日記(2022/06/06)

昨日の夕方に教育テレビのニャンちゅうの番組見てたらニャンちゅうが「SDGsの取り組みが〜」とか言っててビビる。「お゛ぉ゛ん」とか言ってるイメージだったニャンちゅうが今や「SDGs」とか「取り組み」である。そうか今そういう趣旨の番組になのね。番組表の説明欄見ると「国際理解を目的とした幼児番組」とある。ふむ。ニャンちゅうの目もよく見ると怖くなってきた。あの黒い目に吸い込まれそうになる。

『失われた時を求めて』7巻の半分を越したところ。第三篇「ゲルマントのほう」後半部分にあたるが、ここに来て初めて若干の退屈さを感じる。社交場で繰り広げられるスノッブな会話と語り手による分析がほとんど。耳馴染みのない単語や人物名があまりにも多いせいか。頁ごとに設けられている訳註は本来ならば円滑な読書を妨げないための配慮だろうが、この巻に関しては一頁まるごと訳註で埋め尽くされたりしてその配慮による恩恵もあまりない。

帰宅後ポストを開けると日本の古本屋とメルカリで買った2冊が届いている。保苅瑞穂『プルースト 印象と隠喩』、海野弘『プルーストの部屋 「失われた時を求めて」を読む(上)』。文庫で読むプルースト関連本が欲しくて。

(今日は終わり)


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