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『少女文学第四号』サンプル #少女文学館

扉ロゴ ゆき哉  illustration CUT ☆  テーマ「少女×戦争」

「戦場にも朝がくる」

 雪の降る街で生まれた。そのことはもうすべての象徴だった。ここにはもう、いいことなんかなにもないということの。はじまった時から終わってる人生の。
 毛穴を殺したはずの肌を、ずうっと焼かれる前のチキンみたいにブツブツにして、唇が不味そうなチョコレート色になるような冷たい空気の中で生きてきた。リップひとつも色つきじゃないと用をなさなかった。本当は、ここは、人間住むところなんかじゃないんじゃないって、雪の降る街に、雪が降るたび思い知らされた。
 少なくとも一年の半分はそういう寒さの中に生きているのに、だのにまだこの土地で生きている。冬になれば路面が凍結する街に。バスが一時間に一本もなくて、老人ばかりがのろのろと道路の端を歩いている国。
 生きたまま冷凍されそうな、息苦しさが嫌で家を出たはずだった。なのに、あの家から一時間もしないこの街からは出られないでいる。
 きっとそれもこれも、雪の降る街で生まれた呪いなんだろう。
 あたしの仕事はいつも昼過ぎからはじまる。ジャージを着て出勤をして事務所のロッカーで高校の時の制服に着替えて、ちょっと歪んだ鏡がはめてある部屋の中で、化粧をしたり髪を巻いたりネイルをしたり、眠かったらうたた寝をしたりして、それ以外の時間はずっとスマホをしたりする。それだけ。
 まあ、ほんとにただ、それだけ、ってことはなくて。鏡みたいなガラスの向こうにはそれを見ている男の人達がいて、その人達があたしにお金を払っている。いや、あたしにはお金を払っていない。そこにいる時間にお金を払う。お店に払う。払って、何をしているのかは知らない。いやいや、そこまで子供を馬鹿にしちゃだめだわ。知らないわけがないよね、でも知らないふりをしている。知ったってどうしようもないし、結構もうどうでもいいから。
『アメリちゃん』
 店員さんがスピーカーを通して、外からあたしに話しかける。
『靴下のオプション入ったから』
 それは、脱いでっていうこと。あたしはふくらはぎまでのハイソックスを手早く脱いだ。脱いだ靴下は、もう返ってこないのだった。もちろん代わりの靴下は店がくれるし、ほんとのほんとに安物の靴下だから、惜しくはないけど。一瞬ためらって、聞いた。
「今日サンダルだから濡れてるけど、大丈夫?」
 スピーカーの向こうのマネは沈黙したあとに『大丈夫』と言ってきた。世界で一番意味のない「大丈夫」だった。あたしはガラス部屋の中で靴下を脱いで、ダストボックスに入れる。ダストボックス。ゴミ箱。そこにいれたものが、どこに行くのかはあたしは知らない。ま、それも嘘。きっとゴミの国に行って、ゴミらしく使われるんだろうね。
 全部のどうでもいいものを、知らないふりをして生きていく。それこそ外の寒ささえ
 真新しい靴下は、少し締め付けが苦しかった。
 午後から明け方までそこで時間を潰して(仮眠をすることもある。オプションが入らない限り起こされることもない)明け方始発のバスが出る頃に店を出る。その日のお給料をもらって。とっぱらいの、今日は三万二千円だった。明細はないけど、靴下の他に一回着替えのオプションもあったし、だいたいこんなもんだろう。あたしの一日の値段はオプション次第だ。
 運転手さんに言ったら短い距離でも車で送ってくれるけど、あたしは歩いて帰る。たまに変なお客さんが待ってたらやべって戻ってマネにクレームいれることもあるけど、歩いて帰るのはコンビニに寄っていきたいからだ。家に帰ったらもう家から出たくなくなるし。
