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「少女文学倶楽部」幻の#C98 第三号刊行記念#エアコミケ

──ここは居酒屋「少女文学倶楽部」。夜な夜な少女文学の愛好家が集まる店だといふ。ここで見聞きしたことは、決して他言無用のこと。今日は、どうやら人の客の少ないほぼ貸し切りの様子で……

社会的距離と酒量には気をつけて

栗原ちひろ(栗原):(ガラガラガラ)開いてますー?
紅玉いづき(紅玉):今夜は貸し切りだよ~2メートルあけてすわっとくれ~
小野上明夜(小野上):時事ネタを取り入れていくスタイル
神尾あるみ(神尾):今夜は遅刻しなかった。

栗原:贅沢な空間。じゃあ私は囲炉裏の前で。
小野上:心は密だよ
神尾:我ら四密!
栗原:そもそも私たち、いつも日本全国に散らばって本作ってるからなあ。天然テレワーク
小野上:意外と生活に変化がないんだよね……
神尾:生活に変化はないはずなんですが、意外と外に出たがっている自分がいます。
栗原:遠隔飲み会も慣れたもんです。神尾先生は小学生男子だからね
神尾:小学生男子、いますごくアリ地獄探しに行きたいです。
小野上:かわいそうに、ちょうちょを追っかけられない
栗原:遊具も使えないからね。アスレチックは来年だね
紅玉:じゃあ心と遅延連絡だけは密に。乾杯からするよ~私は泡盛。
栗原:和ジン、ロックで
小野上:お疲れ様でした~爽やかにレモンチューハイ。
紅玉:実際のところさ~~在宅何が困るってさ……酒量が……ねえ栗原さん
栗原:聞いてびっくり、私、昼間は飲んでないですよ!!
小野上:嘘だッ!
紅玉:えっっっっっっっっっ何と比較して? 夜と?
栗原:比較も何もゼロだよゼロ!! 完全! 昼は……おうち幼稚園してるからさ……牛乳とか飲んでるわ
小野上:最近イチゴラッシーにハマってる。
栗原:イチゴラッシーうまそう。
紅玉:イチゴラッシーおいしそうね。みんな乳製品飲んでる。さてはすくすく成長するつもりだな。
小野上:でも酒飲みは酒に牛乳inするんでしょ……
紅玉:わたしそんなに……牛乳自体あんまりのまないから……多分この中で一番背が高いけど……
栗原:酒飲みだから牛乳にあうような酒はあんまし持ってないんだわ。ウイスキーならいけるかな
紅玉:神尾ちゃんは今夜は飲むの? 樹液?
小野上:神尾くんはごくごく生で飲んでね
神尾:手頃なお酒がなかったから、ワイン開けてた。
栗原:小学生なのに
神尾:逮捕される??
小野上:保護者がね
紅玉:どうせ牛乳も大好きなんでしょう?
神尾:一日一リッターくらい呑みたい。
栗原:期待を裏切らない
神尾:樹液はね、まずいですよ。
栗原:経験者だ
神尾:カブトムシが食べてるから、美味しそうに見えるじゃないですか。まずいですよ。
小野上:せめて花の蜜にしなよ
神尾:花の蜜はおいしいですよね。
紅玉:はいそれでは~あらためまして~!
神尾:かんぱーーーーーーーーい!!!
紅玉:『少女文学 第三号』入稿、おめでとーーーーーーーーー!!!!!! カンパーイ!!!!
小野上:カンパーーーーーーーーーーーイ!
栗原:かんぱぁーーーい!! お疲れさまでした!!
紅玉:いやーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!! 大変だったね!?!? 世の中!!!!!!!!!
小野上:事実は小説よりも奇なり
栗原:そう、大変だったのはそっち(ごくごく)
神尾:けっこう危機に対して心構えしてましたけど、斜め上方から災難が降ってきた感じします。
紅玉:いや、ゆうても栗原さんも大変だったじゃん。この大変な中顔のいい新刊おめでとうございまーーす!!!(再度乾杯


