式を記載させる問題はよくでていた印象です。(他に印象なし。。)

■生命科学
こちらは某〇ルスのテキストを見ておけば問題ない程度のレベルです。ただ時事問題(コロナなど)は出されるためしっかりアンテナを張り、+αのリサーチをしておきましょう。※ちなみに、某〇〇カリにコロナについてはまとめられていたものは販売されてました。

■英語
英語はかなり難しいので覚悟しておきましょう。難易度が高い理由は以下3点です。
①そもそも時間が少ないこと
→よほど英語が得意な方(帰国子女など)でなければ制限時間内に完答することができないと思います。英語の長文を時間をかけずに読めるようになるために、日ごろから英文の速読を意識しておいた方がよいでしょう。
②問題も解答も英語であること。
→いわゆるTOEFLのReading,Rightingのような試験であると認識いただいて問題ありません。
③作文(Righting)のウェイトが得点の半分を占めること。
→あるお題が出されるため、そのお題にそって自身の意見を述べるものとなります。もちろん英語の問題で、解答も英語であり、Intro/Body/Conclusionなどのパラグラフ構造を意識して書き上げることが必要です。

以上3点が難易度が高い理由となります。非常にレベルが高く、受験者間で点数の幅が大きく開きますので、英語が得意な方は是非受けた方がよい大学だと思います。

■最後に
例年6割程度が1次通過のボーダーのようです。
あと試験とは直接関係ありませんが、、交通手段に関してです。浜松駅からキャンパスまではバスで40分程度、タクシーで30分ほどです。バスの場合は500円いかないほどの料金で、タクシーの場合は3000円ほどかかります。試験実施のタイミングが平日の場合、多くの学生さんがバスを利用しますのでバスに乗り切れないリスクがあることを念頭に置いておくといいかもしれません。(私は長蛇の列で乗れなかったため、タクシーを使うことになりました)

以上です。

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