 店の最寄りのコンビニはいつ行っても店員が外国の人であたしは名前も顔も覚えられない。いつもの煙草と一緒にバリアブルのカードをレジに持っていく。
「にまんえん」
 そう言って、さっきもらった封筒の中のお金のうち二枚を青い厚紙の中にいれてもらって、商品の入れ替え時間で開けっぱなしの自動ドアから出て行く。
 空は白くて、馬鹿みたいに寒い。あたしは経験則で知っている。空が白くなるこの時間が一番寒いのだ。煙草の火を飲んでなかったら喉が凍ってしまうだろう。ミントの匂いのする煙草は、あたしの食事であり呼吸だった。吸い終えたそばから溝に捨てながら、二本吸い終わる頃にアパートに着く。
 1LDKの家賃が二万八千円水道代込みの薄っぺらい扉をあけたら、ふわっと頬があったかい空気に包まれた。
 その瞬間にあたしは思い出すのだ。外が本当に、寒かったっていうことを。人間が生きる世界なんかじゃなかったってことを。
「かー、さむういんだけども~」
「おかえり」
 と磨りガラスの向こうから声がした。あたしは靴を並べることなく脱ぎ捨てる。捨てられることなく溜まりっぱなしの壊れたビニール傘とかサンダルとかブーツとかが散乱してて、玄関先はいつも転びそうなくらい狭い。
 冷たい板張りのキッチンを素通りして磨りガラスを開けたら、こたつの中に、チョコはいた。
 二つ結びをくるっくるにふくらまして、分厚い眼鏡をかけて、部屋着の上に着る毛布を着てスマホを眺めながらゲーム用のタブレットを両手でタップしていた。
 チョコは大小の画面から顔を上げずに、「あめめ、お風呂は?」と聞いた。
 チョコはあたしのことをあめめと呼ぶ。天里【あめさと】という名字をもじったアメリというあだ名を、まだ少し響きを甘くして。あたしは鞄を投げ捨てながら答える。
「浴びてきた。店で」
「えーだから寒いんだよ」
 帰ってからお風呂入りなよ。でも、お湯もったいないじゃん。お水は一緒だよ水道代。お湯はガスでしょ。そんな会話をしながら、あたしはこたつの中にはいる。
 ぽうっとあたたかなコタツの中が全部をあったかくしてくれる。帰り際にまた濡れてしまった新しい靴下も、ネイルの禿げかけた爪も。
 そしてタブレットから顔を上げないチョコの、にきびの浮き気味な肌や、ブルーライトカットのはいった分厚い眼鏡を見ながら尋ねる。
「チョコ今日はいつ寝る?」
「んー、チョコちょろちょろ寝たから、今日はもういいかなと思って。あめめも疲れてるでしょう? 寝てていいよ」
「うんー……」
「あ、でも夕方になったら断片【フラグ】が切れるかもしんない」
 フラグというのは正式にはフラグメンツという。あたし達がやっているスマホゲームに使われるゲーム内の通貨、課金で得られるアイテムで、イベント時はそれを溶かしてポイントを上げ、ランキングを上げる。あたしはチョコに言われるがまま、ポケットから青い厚紙を出して渡す。
「いくら入ってる?」
「二万」
 ん、ありがとう、とチョコが言う。とても事務的なやりとりで、そのことを不満に思ったりはしない。
 あたしはここでいよいよひとつの仕事を終わらせた気持ちになって。とろとろと眠気に意識をとられていくのだった。
 あめめと呼ばれるあたしが天里という名前なように、チョコは名前を本当はちょうこという。朝が来る、と書いて朝来【ちょうこ】。最初に会ったのはビジネス系の専門学校の入学式で、隣の机に置いてあった名簿を見て、「あさ……あさらい? 違う、ちょうらい?」と読んだ。
 ちょこはその時は今よりもずいぶん陰気でやぼったい感じの三つ編みで、暗い目つきで「ちょこ」と言ったような、気がした。
「ん? チョコ?」
