
大人の勉強白書2020
大人の勉強白書2020
みなさん、こんにちは。
"勉強カフェで働く経営企画"らいらいです。
去年に引き続き、勉強カフェでは、"大人の勉強白書2020"のアンケートを実施しました。
本年もその結果をご紹介していきたいと思います!
最後までどうぞお付き合いください。
やはり「英語」の学習者が多い!
調査では「2020年にした勉強内容」「2020年に実施できなかった勉強内容」「2021年の勉強予定」の3つ切り口で勉強についておききしました。
いずれの設問においても、「英語」と答えた方が1番多いという結果となりました。
「2020年に勉強したか」
について、96.9%が勉強したと回答。
勉強内容として多かったのは「英語・読書・スキルアップ・IT系試験・簿記」でした。
「2020年に実施できなかった勉強はあるか」
について、65.5%ができなかった勉強があると回答。
勉強内容として多かったのは「英語・スキルアップ・読書・プログラミング・IT系試験」でした。
「2021年は勉強する予定があるか」
について、96.4%が予定があると回答。
勉強内容として多かったのは「英語・読書・スキルアップ・IT系試験・プログラミング」でした。
実際の勉強内容では、5位以内にプログラミングが入ってきていなかったのですが、「やりたかった勉強内容」「2021年の勉強予定」にはプログラミングが入ってきています。
これは、昨年も類似の傾向がみられていて、プログラミングについては「学ぼう」とはするものの、思うように学習が進んでいないという課題があるのかもしれません。
コロナの影響は!?
続いて、コロナの流行と勉強についてお聞きしました。
「コロナがきっかけで新しく始めた勉強があるか」は、21%の方が新しく始めた勉強があると回答。
割合としては大きくはないともいえますが、2割以上の方の行動が変わるきっかけとなった大きな出来事だった、とも言えそうです。
実際に開始した勉強は多岐に渡り、傾向はみられませんでしたが、「衛生関係」「人間関係」といった影響が強く出ていそうな内容も散見されました。
新しい勉強を開始した理由としては「使える時間が増えたため」「転職を考えたため」「何か行動をしようと思った」といった答えに回答が集まりました。
逆に「辞めた勉強があるか」とい設問については、91.9%の方が「ない」と回答。
一方で「ある」と答えた方の理由としては「他の勉強をはじめた」「試験がなくなった」「モチベーションが下がった」という3点で半数以上を締めました。
リカレント教育の認知率は昨年よりも悪い結果に
リカレント教育という言葉を知っていますか?という質問をしたところ、5割が 「知らない」と回答。
勉強カフェの利用者という、学ぶことに関心の高い層ですら、認知率が5割程度ということに。
この結果は、昨年実施の調査よりも悪化しており、一種のバズワード的なワードとなってしまったのかもしれません。
一方で、今後「学び直し」をしていきたいか尋ねたところ80%以上が「やってみたい」もしくは着手済みという結果になりました。
こちらは昨年よりもいい数字となっており、実際のところは広い意味ではリカレント教育は浸透しているのかもしれません。
副業をしている人は14.3%に上昇
2019年の調査では、副業をしている人の割合は1割を切っていたのですが、2020年の調査では実際に副業を実施している人は14.3%に上昇。
これからする予定の方も含めると23.7%とかなり増えていることがわかりました。
10%程度がコロナの影響で副業を始めたと回答。
前回調査からの変遷も考えますと、副業自体が浸透しつつあったところに、コロナで副業を考える方が増えたといえそうです。
2021年も引き続き調査を行っていきます。
どう変化していくか楽しみですね!
最後までありがとうございました。
【調査概要】
調査タイトル:大人の勉強白書2020
調査対象 :勉強カフェに所属する18歳以上の男女
調査方法 :インターネット上のアンケート
調査実施 :株式会社ブックマークス
※本記事内容の転載をする場合は「勉強カフェ調べ」と付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。