小野上:新刊めでたい! 献杯!
栗原:まだまだ真っ只中ですよぉーー新刊が出たけど本屋が閉まってるっていう愉快な世界であははあはは
紅玉:大変記憶に残る発売日ですね!!!!!!!!!!!
神尾:栗原さんの顔の良い表紙の本、十分頑張ってる。
栗原:もう、全速力で販促やってますからね!! みなさんにも配らないので、なるべく買って!!!
紅玉:買いました!!
栗原:お買い上げサンキュー!! エリオットくん貴族なので体力あります、いい飯食ってるので。頑張ってる。
紅玉:ぜひぜひこれからもこの顔で頑張っていただきたい。そしてこの少女文学第三号もね。せっかくの、初の夏コミ出陣でしたのにね。
栗原:コミケはねー壁だったのになあ
神尾:ね。夏コミ初参加かと思ってたのに……
小野上:夏コミが中止になる世界線にいるんだなぁ……
紅玉:ポスターつくりたかったですねぇ。でっかいの。
栗原:どでかい表紙絵見たかったよぉー。めったにない、いい季節のコミケ……
紅玉:でもね、その分本をね、つくっていきましょう。つくりました。もっとつくっていきたいですね。ってことでそう、今回の表紙は!!!!! 夏コミということもあり!!!!! こちら!!!!!! 鈴木次郎先生にお願いしましたーーーーーーーーー!!

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神尾:めちゃくちゃ!!! カッコイイ!!!!!
栗原:めちゃよい(真顔)手で売りたかった、この顔を。
小野上:すんごいかっこいいから、煙草を逆輸入してしまった
神尾:1,2号とまた全然テイスト違いましたけど、3号もまた違う風味でいいですよね。
紅玉:そうなのです~~そして今回の巻頭は!!!!!!! こちらの表紙を受けて!! 小野上さんでーーーーーーーーす!!!
栗原:ヒューーー!! ついにこの日が!
小野上:巻頭だからエグみは控えめです! エグいほうは止められたからね!!
紅玉:組版スタッフさんがびっくりしてたもんね。「小野上さん!!!!! 黒くなかったよ!!!!」(あれで(そうあれで
神尾:黒くない小野上さん……灰色?
栗原:でもちゃんとエグい方もあったのね?
紅玉:まあそれは黒いプロットに没を出したからですが。わたしも「プロットに全没を出す」という経験、人生の中で二度目でした。ちなみに一度目、神尾です。
神尾:その太字、心に響くなあ
紅玉:神尾くんは別に黒かったわけではないですが……(ぼかし
小野上:比較的黒くないとはいえ、一号でいきなりこれだったら、それなりにエグく思われたと思うんだけど、なんかこう……ギャップ萌みたいな……?
栗原:紅玉さんが今回もめちゃ編集者している
神尾:プロットそんなすごかったんですか。
紅玉:あれ、みんな聞かなかったっけ、小野上・いいかげんにしろ・明夜さんのプロット
