!T-34-システム開発技術について-
基本情報技術者試験に向けて、勉強中です!!
最近、画像生成AIにハマってしまい、作成してます。
そちらの方も、アップしていこうと思います!
また、自分は、こちらの本を参考に基本情報技術者試験の勉強を行なっています。初めての受験+初めてのITということもあり、ものすごく不安なのですが、1発で合格を目指し、日々奮闘しております。かなり読みやすくて、噛み砕いた説明になっていますので、興味がありましたらどうぞ!!
結構分厚いので、全て読み切るの大変そうなのですが、意外と1ページ1ページが読みやすいのでいいです。あと、個人的に、柔らかい本が好きなので、ボリューミーだけどめくりやすいところとかが好きですね🎵
システム
①ハードウェア
②ソフトウェア
の2つのことを指します。
・SLCP
ソフトウェアライフサイクルプロセスと呼ばれます。
ソフトウェアの企画、要件定義、開発、運用、保守までの一連の活動のことです。それらの活動内容を定義した国際規格のこと。
システムライフサイクルプロセスのことも指すが、基本情報技術者試験においては、ほとんどソフトウェアライフサイクルプロセスのこと。
・開発プロセス
企画
目標を達成するために、システムに必要な「要件」を集め、
「計画を立てる」プロセス。
要件定義
システムが持つべき「機能や性能」を決めるプロセス。
開発
実際にシステムを作成するプロセス。
運用
システム本番への移行や、システムを安定的に稼働させるプロセス。
保守
不具合の修正や、ソフトウェアのアップデートなどを行うプロセス。
・開発プロセス(SLCP)の詳細
・システム要件定義
・システム設計
システム方式設計
ソフトウェア要件定義
ソフトウェア方式設計
ソフトウェア詳細設計
・プログラミング
・テスト
単体テスト
結合テスト
システムテスト
運用テスト
の4段階。
システム要件定義
システムに必要な条件を決める工程であり、最初の工程。
現状の業務を分析し、システム要件を整理する。
ここできちんとしていないと、言った言わないのトラブルが発生してしまう。どのようなシステムを作るかを、開発会社と明確にするために必要になる。
・システム要件
とは、システムに必要な機能および性能のことである。
システム設計
システム要件定義をもとにして、システムの設計図を書き起こす。
・システム方式設計
システム要件を、ハード、ソフト、手作業のいずれかに振り分ける。
これによって何がいくつ必要なのかを知ることができる。
・ソフトウェア要件定義
ソフトウェアの機能や性能を決める工程。より具体性を帯びてくる。
業務モデルを作成し、業務の工程をモデリングする。よく、データの流れを表す図として、DFD(データフロー図)というものがある。
・ソフトウェア方式設計
プロセス中心アプローチ
データ中心アプローチ→処理ではなく、データの構造に着目している。
(DFD, ER図を使う。)
対象業務領域のモデル化にあたって、情報資源のデータ構造に着目する。
すでに決定しているソフトウェア要件をどのように実現させるかを決める。
・ソフトウェア詳細設計
プログラム単位まで分割されたものを、コーディングができるまで分割する。→具体的に、動作ロジックを検討、その結果を流れ図(フローチャート)にする。
この工程で分けたものを、モジュールという。
データのやり取りは、IPアドレスを使って行われる。
過去問
①
システム開発の最初の工程で行う作業として,適切なものはどれか。
出典:平成21年春期 問44
ア各プログラムの内部構造を設計する。
イ現状の業務を分析し,システム要件を整理する。
ウサブシステムをプログラム単位まで分割し,各プログラムの詳細を設計する。
エユーザインタフェースを設計する。
②
図は構造化分析法で用いられるDFDの例である。図中の"○"が表しているものはどれか。
アアクティビティ
イデータストア
ウデータフロー
エプロセス
③
UMLにおける振る舞い図の説明のうち,アクティビティ図のものはどれか。
出典:平成31年春期 問46
アある振る舞いから次の振る舞いへの制御の流れを表現する。
イオブジェクト間の相互作用を時系列で表現する。
