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大人の勉強白書2021

みなさん、こんにちは。

"勉強カフェで働く経営企画"らいらいです。

勉強カフェでは、会員さまに毎年"大人の勉強白書"というアンケートを実施しています。

昨年末に実施した結果をご紹介していきたいと思います!

最後までどうぞお付き合いください。

勉強内容についての調査


■2021年にした勉強内容
1位 読書 26.40%
2位 英語 23.60%
3位 スキルアップ 22.60%
4位 IT系試験 17%
5位 簿記 12.30%

■2021年にできなかった勉強内容
1位 英語 27.10%
2位 読書 20.30%
3位 IT系試験 20.30%
4位 スキルアップ 18.60%
5位 プログラミング 16.90%

■2022年の勉強予定
1位 英語 35.80%
2位 読書 32.10%
3位 スキルアップ 22.60%
4位 IT系試験 17.90%
5位 簿記 17.00%

「2021年に勉強したか」については98.1%が勉強したと回答。
勉強内容として多かったのは「読書・英語・スキルアップ・IT系試験・簿記」でした。

「2021年に実施できなかった勉強はあるか」については、54.6%ができなかった勉強があると回答。
できなかった勉強内容として多かったのは「英語・読書・IT系試験・スキルアップ・プログラミング」でした。

「2022年は勉強する予定があるか」については、98.1%が予定があると回答。
今年予定している勉強内容として多かったのは「英語・読書・スキルアップ・IT系試験・簿記」でした。

「読書」を除くと、今年もやはり「英語」の勉強が一番多いという結果になりました。

また、「勉強した内容」の上位には、「プログラミング」は入っていない一方で、「やろうとしてできなかった」勉強の中には「プログラミング」が入っています。これも、一昨年、昨年と同様の結果というのも興味深いです。

ただ、2022年については、勉強予定の上位に「プログラミング」は入りませんでした。2020年末から2021年にかけて、一時的に「プログラミングをやろう」と思った人が多かった、ということでしょうか。
義務教育過程でのプログラミング必修化のニュースが取り立たされていたタイミングでしたので、その影響もあるのかもしれません。

リカレント教育の認知率

■リカレント教育の認知率は昨年よりも改善

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リカレント教育という言葉を知っていますか?という質問をしたところ、4割弱が 「知らない」と回答。昨年よりも認知率は上がっていました。

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今後「学び直し」をしていきたいか尋ねたところ80%以上が「やってみたい」もしくは着手済みという結果で、これ自体は昨年と同様の結果となりました。

「リスキリング」の認知度は?

一部のメディアにて使用頻度が急上昇していた「リスキリング」という単語についても質問しました。
74%以上が知らないと回答しており、特定の業界などに偏って広がっているように見受けられました。

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興味深いのは「学び直し」よりも「リスキリング」の方が若干否定的に捉えられているということです。

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「学び直し」は8割の人が好意的な関心を持っている結果が出たのですが、「リスキリング」だとポジティブな評価は7割程度まで低下していました。

昨年後半には大手銀行などで、社員に対してリスキリングをしていく、というようなニュースもありましたので、この単語が、どのように広まっていくのかも、2022年も引き続き確認していきたいと考えています。

【調査概要】

調査タイトル:大人の勉強白書2021
調査対象 :勉強カフェに所属する18歳以上の男女
調査方法 :インターネット上のアンケート
調査実施 :株式会社ブックマークス

※本記事内容の転載をする場合は「勉強カフェ調べ」と付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。