小野上:でもでも、全没の可能性が高いと踏んで、先にプロットを話した私偉いでしょ?????
紅玉:偉いとはなにか。
小野上:まあ一号の話も全没覚悟で早めに書いたけどな!
栗原:わかっててもチャレンジする女、小野上
紅玉:ほぼ口頭での説明だったのでデータがないのが悔やまれますが「ラストシーンで主人公が死ぬ」ってことだけは覚えてますね
神尾:主人公が死ぬ
紅玉:ヒロインが死ぬ
神尾:ヒロインが
紅玉:なんならヒーローも死ぬ
栗原:みなごろし
神尾:ロミオとジュリエット?
紅玉:設定とタイトルだけはめちゃくちゃキャッチーだった
小野上:ほぼ全滅する話だったからね
紅玉:いい加減にしてくれ
小野上:直球wwwww
紅玉:でもね、まあ、巻頭でなかったら通しました
栗原:ここはみんなの地獄捨て場、ショウジョブンガク小野上
小野上:ふええ……同人は商業でやれないことをやっていいって聞いてますぅ……(n回目)
紅玉:いえ、これはもう、巻頭と先に言わなかった編集長の責ですね。失礼をいたしました。
栗原:なぜそこまで人が死んでしまうのか。よくわからない顔をしつつジャーキーをかじる
小野上:栗原さんに言われるのはちょっと
神尾:生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ
栗原:自作誰も死んでなくないです? 死んだか? まあ死んだか
小野上:まあ今回実際に巻頭をいただいた話も、ルートによっては主人公が死ぬ……というか相方に殺されそうだけど、今回は大丈夫なんで!
紅玉:今回小野上さんからは、巻頭ということで、きちんと整えたプロットをいただきまして。ほぼ粗筋できていたので、そちらで鈴木先生にお願いをして。このビジュアルをいただいたので、もう優勝でしょ。
小野上:完全に優勝ですねこれは 私の挿文もついでに読んでね!
神尾:そう、小野上さんが巻頭で黒くないから、今回は掲載順がいつもと違う! 鬼上……じゃない、小野上さんの後じゃない。
紅玉:神尾さん、それはね!!!!!!!!! 君の仕上がりに最後まで、不安が、あったからだからね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(がくがくがくがく
神尾:あっはっはっはっは(ワインぐびぐびぐび
小野上:おっこれはいい酒が飲める展開かな?
栗原:おっ、今回も始まるのか?
神尾:調子に乗ってちゃちゃ入れすぎた
紅玉:というわけでみなさん安心して下さい、今回の座談会も、主役は神尾さんですよ
神尾:あ~、その太字、沁みるなあ
栗原:やんややんや!!
小野上:さー場は暖めておいたので、主役様どうぞどうぞ!
神尾:この居酒屋ログを読んでるそこの君も、いますぐお酒を飲んでください。
紅玉:後半に期待やで。メインディッシュはとっておきまして、さあっと今回の内容と豪華メンバーのご紹介です!