「ううん、ちょうこ」
 やっぱチョコじゃんね! とあたしは言った。チョコはなんか唇をもごつかせたけれど拒否をすることはなくって、でも今は、自分のことを「チョコ」と言うようになった
 あたしが専門学校を休みがちになって、チョコもずるずると学校に行かなくなって、チョコもうちに転がり込んできて二人で暮らすようになって、この家から出なくなって。
 そうしてあたし達は、二万八千円の部屋で、毎日何をしているかというと、あったかくしてる。
 そう、あたたかくしている。雪の降る街で、一年の半分くらいが生きてらんなような街で隠れるみたいにして、狭いコタツであったかくなってる。あったかくなりながら。
 あたし達は、毎日戦争に明け暮れてる。
 ポロン、という軽快な音がした。チョコがタブレットのアカウントにお金をつっこんだ音だった。それからまたチリンって音がして、あたしが一晩と少しかけて稼いできたお金が、もうちょっと底上げしたらそのまま今月の家賃と同じだけのお金が、おじさんの財布からお店、お店から封筒、封筒からコンビニのカード、カードから、タブレットのチョコのアカウントの中に吸い込まれていって、ゲーム内の、課金アイテムに変わる。あたしは夢うつつの中でチョコに尋ねる。
「イベ今日までだっけ。足りる?」
「これだけあれば余裕。昨日から二番手がスパートかけてきてちょっとうざいんだけど、このユーザだいたい午後に動きが止まるから。──その間に振り切る」
 そう宣言するチョコは兵士とかスナイパーとかそういう目をしていて、あたしは見惚れるしかっこいいって思う。世界で一番、かっこいいよ。まどろみの中であたしは自分のスマホを開いてチョコがやっているのと同じゲームを開く。
 見るのはイベントランキングで。一番上、一位にあるアカウント名が『アメチョコ』であることを確認してから、二番手のアカウントを検索にかけてプレイヤー詳細を見た。
「なんこれレベルひっく。新参生意気じゃんね」
 ひひっと笑ってあたしは言う。
「殺してやってよチョコ」
 昆虫の首をもぐような気安さで、あたしは殺戮を命じたりする。
 チョコは赤いセルフレームの向こうで自信に満ちた笑いを返してくれる。
「まかせて」
 こういう時が、チョコは一番楽しそうで、あたしも楽しい。
 絶対に勝利しか知らないみたいな横顔をして、最速の最高効率でチョコはひたすらポイントを上げていく。もう、上位報酬は確定されているしイベント報酬はプレゼントボックスから溢れている。それでもあたし達はゲームにあけくれる。なんのために? 勝利のために。
 一番になるために。

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 あたし達がはじめてゲームの話をしたのは専門学校の教室の隅っこで、一心不乱にイベントを走り続けるチョコにあたしは「そのゲームあたしもしてる」と声をかけた。
 最近人気が出始めたアイドルもののゲームで、チョコが走っていたのは前日だったかにはじまったばかりのイベントだった。
 このゲームは音ゲーでもなければ大した戦略ゲームでもなかった。男の子の顔面が綺麗なだけのカードがもらえる。(そのもらえるっていったって、スクショと何が変わるって言われたら、誰も答えなんかもってない)その、報酬のために、あたし達はものすごく多くの時間と、時に多くのお金を溶かす。
「イベントカード狙ってんの? 今どこらへんいる?」
 チョコはスマホから顔を上げずに「十八位」と答えた。あたしは「はぁ!?」と声を上げて、慌ててゲームを立ち上げて、ランキングを確かめた。
「え、この、ASAってのがあんたなの?」
「そう」
