日記(2022/05/15)

昨日の夕食後に「『シェラ・デ・コブレの幽霊』が突然日本語字幕付きで見れるようになった!これは結構凄いこと!」というのを彼女に話すと俄然興味をもってくれて、一緒に見ることに。
見たくても見れなかった時代に人知れず勝手に生み出した個人的な妄想の思い出とその高揚感にはやはり及ばないが、それでもやっぱり並の映画とは一線を画す異様さは、確かにある。繋がっていない編集がいくつもあった。元々の尺が50分だったことと何か関係があるのか?顔の二重写しによる恐怖喚起は『サイコ』だよな…と思った。監督が『サイコ』の脚本家、ジョセフ・ステファノ。

午前は『藤枝静男著作集 第一巻』を読み進める。小説部が終わり随筆部へ。小説とそこまで大きく印象は変わらない。第一巻は志賀直哉との思い出がほとんど。藤枝が小津安二郎と会ったときのことが書かれていて嬉しくなった。

午後、1時間ほど散歩。ノイズキャンセリングをONにして、吉村宏『Green』を聴いた。帰ってきて岩波文庫『失われた時を求めて』第三巻を読み進める。面白いよーー。

ビデオマーケットに『アドベンチャーランドへようこそ』が来ている。妙なことに渋谷のTSUTAYAにすらDVDが置いてなかったのだが。最近は本当にYo La Tengoばっか聴いてることもあって、これも見たい。音楽担当してるのよね。でも最近は部屋で1人で映画見ると集中力が続かないのが悩み。(今日は終わり)


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