紅玉:今回のゲストといたしましては、前回のファンタジー特集に続きまして、市川珠輝さん東堂杏子さんに来ていただいています! 
前回バチバチのファンタジーをいただきましたふたりに、今回はゴリゴリの現代物をいただきまして。
「ミステリー」、頑張っていただきました。
そして「ミステリー特集」ということで、本当にミステリーの畑から、お友達の彩坂美月さんに来ていただいています!!!! よく来てもらえた~~!!!!! ぐっと締まりました。お楽しみに!!
また、ノン特集に、野梨原花南先生から、渾身の「少女」をいただいて参りました。全身全霊全力で!!!!!!! つくってよかったなと思っております。本当にありがとうございます~~!!
今回のオオトリも、若木未生先生にお願いしております。シリーズ短編、書き下ろしです!!!!!!!!!
栗原:編集長が頑張った。いつも頑張ってる。
紅玉:今回も、祈りを込めて、いい本が出来たと思います。はやく手に取るのが楽しみです。扉イラストもね~~毎回豪華になっています。ぜひともこの告知ページでご確認いただけたら嬉しいです。ね~すごくない!!??? 強い。
神尾:すごく強い。
紅玉:ここで神尾さん以外のみなさん、今回の自作についてひとことずつどうぞ。
小野上:広義のミステリーだと思って楽しんでね!(予防線)主人公はそんなにひどい目に遭わないので大丈夫!!
神尾:わたし以外……
紅玉:わたしは特殊設定ミステリーです! っていうか前号のファンタジー特集ではファンタジーを書かずにここでは書くんかいという感じですが笑 そうだよ!!!!!! 見所は紙面です。
栗原:先ほどもちょろっと話に出ましたが、私はファンタジー連作の続きです。相変わらず少女の業みたいなものに挑んでます。ミステリーは商業新刊がわりとそれっぽいので読んでね!
紅玉:加えて後半戦に行く前に、今号の販売方法のご案内です。秋以降、イベント参加の気持ちはありますが、今号は「通販先行」となっております。また、昨今の通信販売、流通状況も加味しまして、二カ所での委託を予定しております。新刊通販はフロマージュ様(窓口はアニメイト様とりあつかい)BOOTH様の両店舗で予約を受付けます。
発送の開始は店舗倉庫に入荷次第となります。
アニメイト様は手数料の関係上値段が若干高くなりますが、BOOTHよりも到着が早いかと思います。都合のよろしい方をご利用下さい。
手数料分の上乗せとなっているのですが、送料によってはもしかしたらアニメイトさんの方が安いということも出るかも……そういうところも加味してぜひ。
栗原:よろしくお願いします! 無理せず手に取ってくださいませ。
紅玉:手数料とか色々ね、こちらが負担しても問題ないかなとも思ったんですけど、なんといいますか、送料しかり、手数料しかり、そこにたくさんの人が関わっているという証拠でもあるので。今回は、隠すことなくこういう形で、お願いしようと思います。
神尾:よろしくお願いします!!
小野上:よろしくお願いします~!!
紅玉:あなたの「おうち時間」に、ここはひとつ! 加えてやってくださいませ!
紅玉:あともうひとつ、わたしの方から告知というか、提案となりますが、よろしいですか?(編集長働き者ですね
神尾:いいよーーー!
小野上:よっ働き者! おつまみ用意しとくね。
紅玉:あ、おかわりはほろよいのカルピスサーで。
栗原:神尾さんのワインを横から飲みつつ、いいよー
神尾:どうぞどうぞ。注ぎます。
小野上:あちらの神尾くんに樹液をお願い、マスター
神尾:樹液をコップいっぱいためるの大変なんですよ!
小野上:ミツバチみたいな目線だな
栗原:ありがとうありがとう。……こ、これは……ワイン瓶に入った樹液!!??
神尾:えっ、もしかしてこれが……樹液だった?? じゃあわたし、樹液好きっすね。
小野上:ワインはキリストの樹液
紅玉:いいの!? すすめても!!!??
神尾:え、待ってた待ってた。紅玉さんの言葉を待ってた。
栗原:進めるための時間を稼いでた!
紅玉:ずいぶん楽しそうな稼ぎだったな
小野上:みんな割と小学生だから……私も待ってたよ! 本当!!
神尾:樹液を呑みながら待ってる
栗原:樹液まず!! ペッペッ!! 囲炉裏で煮詰めながら待ってるね