「百位以内で最レアカード二枚取りだよね!? え、もうすんごいじゃん! どこ目指してるの!?」
 思わずあたしは聞いてしまったのだった。馬鹿みたいな質問だった。当たり前のようにチョコは驚いた顔を上げて、また気まずそうに俯いて、「どこ……」と言った。
 それからまたゲームに戻り、ひとしきり走ったあとにため息をついた。
 あたしは隣でわくわくとそれを眺めながら、はやる気持ちを抑えて聞いた。
「ねえねえ、どこまでいったの?」
「十四まであげた」
「もうちょっとで十位じゃん! え、このランキングのトップページにくるってことじゃん!」
 テンションが上がってしまって、教室の椅子からのけぞったままひっくり返りそうになった。
 けれどチョコは同じようにテンションがあがることはなくて。
「ちょっとじゃないし、もうむりだよ」
 チョコはこれまでやっていたゲームをわざと見ないようにするみたいにスマホひっくり返して、ぽつりと呟いた。
「今はスタートダッシュでたまってたスタミナアイテムがあったからここまで来られただけで。お金ないもん」
 もう、走れないから。この順位の維持はできない。あとは落ちていくだけとチョコは言った。
「えー……」
 あたしはそのあと、ぞわぞわして、座り心地の悪いような気持ちにずっとなってた。
 チョコは十四位だっていうのになんだかもうずっと負けたような顔をして俯いていたし。ゲームも授業も生きてることも全部面白くないって、顔してた。
 んでも、お金がないからっていうことは、お金さえあれば一番になれるんじゃんって思った。
 ここでお金を払えば一番になれるんじゃないか。
 それってすごくない? すごく、すごくない?
 その日の帰り道にあたしはコンビニに寄って三千円のウェブマネーのカードを買い、向かいのマックでチョコに渡した。
「……なに、これ」
 いきなり帰り道からマックに誘われたチョコは明らかにびびっていたし、きょろきょろと眼鏡の奥の目を泳がせて言った。
 あたしはポテトをつまみながら、言う。
「あげる」
「え、何?」
「だから~! これで十番内とかになってよ! もっと、あんたが、もっと、一番とかになってるのみたい!」
 あたしの言葉に、チョコは困惑して「なんで」ってもう一度言った。は~? ってあたしは思った。
「だって一番ってすごいじゃん! あたしチョコが一番になってるとこ見たい」って。本音だった。
 けれどチョコはちょっと困ったように笑って言った。
「いらない」
「なんで!?」
 なんでって、と言ってチョコは笑った。薄いグレープジュースを飲みながら。唇とがらすようにして。
「こんなんじゃ、足りるわけねーじゃん」
 あたしはその時何にも知らなかったんだ。ゲームに課金なんてしたことなかったから。スタンプとかファンクラブとかの会費とかで課金したことはあったけど。三千円くらいだせば結構いいとこまでいけるんじゃない? なんて思ってた。だって三千円あったらご飯の一回くらいいけっし。でもそういうことじゃないみたいだった。それこそ一時間に五百円ずつくらいお金を溶かして溶かして溶かし続けて寝ることもろくに出来なくて戦い続けなければ勝てない、っていうことを、ゆっくりチョコに説明されて、あたしは本当に時間をかけてようやく理解した。
「そんなん戦争じゃん!」
 って、あたしは言った。
 そうだよとチョコは答えた。
 小学校の時から授業で習ったでしょう? 戦争なんてしない方がいいよと。
 これは世界で一番空虚で馬鹿な戦争だよって。
 でも、あたしはその時心から思ったのだった。
 空虚でも馬鹿でもよくない!?
 あたしはチョコが一番になるところが見たい。それがマジで本物みたいな戦争だったらそっちの方がいい!
