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皐月 短歌 後半

角砂糖世界における崩壊が紅茶の中に広がっていく

落日の色侘しくて風になりたい語ることなく気づかれもせず

短歌って女々しい歌は好きだけどエモい入るとちょっとうざいな

ぼんやりと目覚めた朝は雨の音いやだいやだと駄々をこねたい

貝殻を集めてできた携帯にもしもしと波うちかえす声

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