もしかしたらこれからあるかもしれない企画


紅玉:今いろいろ、みなさんステイホームってことで、おうちの中での楽しみを見いだす方が多いかと思います。その中で、例えば朗読配信用に、なにか作品を提供できないかなとしばらく考えていて、権利関係が一番クリアなものとして、「少女文学」の掲載作を、「朗読などの配信可能」として解放したいなと考えていて。
神尾:(樹液とお知らせのあいだにけっこうな温度差があるな……)
紅玉:(樹液誰のせいだろうね?)
栗原:いいね~、広がりがあるね
紅玉:ね~。とりあえず試験的に、何かトラブルがあっても責任がとれるように、メインメンバーで。問題なければ、ゲストの方にはお一方ずつ許可をいただけましたら、開放リストにいれていけたらなーと
神尾:すてきな繋がりですな
紅玉:基本的には、購入いただかないと朗読は出来ないとおもうんですけど、「全文朗読!」とかでなければ、いやわたしはしたいならば全文朗読したっていいとおもってるんですけど笑 できれば朗読してもらいたい部分で、してもらって、もしももしもよければ、「少女文学」収録作だよとつけくわえてもらえたら~。リンクとかも無理はいいませんので。
小野上:それぐらい緩いほうがいいやね。
紅玉:タグも決めて、拾えるものは、noteとかで拾ったりとかも出来たらいいなと思ってます。タグはなにかな。 #少女朗読館  とかかな 少女とありますが、もちろん少女じゃなくてもいいです。女性でも、男性でも。でも少女はつける。そこはね、少女ってのはこう……心意気みたいなものですから。
栗原:作者名とタイトルもかな? 朗読内で言えばいいって感じ? 詳しいことはまとめてくださると信じて
紅玉:いれてほしいですね。ほしいですけどまあ、どうしても入らなかったというなら無理はいわないし。口に出してみたらわたしは「べにたま」っていわれてても全然かまいませんので……笑
神尾:朗読などの配信可能、っていうのは、朗読じゃなかったらあとなにか……たとえば人形劇とかってことですか?
紅玉:うーんどうかな。なんとなくふわっとなどとつけてはみたものの。演劇的に掛け合いをしてくれる人とかいるかもしれないですし、絵とかにアフレコみたいに……そういうのあるかな~。まあ、自由ですねそのあたりは。基本は朗読ということで。朗読館だし。
栗原:いいですねー。私も何か読みたい!
小野上:自作を朗読するのかっこいいね!
神尾:わくわくしますね
紅玉:ぜひぜひ。栗原さん一緒に朗読配信とかもしましょ。
栗原:一緒の朗読配信……まさかの掛け合い???
紅玉:いやかけあわなくても笑 交互にとか笑 20分とか30分とか朗読やってられないし
小野上:私は無理なので、誰か物好きな人がいたら拙作もお願いしますと言っておく。
紅玉:小野上さん、小野上さんの作品が無理みがつょ なんでもありません
小野上:R18Gになっちゃうかな!
栗原:私は小野上さんの一作目結構読みたいけどなー
神尾:あ~、一作目は朗読向いてそう。
紅玉:わたしは二作目がいいな~~
栗原:まさかの小野上朗読会か!?
紅玉:そういうのもいいですね。神尾さんて、そんだけいろいろやってて、演劇系は全然通ってないのです?
神尾:わたし中高は演劇部です。
栗原:おっと。
神尾:女子校だったから、男役しかやったことない……。
紅玉:ヒュー
小野上:メイン登場人物三人だから丁度いいんじゃないですか????
紅玉:ヒューヒュー
栗原:だから柄シャツにジャケット着てセカンドバッグ持っちゃうのか
神尾:セカンドバッグまではいってないですから!!
栗原:今度ドンキで買ってあげるよぉ!!
神尾:滑舌の練習しておこう
紅玉:何派だった? わたしはあえいうえおあお
神尾:拙者親方と申すは、お立ち会いのうちにご存じの~
栗原:あいうええおあおですね あえいう? おや? もう忘れたわい
紅玉:小野上さんの三号のとか、かっこいい朗読で聞いてみたですね。
小野上:三号は男性の声でも聞いてみたいなぁ。声優さんとか乗ってくれればいいね!
紅玉:なにかおもしろいものあるといいですね。なければ身内で楽しみましょう。
神尾:楽しいことを、見つけて、やっていきたいですね……
小野上:私は声が低くて滑舌が悪いから、しょっちゅう聞き返されるのでしゃべりが滑らかな人は偉いなぁと思っている。
紅玉:朗読はね、心よ。
栗原:あと、筋肉です 鍛えれば声は高くなる
神尾:あ、そうそう。筋肉は裏切らないから。衰えるとやっぱり低くなります……
小野上:へー、そうなんだ
紅玉:心だけ……(つまりなにも鍛えてこなかった
神尾:紅玉さんは心の圧が強いからなんとでもなりますよ
栗原:ほどほどでやっていきましょう、本業はね、書くことだしね
紅玉:皆さんの許諾も得ましたので、企画についてはまた新刊発売時期にでも。書いていかねばなりませんね。本当にね。ねぇかみおさん!
神尾:さて、じゃあもうあとは美味しいお酒を飲んで、楽しくお話しましょうか。(ちっ、出遅れた)
小野上:(梅酒頼んで傍観の構え)
栗原:お待ちかねタイムだわ

