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紅花ノベルズ

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ごく稀ですが、何か物語風なものを書きたい衝動に駆られるのです。これは私の前世のせい?おそらく前世は夏目漱石。(←な訳ねーだろ!) ※画像は角川書店『文豪ストレイドッグス』(ヤング…
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#no民

ばれ☆おど!㊹

第44話 カン太vs緑子  妖精――。  それは澄んだ泉の湧き出る深い森に棲む神秘的な存…

ばれ☆おど!㊷

第七章 爆炎の貴公子 第42話 薄紅色の瞳の魔術  大歓声の中、ひとりの女がギロチンの前…

ばれ☆おど!㊶

 第41話 それぞれの思いを胸に  それは、古くてボロボロになっている手帳だった。  源…

ばれ☆おど!㊵

 第40話 水玉模様は逆襲する 「騙されただと? 何のことだ!」  源二の問いに、綾香の…

ばれ☆おど!㊴

 第39話 怪物の正体  ポップコーンが滝となって流れ落ちている。 「でかした!!」  …

ばれ☆おど!㊳

 第38話 クールキャラは水玉模様  天高く、青空に飛んでいく真っ赤なフリスビー。  そ…

ばれ☆おど!㊲

 第37話 決め台詞は空振りで 「キャーーーー!!」  エントランスの方から、大きな悲鳴が上がった。  すると、瞬く間に大騒ぎとなり、イベント会場は大パニックに陥った。  源二、サクラをはじめとする、動物愛護部の部員たちが、ボランティアで、猫の譲渡会を手伝っている時であった。  騒ぎを聞いて、彼らは一斉にそちらに振り向く。  源二、カン太、うるみ、シータを抱いた緑子は走り出す。続いて、サクラ、ぜんじろうもそのあとを追う。 「なんだ? この臭いは?」  途中、あまりも

ばれ☆おど!㊱

 第36話 ふたりはエスパー?  美少女とは、自分が美しい、と認識しているものだ。  そ…

ばれ☆おど!㉟

 第六章 邪眼の人形使い  第35話 もう一つの動物愛護部  一匹の白い猫が歩いていた。…

ばれ☆おど!㉞

 第34話 通じ合う二人  そこに現れたのは、緑子であった。  彼女の灰色の瞳は閉じられ…

ばれ☆おど!㉝

 第33話 隠された切り札  災難とは突然やってくるものだ。  事前に予測できるなら、対…

ばれ☆おど!㉜

   第32話 秘奥義〝カン太の拳〟  一方、裏側の入り口から侵入したカン太たちはという…

ばれ☆おど!㉛

   第31話 うるみの身体検査?!  車から降りてきたのは、樹里だけではない。  反対…

ばれ☆おど!㉚

 第30話 スポンサー確定?! 「運転手さん、もっと、とばして!」  アイリの小気味よく弾んだ声がひびく。  夢の中にいるカン太。そして彼らを乗せた車は北に向かっていた。  国道17号線から18号に入り、軽井沢方面へ。  追跡用の発信機で、樹里を乗せた車の位置はわかっている。山間の蛇のようにうねる道に入ると、ガラガラだ。  ハイペースで追いあげる。やがて樹里を乗せた車が先の方にチラッとみえた。 「あれね! やっと追いついたわ」 と声を張りあげるアイリに源二が答える。 「