ウシステムが外部に提供する機能と,それを利用する者や外部システムとの関係を表現する。
エ一つのオブジェクトの状態がイベントの発生や時間の経過とともにどのように変化するかを表現する。
④
UML2.0のシーケンス図とコミュニケーション図のどちらにも表現されるものはどれか。
出典:平成30年秋期 問46
アイベントとオブジェクトの状態
イオブジェクトがある状態にとどまる最短時間及び最長時間
ウオブジェクトがメッセージを処理している期間
エオブジェクト間で送受信されるメッセージ
⑤
UML2.0において,オブジェクト間の相互作用を時系列に表す図はどれか。
出典:平成29年秋期 問46
アアクティビティ図
イコンポーネント図
ウシーケンス図
エ状態遷移図
⑥
システムの外部設計を完了させるとき,
顧客から承認を受けるものはどれか。
出典:平成29年春期 問46
ア画面レイアウト
イシステム開発計画
ウ物理データベース仕様
エプログラム流れ図
⑦
E-R図の説明はどれか。
出典:平成27年春期 問47
アオブジェクト指向モデルを表現する図である。
イ時間や行動などに応じて,状態が変化する状況を表現する図である。
ウ対象とする世界を実体と関連の二つの概念で表現する図である。
エデータの流れを視覚的に分かりやすく表現する図である。
⑧
システム開発で用いる設計技法のうち,決定表を説明したものはどれか。
出典:平成26年秋期 問46
アエンティティを長方形で表し,その関係を線で結んで表現したものである。
イ外部インタフェース,プロセス,データストア間でのデータの流れを表現したものである。
ウ条件の組合せとそれに対する動作とを表現したものである。
エ処理や選択などの制御の流れを,直線又は矢印で表現したものである。
⑨
UMLのダイアグラムのうち,
インスタンス間の関係を表現するものはどれか。
出典:平成24年秋期 問46
アアクティビティ図
イオブジェクト図
ウコンポーネント図
エユースケース図
➓
システムの外部設計を完了させるとき,承認を受けるものとして,適切なものはどれか。
出典:平成24年秋期 問50
ア画面レイアウト
イシステム開発計画
ウ物理データベース仕様
エプログラム流れ図
解答&解説
①
システム開発で最初に行う作業は要件定義です。
要件定義は「現状の業務を分析し、新しいシステムに求められる機能をまとめる作業」です。
プログラム設計で行われる作業です。
現状の業務を分析し,システム要件を整理する。
→正しい。内部設計で行われる作業です。
外部設計で行われる作業です。
②
DFD(Data Flow Diagram)は、構造化分析手法の一つでデータの流れに着目して、その対象となる業務のデータの流れと処理の関係をわかりやすく図式化する手法です。
"〇"はプロセスを表すので「エ」が正解です。
③
アクティビティ図は、ビジネスプロセスの流れやプログラムの制御フローのような一連の手続きを可視化できる図です。フローチャートのUML版と言えるでしょう。分岐やマージなどの他に、フォークやジョイン、タイマ制御や例外処理なども表現できるようになっています。
オブジェクト間の相互作用を時系列で表現する。
シーケンス図の説明です。システムが外部に提供する機能と,それを利用する者や外部システムとの関係を表現する。
ユースケース図の説明です。一つのオブジェクトの状態がイベントの発生や時間の経過とともにどのように変化するかを表現する。
状態遷移図の説明です。
④
シーケンス図とコミュニケーション図は、ともにオブジェクト間のメッセージのやり取りを表現する図です。
シーケンス図では時系列に沿って表現するのに対して、
コミュニケーション図ではオブジェクト同士の関係の観点から表現する
エ:オブジェクト間で送受信されるメッセージ
正しい。どちらにも表現されるものです。
⑤
UML(Unified Modeling Language)は、
オブジェクト指向開発で用いられる標準表記法群です。
オブジェクト間の関連や動作・構成を表現する13種の図表があります。
アクティビティ図
アクティビティ図は、システムなどのフローを記述する図です。コンポーネント図
コンポーネント図は、インタフェースを介したコンポーネント同士の関係やコンポーネントの内容を表現する図です。シーケンス図