本日のお待ちかねタイム


神尾:なんですっけ。なにかまだ話さないといけないことありましたっけ。
紅玉:神尾さん、今回も………………お楽しみでしたね(*^_^*)
神尾:(*^_^*)
栗原:プロットは通ったのにねえ
神尾:いや、マジで、書いてたときの記憶がさっぱりないんですよね。
紅玉:わたしは赤いれた時の記憶がはっきりありますが?
栗原:寝てたのかな
神尾:できあがったの見て、「あれ? いつ書いたんだっけ?」って思った。記憶がない。タイピングの記憶もない。どっか昔のフォルダから出してきたのかなって、それくらい記憶がない。
栗原:それ、多分後から記憶消してますね
神尾:はてさて
小野上:つらいことは脳が消去するやつか
栗原:それだ
神尾:結局ほら、そうすると楽しかった記憶だけが残るんですね。ほらこの島田さんの扉絵、よいですね。素敵です。いろんなもの描かせてごめんなさい。
紅玉:あれはこの世の中の騒動がはじまるまだ前、深夜のホテルで赤をいれながら、一ページの半分いれたところでぶちきれて、電話をおかけしましたね?
小野上:この場合、つらかったのはむしろ編集長では?
栗原:うん。
神尾:編集長って、大変なお仕事だな。
紅玉:なので初稿の赤字、存在しません。全 書 き 直 し だ っ た の で。
栗原:ヒューーーーー
神尾:この画面が邪魔してなければ、いますぐワインを注ぐのに……
小野上:新記録wwww
神尾:あっはっはっはっは
栗原:全書き直しかぁ。デビュー前はやったなあ。神尾さん2度もデビューしたのでは?
神尾:ささ、栗原さん白ワインどうぞどうぞ。
紅玉:これ、ぜひ合同誌にて読んで欲しいんですが、読んでちょっとびっくりして欲しいんですが、この話、最初、「一人称の小説だった」んですよ。わたしもう完全に頭にきて電話をかけて、いいましたよね、まず第一声、「なんでこの小説一人称でかいた?」
栗原:どーもどーも(ごくごく)
神尾:「なんででしょうね……。たしかに、三人称のほうがいいでしょうね……」?
紅玉:神尾さんなんてこたえたか覚えてる??? てれてれと笑いながら、「いやー、読み味を? 軽くしたくて……?」
神尾:あっはっは
紅玉:あなたの小説が三人称でも重かったことがあって!!!??????
栗原:読者に傷を負わせたい作家だからなあ、神尾さんは
神尾:いやーーー、今回も読む人みんなに勇気を与えられるな~。
栗原:まあ、作品についてたくさん考えさせてくれる編集者はいい編集者ですよ。紅玉さんは作家だけど。
紅玉:もうね、最後まで、最後までね!?!?!?? 大丈夫か不安でね!!!!????
小野上:お母さん……。二方向からいびられる神尾さんを見ながら飲むライムチューハイはうめえな
神尾:ええと、もういっぱいワインもらおうかな……。
栗原:神尾さんはもう一歩、いや、もう三歩くらいよく考えるくせをつけようよな
神尾:その一歩、踏み出す前に、考えよう。
小野上:考える癖というより、客観性を取得すべきなのでは。まあこれはブーメランでもあるんですが。自作のことはよく分からんものよ……
紅玉:やーーーー、心配だったんですけど、さすがの編集長も自信がなかったんですけど、最後にね、島田さんにね、いい扉をいただきましてね、ようやくほっとしました
神尾:そう。すてきな。とても素敵な青春な扉をいただいた。
紅玉:いい扉でしょ、ゆき哉さんのロゴいれも、最高でしょ
栗原:よかったよかった、めちゃキャッチー
神尾:ポップなロゴでした。うれしい。
紅玉:助け合いですよ本当に創作は。心からそう思いますね。いい作品になりました。もっとがんばろうな!!!!!!!!!!!!!!
神尾:オッス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
栗原:体育会系のノリで終わった
小野上:あの扉はとてもインパクトがあってよかった! なんだかんだ書き続けてるから偉いよみんな
紅玉:いやー書いてる?? 書いてる度でいうと多分わたしが一番低いけど……書き続けていきたいですねぇ
栗原:これがないとなんも取り柄がないんだよぉーー
神尾:次作も書き始められることになったんで、ちゃんと書いていきたいです。本当は外で喫茶店かなんかで書きたいですが、我慢してお家で書きます。
紅玉:えらい! せっかくのおうち時間ですしね、みんなで書きためていきましょうね、難しいけれどね、世の中がこんなだとなかなか。でもまあ、書くことは自由ですからね。
栗原:おうち幼稚園と戦いつつ、どーにかこーにか!
紅玉:せめてもの自由ですよ。謳歌いたしましょう。
栗原:じゃあそろそろ?
紅玉:そうね、みなさんの自由と健康を祈って、かんぱーーーーい!!!!
小野上:かんぱーーーーーーーーーーーい
神尾:かんぱーーーーーーーーーーーい!!!!
栗原:お疲れさまでした、少女文学よ永遠なれーーーーー

こうして、今日も「少女文学倶楽部」の夜は更けていく──

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