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離婚調停を起こすと妻代理人に言われたので待っていたけど
待てど暮らせど来ないから
僕の代理人から催促して貰ったら、やっとやっと調停の呼び出しが来て
喜び勇んで霞が関で降りた

東京高裁の入っているビルを左に見て
その先の家裁・簡裁の入っている合同庁舎が舞台

陸上のスタートとゴール位長い廊下
調停室を挟んで申立人と相手側の控室が有る

まずは僕が呼ばれた、弁護士の先生と入室

男女二人の調停員
女性が口を開いた

妻の主張

離婚
親権
慰謝料

離婚は同意
親権は子の希望もあり、また虐待親には渡さない
慰謝料は何の不法行為もしていない、精神的苦痛はお互い様で相殺

慰謝料は300万言われたので、何の不法行為に対してだと問うと
別れて生活を維持するための資金だと言う
それは慰謝料じゃありませんよね
弁護士先生にまぁまぁと止められた

僕のターンは5分で終わり 控室に戻り、次のターンを待つ
90分待たされて呼ばれた

妻は調停員に愚痴をこぼしていたらしい

思い通りにならない愚痴

結婚してから、ずっと自分の実家・親戚関係を第一にしてきた妻
それは構わない、一緒になったのだから合わせていた

でも、子が出来たら、そうはいかない
子は思い通りになんか動かないし、かくあるべしをしても無理

観て分析して、何が必要か どう愛して育てるかが親だ

子育てまでも自分の実家流でやろうとする と調停員に言った
「まぁまぁ、そうおっしゃられても」
「子の事は譲りません、もう帰りますね」

「もう一度奥様にお伝えして、その後お話が」
「今、何時です?次女の幼稚園の時間はお伝えしてますよね?妻も既知の筈」

「帰ろう」
弁護士先生に促されて退室、帰路についた

調停員は資格が有ってやっているわけじゃない
もっともらしいバッジは着けているが歳を喰っただけの素人

年齢と共に良識ももっているだろうと勘違いされて就いている
あの頃で日当4桁だったかな

双方の話を聞いて、丸め込みやすい方に譲歩を迫る
話に為らないと想ったら調停不調にして裁判に進むのが吉だ




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