デスノートTHE MUSICALが観たい。

エリザベート、めっちゃ観たなぁ

とうとうエリザベート2019もあと8日程で終わってしまう時期が来てしまった。
始まった当初は3ヶ月なんて長い公演、終わりなんてまだまだ先のことのように思っていたのに。

今年はエリザベートに全てを注いでいたといっても過言ではない（特に金銭面）。
地方住みかつ薄給なのに、新幹線で月に複数回上京して観劇して…

ミュージカルの観劇スケジュール的にも、この作品が終わってしまった後は数える程しか予定が入っていない。
と言ってもちょくちょくスケジュール入り始めているけど。
幸い？なことに観たい作品はいくつも発表されているし、チケットも発売し始めているし。

ただ、一番応援している古川さんの次の作品情報が入って来ないんですよね。
だから漠然と次のスケジュールがないような感覚に陥っているのだと思う。
ここ数年、次のスケジュールがこんなに発表されないことがなかったから。
彼の次の仕事が判明するまではこのよく分からない不安な気持ちは拭い去れないんだろう。

ただ、そんな中でも観たい作品の新しい情報が解禁されるととても嬉しいもので。デスノート THE MUSICAL、通常デスミュの情報解禁も嬉しいニュースの1つ。

デスノート THE MUSICALが再演

先日YouTubeにアップされた新キャストのMVはまだ少しイメージ湧かない感じだったけれど（たぶんお二人のことをよく知らないから）、
ビジュアルはとても良いと思ったし、楽曲が良いからワクワクした。

そして今日、地方公演の日程が発表になったけれど、

大阪公演が2日間、たった3公演だけ⁉️

ちょっとびっくり。

いや、「大阪公演2月」って書いてあって、
前後の梅芸のスケジュールからして2月最終週しかないし、1週間とかの公演であれば「大阪公演2〜3月」って書くだろうから
え、まさかね…と思ってはいたけれど…

倍率が大変なことになる予感しかない…

今迄の公演、実際に観ることは叶わず、だけどよく観させていただいている観劇ブログ等で絶賛される方が多かったからすごく良いんだろうとは思っていて。

WOWOWで放送されたのを録画したけど結局観られずじまいで今日に至ります。だけど今日の発表を観てデスミュ欲が湧いてきたので録画してた前回公演を観てみた。

前回公演を観て

結論、

他の方が言っていた通り、とても良かった‼️

たぶん、私は結構闇落ちするような展開の作品や作風、場面が好きで（生執事とかエリザベートのマイヤーリンクとか分かりやすくそうですよね）、
この重たい題材もきっと好きなジャンルだと思ってはいたけれど。

さすが世界のフランク・ワイルドホーンさんと言うべきか…
楽曲がシリアスで鬼気迫っていて、それでいて美しくて。
素晴らしいなと。

原作とは違う結末になっても伝えるべきメッセージ性みたいなものを損なっていない演出も素晴らしくて。

そしてそれらを体現しているキャストさん達の演技・歌唱力…

特に月役の柿澤くんと浦井さん、L役の小池くんの役の憑依っぷりはすごかった。降りていた、役が。

月役の2人は演技の解釈が違うのか、月の狂気の表現方法が違っていて、
それでいてどちらも正解に思える説得力があったように思う。

見るからにおかしくなっていて、どんどん狂った人間に変わっていってるのに「これが自分の正義だ」と確信している自信に満ちた柿澤くんの月。

知性の高さが伝わる物静かな佇まいなのに、ミサを静かに追い詰めていくシーンなんかを見ていると、人を圧倒し、キラと崇拝されるのも頷けてしまう浦井さんの月。

唯月さんのミサミサもすごかった…
ただ可愛いんじゃなくて、ふと見せる暗い表情、上手いんだな。
可愛い子が急に暗い表情を見せる、その演技が自然だとドキッとしてしまう。

リュークを演じる石井さんも、レムを演じる濱めぐさんも圧倒的な歌唱力と死神という人ならざる者を演じる表現力がすごかった。

他のキャストさんも…全てを書く為の語彙力が私にはないけれど、本当に良かった！

次回公演のチケットを入手しなければ

そんな訳で作品自体にもとても魅力を感じたので、
2020年のデスノート THE MUSICALも何が何でもチケットを手に入れたい。
月の狂気を、村井くんがどう表現するのか観てみたい。
そう思った作品だった。

チケット取り、頑張ります。