正しい。シーケンス図は、オブジェクト間のメッセージの流れを時系列に表す図です。
状態遷移図
状態遷移図は、時間の経過や状態の変化に応じて状態が変わるようなシステムの振る舞いを記述するときに適した図式化手法です。
⑥
外部設計は、ユーザからのシステム要件をもとにシステムの機能を確定する作業工程です。
ユーザの立場からみた業務機能を中心に設計を行うことが目的で、
この作業工程ではサブシステムの定義と機能分割,論理データモデル設計,画面・帳票・コードの設計などが実施されます。
この工程に続く内部設計では、外部設計の要件をコンピュータまたはシステム上で「いかに効率よく動作させるか」というシステム開発側の視点で設計が行われ、
さらに次のプログラム設計ではプログラム内部構造の詳細設計が行われます。
画面レイアウト
正しい。外部設計で実施される作業です。システム開発計画
企画段階や基本計画で実施される作業です。物理データベース仕様
内部設計で実施される作業です。プログラム流れ図
プログラム設計で実施される作業です。
⑦
E-R図(Entity-Relationship Diagram)は、データベース化の対象となる実体(エンティティ)と実体の持つ属性(アトリビュート)、実体間の関連(リレーションシップ)を表現する図です。
データをモデリングする方法で、関係データベースの設計によく利用されます。
オブジェクト指向モデルを表現する図である。→UMLの説明です。
時間や行動などに応じて,状態が変化する状況を表現する図である。
状態遷移図の説明です。対象とする世界を実体と関連の二つの概念で表現する図である。
正しい。E-R図の説明です。
データの流れを視覚的に分かりやすく表現する図である。
→DFDの説明です。
⑧
決定表(デシジョンテーブル)は、
ある事象について条件や選択肢を表形式で整理し、
記述された条件・選択肢の組合せによってどのような処理を行うべきか
を列挙したものです。
下記の例でいえば、表中の二重線より上が条件を記述する部分で、条件が成立するときは「Y」(Yes)、不成立の時は「N」(No)を記入します。
二重線より下が実行される処理を記述する部分で、
条件の組合せによって実行すべき処理に「X」(eXecute=実行)を
記入します。
エンティティを長方形で表し,その関係を線で結んで表現したものである。
E-R図の説明です。
外部インタフェース,プロセス,データストア間でのデータの流れを表現したものである。
DFD(Data Flow Diagram)の説明です。条件の組合せとそれに対する動作とを表現したものである。
正しい。決定表の説明です。処理や選択などの制御の流れを,直線又は矢印で表現したものである。
流れ図(フローチャート)の説明です。
⑨
アクティビティ図
アクティビティ図は、
上流行程のビジネスプロセスの流れや
下流行程のプログラムの制御フローを表すことができる図です。
オブジェクト図
正しい。オブジェクト図は、ある特定の時点でのオブジェクトのインスタンス間の静的な構造を記述する図です。コンポーネント図
コンポーネント図は、インタフェースを介したコンポーネント同士の関係やコンポーネントの内容を表現する図です。ユースケース図
ユースケース図は、システムの振る舞いを表現する図で、システムに要求される機能を、ユーザの視点から示した図です。
➓
外部設計は、ユーザからのシステム要件をもとにシステムの機能を確定する作業工程です。ユーザの立場からみた業務機能を中心に設計を行うことが目的で、この作業工程ではサブシステムの定義と機能分割,論理データモデル設計,画面・帳票・コードの設計などが実施されます。
この工程に続く内部設計では、外部設計の要件をコンピュータまたはシステム上でいかに効率よく動作させるかというシステム開発側の視点で設計が行われ、さらに次のプログラム設計ではプログラム内部構造の詳細設計が行われます。
ここまで!
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少しずつですが、投稿をしております。 noteで誰かのためになる記事を書いています。 よろしくおねがいします。