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プロローグ ヒュー、ヒューー、ピューピュー、ピュー やけに風が強い。 ビル風…
第一章 孤高のマッドドクター 第1話 逃亡の果てに 4月20日午前8時30分。…
第2話 鬼の風紀委員VS動物愛護部 「やっぱり、ここにいたか。さあ、降参しろ!」 …
第3話 強制入部と初仕事 翌日。4月21日。土曜日。 放課後、部室に向かいながら、…
第4話 愛銃〝アンサー〟 「さあ、ユーの出番だ。吾川君。早く手柄を上げたいだろう。…
第二章『暗闇からの執行人』 第5話 ぬいぐるみ型ロボット〝シータ〟 翌日、四月二十…
第6話 人工知能の推理力 矢文の内容を読んだカン太は思う。 (誰なんだ? ちょっと前なら喜んだのに。でも、今は違うんだ) 「きっと、脅しだけだろう。一体何が目的だ? コイツは」 源二も首を傾げる。 そしてシータに問いかけた。 「シータ出番だ。この状況から、犯人の目的と犯人像について、推測してくれないか?」 「はい、源二兄様。現時点では材料があまりにも少ないため、予測もおおまかになりますが、よろしいですか?」 「うむ、それは構わない。頼む」 「では、まず犯人像
第7話 二つ名の持ち主 開いたロッカーの中から、シータが現れた。 シータはヨタ…