 そう言ったら、チョコはファストフードのドリンクのストローを噛みながら、ずいぶん長い間考えてたみたいだった。あたしも同じようにしてずいぶん長い間考えた。
 あたしは。あたしは一番になれなかった女なのだった。ドロップアウトが板についていた女だ。一番になりなさいねと言われて育ち、百点しか許されないテストをうけて、でも中学から高校にあがるにあたって、「百点でも一番じゃない」ということに気づいてしまって全部を投げ捨てちゃった親不幸娘だった。ただ、一番がいいっていう、クソみたいな貧乏根性だか金持ち根性だかだけは身についてしまっていて、時々それが獣みたいに顔を出すんだ。でもそのことはこの際、どうでもいい。
 三千円のカード。それが分かれ目だった気がする。
 チョコの震える手が、課金カードを取って。それから。
 チョコは走りはじめた。結局その時はもちろん足りなくて、チョコも自分で課金のおかわりしたりしたけど、結局三十位くらいだったっけか。でも、もっと頑張れるんじゃない? って聞いた。あたしははじめたばかりのバイトと、それからその時おつきあいしてくれてたパパからもらったお金で、チョコを「援助」した。
 チョコはお金は受け取らなかったけど、カードの形でなら受け取った。
 そしてそれから。その次のイベントで、あたし達は一位になった。
「おわ……った」
 夕方五時がそのイベントの終了時間で、終わると同時にチョコは倒れ込んだ。あたしははらはらとエナドリ掴んだままでチョコを見守っていた。その前の土日から、チョコはあたしのうちに泊まり込んでいた。
 チョコは友達の家に泊まるのがはじめてだと言った。緊張していた。でも、お泊まりらしいことはひとつもしなかった。正直。まじで。スマホしか見てなかった。チョコはガチで走った。あたしも、チョコの仮眠の時間は引き継いだ。その時はゲーム用のタブレットを買っていなかったから、チョコの使い古したスマホを交互に掴んでゲームをつないでた。
「どう、勝てた!?」
「た、ぶん……千ポイント以上最後に余裕があったから。…」
 イベントの終了から最終の順位確定までは数時間がかかる。ひたすらビタミンドリンク飲みながら課金アイテムを溶かし続けたチョコはもう限界みたいにまぶたを閉じた。
「ちょっと、寝るね……。確定出たら、起こして……」
「おつかれ、おつかれだよ~! なんかやっとくある!?」
「ランク報酬の……育成素材……足りないやつ……」
 そう言う間にチョコは眠ってしまった。本当にチョコは大した女だとあたしは思っていた。かっこよかった。見直した。
 あたし達──正確には『ASA』がはじめてランキングの一位を取って、あたし達はコンビニケーキとジュースみたいなチューハイで乾杯をした。
 人生のうちでも、一番ハッピーな夜だった。
 あたしは人生のうちで「一番」を、はじめて手に入れたのだった。
 けれどそのハッピーは長くは続かなかった。
 次のイベントはとりあえず、30位くらいにははいりたいよねとか考えてた時だった。
 チョコが真っ青な顔であたしの部屋に帰って来た。そう、もう、うちに帰ってきちゃいなよと言い始めてすぐのことだった。
 よく覚えてる。この土地では短い夏の間だった。開け放した窓の風が通りっぱなしだったから、あたしは玄関先を振り返って言った。
「おかえり。どうかしたの?」
 玄関のドアも半開きのままで、チョコはずるずると狭い三和土に座り混んで。
「あめめごめん」
 真っ青な顔をくしゃくしゃにして言った。
「ごめん、アメリ」
 その声が顔色みたいに真っ青だったから、あたしはすっかりいぶかしんで彼女を部屋に引き上げようとしたけれど、自分より思いチョコの身体は持ち上げられなかった。チョコが溶けた、とあたしは思った。狭いキッチンの板場につっぷして、液状化したみたいにチョコは言った。
「せっかく、あめめが」
 うわごとみたいな言葉だった。
「あなたが一番をくれたのに」

 ──チョコのゲーム用アカウントが、見知らぬ誰かに「乗っ取り」を受けたと知ったのは、パニックの中にいるチョコのたどたどしい説明を聞いたからだった。

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この続きは『少女文学 第四号』で。

以下のカットは、読んでくださった方向け、感謝のアザーカットです。

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