MOON-RADIATION vol.5

ムーンラジエーション。これは造語です。
月明かりが、
放射状に全世界に広がり、
しかしラジオのようにひっそりと、
聴く者だけに届くようにと思い、
この名前を付けました。

僕にとって、月はなくてはならないものです。

いてもいなくてもいいわけじゃあないです。

居てもらわないと困るなぁ。という話です。

月。

上弦の月と、下弦の月。

月が地平線に沈む時、

三日月を弓に捉え、

弓の弦が上を向く方を上弦の月

弓の弦が下を向く方を下弦の月

そう呼びました。

非常にわかりやすい。

2021.08.22は、満月でした。

満月は、満ちた月と書きます。

約30日に1回の周期で満月がやってくる。

じゃあ、それを

ひと月

と呼ぼう。

そうなりました。

満月は、それでも僕らの見える時間は限られる。
僕らに満面の顔を見せてくれるのは、
そう少ない。
でも、だから満月に僕は特別な意味を与える。

素敵だな。

お月見もしたくなる。

人間だけじゃない。

植物も、わざわざ夜に花を咲かせる。

月見草（ツキミソウ）

ツキミソウは、夜に顔を出す。

満月は、僕らにとって季節を教えてくれる。

アメリカの先住民族（ネイティブアメリカン）は、

満月に名前をつけていました。

1ヶ月ごとにやってくるため、

時期に合った名前を付け、季節を作っていた。

1月は、Wolf Moon（ウルフムーン）

5月は、Flower Moon（フラワームーン）

9月ら、Harvest Moon（ハーベストムーン）

それぞれ、狼が遠吠えをする月

花が咲き乱れる月

果実の収穫ができる月

とあります。

月は眺めるだけではなくて、

1年を12分割できることを知り、

季節によって人々が行動できるようになった。

人間は、動物や植物の様子を見て、

月に名前をつけていった。

では、動物や植物は、何を見たんだろう。

人間ではあるまいし…。

猫は。

セミは。

ちょっと不思議です。

寒いなあ。

寝よう。

冬眠の始まりです。

植物はエネルギーの消費を抑えるために、葉を落とす。

動物はエネルギーの消費を抑えるために、眠る。

暑くなってきた。

起きよう。

夏の始まりです。

植物はエネルギーをたくさん貰うために、葉をつける。

実をつける。種を増やす。

動物も同じかと。

動物や植物は、温度なのか。

温度という事は…。

太陽

僕らにとって、太陽と月は、そんな関係だ。

人と、いきものをつなぐ。

さわれもしない、

ちゃんと見たこともない。

でも、なくてはならない存在。

大きな影響を与える存在。

満月は、それでも僕らの見える時間は限られる。
僕らに満面の顔を見せてくれるのは、
そう少ない。
でも、だから満月に僕は特別な意味を与える。

僕らにとって、大きな存在。

僕らにとって、さわれない存在。

僕らにとって、見えない存在。

そんな存在。

人？

いてもいなくてもいいわけじゃない。

居るより、居ないほうが、大きな影響がある。

居ないことが、居ることの意味づけをしてくれる。

そんな存在。

たとえば。

空気。

僕には見えない。

僕はさわっているようにみえない。

でも、空気がない。

空っぽ。

ちゃんと空っぽ。

真っ直ぐな空っぽ。

真空。

宇宙。

今の僕にとって空気は読むもの。

空気は読みもの。

空気は飲みもの。

空気は感じるもの。

読み取るもの。

見えないけど、見えないから、見ないはやめたい。

見えないところに、大事なものが隠されてる。

大事なものは、隠したい。

人間も、自然も同じなのかな。

人間も、自然なのかな。

人工＝自然なのかな。

見えてくるもの、見なくても見えるもの。

そういうものに、溢れている。

だから、本当に見ないといけないものが、見えない。

見るべきものが、見えない。

大事なものが、見えない。

それでは、ダメなんだとおもう。

目を凝らして。

よく見る。

目の前のものではなくて、その先を。

それでも、目の前のものがうるさいなら。

時には

目を閉じよう。

迷走する前に、

瞑想しよう。

分からないなら、見つめる。

その瞳で

見る

から鑑賞する

観る

からいろんな角度で

視る

そしてこの先の未来を

診る

ことが大切なんだと思います。

僕にとって、月はなくてはならないもの。

その言葉は本当です。

あまり、意識をしないから、意識をする。

無意識に対して、意識をする。

目を向ける。

そう考えて生活していこうと思います。

またダラダラとすみません。

MOON-RADIATIONでした。