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MOON-RADIATION vol.16(マイルストーン)

ムーンラジエーション。これは造語です。
月明かりが、
放射状に全世界に広がり、
しかしラジオのようにひっそりと、
聴く者だけに届くようにと思い、
この名前を付けました。

暑い、暑い

サウナの中で、僕はテレビを見ていました。

女優が、

「私は、バイトしたことがないんです。」

それを聞いたお笑い芸人が、

「やるなら、どんなことですか?」

という。

女優は、続けて

「やるなら。。接客は嫌です。」

「えぇ〜!いますねそういう人!」

女優は

「なるべく人と話さなくていいから。漫画喫茶の定員とか?」

それを聞いて、

その女優さんはどうして人前に立つんだろうか。

という疑問とともに、

ああ、僕にも同じような感情があるのかもしれないと思った。

というのは、

人前に出て、活躍をしたい。

大きな目標がある。

でも、

それと同じくらい、

隠れていたい。

そんな感じがする。

あの人!

名前も知ってるし、

何をやっている人なのかもわかる。

でも、

顔はわからない。

尾田栄一郎か!笑

みたいな。

かっこいい。

多分、それは

承認欲求と呼ばれるだろうし、

承認してもらいたい、

認めてもらいたい、

という欲求は誰しもが持っているのかもしれない。

物欲もある。

睡眠欲も。

○○欲も。

よくも悪くも、欲だ。

それが、僕のなかでピラミッドはされていない。

何かしらの大きな課題が僕にはある。

それが、地球と月との距離くらいある。

そこへ辿り着くためには、僕は僕なりの

道標が必要なんだと思う。

でも、

なんだろう。

そんな大きな目標、

達成できた時に、僕は幸せになれるんだろうか。

そんな大きな目標は、

あきらめたほうが幸せなんだろうか。

僕にはわからない。

でも、中途半端が一番いけないってわかっているんだけれど。

大きな目標を見ること、ではなくて、

それはチラ見するだけでいいんだと思う。

ずっと見ていたら、

なんだか僕の今が

ちっぽけになってきて、

惨めになってきて、

なんだか泣きたくなる。

でも、それを忘れたくない。

大きなことを成し遂げるためには、

小さな一歩が必要なんだろうな。

あの月までいざ!参る!

ではなくて、どれくらいのマイルか。

測ってみる。

ストンと落とし込む、

マイルストーン。

道標と呼ばれるこの考えを、僕は採用することにした。

年の離れた兄がボーイスカウトをやっていた時に、

山では印をきちんと記しておくんだとか。

僕にとっては足跡よりもくっきり残る、

マイルストーンだ。

でも、僕が歩いた後にできる足跡ではなくて、

むしろこれから進んでいくレールみたいに。

ゴールから、

今の僕までの道路標識を置いていく。

目標っていったら、それまでだけど、

僕の石は硬い。

間違えた。

僕の意志は固い。

僕は、

そこそこのお金を得て、

幸せな家庭を築いて、

夢を与えられるクリエイターになりたい。

それは動画でもあり、

絵でもあり、

人間性でもあり、

漫画でもあり、

音楽でもあり、

小説でもあり、

noteでもあり、

アプリケーションでもあり、

教育でもある。

いろんなステージで、

僕なりの僕を演じてみる。

全部中途半端だけど、

少しづつ、

マイルストーンを獲得している気がする。

いいんだよ、自分。

これで、いいんだ。

おい、自分、

感謝を忘れるな。


少しずつですが、投稿をしております。 noteで誰かのためになる記事を書いています。 よろしくおねがいします。