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小布施見にマラソン:お祭感満載の楽しい大会でした。(2024年7月14日)

去年に続き今年も小布施で開催されるハーフマラソンに参加してきました。
夏の時期の大会が少ない中、貴重な大会です。楽しむ大会としてコンセプトを振り切っていて、小布施に訪れる人へのおもてなしを軸にした町をあげてのお祭りのようです。

今回も前日の午後に長野入りして、善光寺辺りを巡った後は去年と同じお蕎麦屋さんでおいしいお蕎麦とお酒をいただき早めに就寝しました。

当日、早朝スタート

なんといってもスタートが早朝6時。小布施に5時前に着くためには4時過ぎには長野駅からの臨時電車に乗り込まなければなりません。小布施駅まで30分強、参加ランナーで早朝らしからぬ満員電車です。

午前5時頃、小布施駅に到着すると駅前は既にランナーでいっぱい。荷物を預けてトイレに並び、ギリギリ6時前にスタート地点にたどりつきました。

こじんまりとした街の規模に似つかわしくない大勢の人で溢れています。(参加人数は7〜8千人規模)。コスチューム賞もあるので仮装している人も多く、他の大会にはない和やかな雰囲気で盛り上がっていました。

小布施駅前スタート地点
午前6時スタート

応援の太鼓隊に見送られスタート。
最初は田んぼのあぜ道などを進んでいきます。去年は朝から暑かったですが今年は曇り空で気温もそれほど高くありません。遠くの山々に靄がかかってきれいな景色でした。

山沿いの道”せせらぎ緑道”。
ここは北斎の天井画で有名な岩松院前を過ぎて少し上りになっている所。

せせらぎ緑道

この後も川沿いの土手道やとても数千人が通り過ぎるような道とは思えない民家の裏道、畑の中の細い道などを通っていきます。
街中にはお寺なども多く、風情がありました。

小布施ワイナリー近くの道

16km過ぎの終盤は千曲川の土手を走っていきます。春には桜の木が美しいところのようです。

千曲川 桜堤の道

この大会はおもてなしエイドも充実しているのが特徴。
エイドでは多くの小学生が飲み物を手渡ししてくれるのも他ではあまり見ない光景でした。

この後、エイドでいただいたブルーベリーやアイスバーを食べながらゆるゆる走っていきます。

何度か歩いたり立ち止まったりでしたが2時間10分ぐらいでゴール。まだ8時過ぎなのでまだ他の大会のスタート時刻より早い時間です。

フィニッシュ会場は小布施総合公園という所。
ここでも参加者に振る舞われる食べ物もたくさん。スイカやお蕎麦を頂きました。

シャトルバスで小布施駅に戻り北斎舘も見学してきました。
新千円札に「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のデザインが採用されたとのこと、記念展をしてました。北斎の年表とともに色んな有名作品を見ることができます。

そして小布施駅から長野駅に戻り、去年と同じく明治亭のソースカツ丼弁当とビールを買い込み12時前には新幹線に乗り込んだのでした。

小布施見にマラソン、運営の気配りも随所に感じられ、夏に楽しくゆるゆる走るには良い大会です。

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