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休み時間は休む時間のはず

中学受験に伴うあるある話です、リアルに今行われていること。

それは、中学受験は首都圏で1月から始まるので、3学期から試験終了までお休みするケースもある、その場合は、

休んだ期間の宿題を全部出しなさい。クラスの授業で取り扱ったテストは休み時間に受けてもらう、授業の課題もやりなさい。

となるのが文科省の指導なのでしょうか?それとも担任ごとの裁量、判断で決められているのでしょうか?

ルリ子は、休み時間に上記をやるよう担任に言われており、休み時間は休んでいません。

版画、テスト、宿題、家でも学校でも、クラスの子たちはこれだけやったんだよ、やりなさい。ということです。

ほかに受験で休む子はいないからかもしれません。

しかも、関西の受験は1月中旬の数日間で決着が付きますが、首都圏は受験期間が長いですから。

私は、担任に何も言いません。そういう学校で、そういう指示で小学校というのが成り立つんだな、保護者から疑問が上がらなければこれでいいとしているのだな、と見ています。
受験を理由に、試験期間の小学校を休んだことは事実ですし、コロナの濃厚感染者となり受験できなくなる方がよほど困ります。どうあれ、受験を無事おえることを優先にしましたが、そうすることによって、休み時間がなくなってしまったということです。

ルリ子は、とにかく言われたことはやっているようです。反抗など表だってはしません(顔には出ているかも知れませんが)、休み時間もサボることはしていません。それを見て、担任はどう考えるか知るよしもないのですが、これが日本の公立小学校の教育の一部として行われています。

親としては、不登校の子供にどのように履修させているのか、病欠が長い子(入院などのケース)はどうしているのか、いろいろとイレギュラーな場合を想像してみるのですが、要するに「中学受験」で休むと、全部やりなさいになるんだろうな。
都心の受験人数が多い学校や、中学受験の壮絶さなどを知る教師なら、終わって登校してきた生徒にどういう対応をするのか・・・そのケースでないので私にはわかりません。
中学受験で学校のことないがしろにして、せめて登校してからやりなさいということであれば、事実、ないがしろにして受験をしています(欠席したんだから)。だから、ルリ子はやっていますし、それに意見も担任にはしていません。

公立中学を選択しなかった理由の一つに、どういう理由でそういう教育になるのか?気に入らなかったらそうしてもいいのか?と勘ぐることにもなりかねない指導があったときの、解決法が一つもないと思うからです。いちいち担任を超えて、教頭や校長にまで考えを述べるだけでも気が滅入る、疲れそうです。それで改善するとも思えないですし。
公立中学校も、履修主義なんですよね?毎日登校したからといって、その内容が理解できるわけでもないという・・・

ルリ子は小学校の授業を受けたから、現在の学力になったわけではありません。小学校に通ったことで、違う面で経験になっていると思います。もし、中学受験塾で学んでいなければ、検定教科書の理解もあやふやで卒業したかも知れません。勉強する意味は、各家庭の教育に対する考え方で違ってきます。私は、小学校の作業的な宿題学習と3年生あたりで授業参観をみたとき、良い感想を持ちませんでした。

学校の授業に真面目に座ることを意欲的に感じる子供がどれだけいるのだろう?
小学校は勉強だけではなく、子供同士の交流もそこにはある、給食や学校行事、集団生活を知る場でもありますから、全部を否定してはいません。公立小学校の学び方がどの子にも一律同じ方法で、選択する余地なし、には疑問があるというだけです。

ルリ子の休み時間がないという現状は、とにかく時間が解決すること。

卒業式までもうすぐ!淡々と、処理していくのだよ。頑張れ!ルリ子。


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