【育休体験記】自己肯定感の高い旦那から学んだ「子育ての楽しみ方」
半年間の産休・育休も残すところ、あと1ヶ月。あっという間でした。
お休みをいただいている間、在宅で働く7つ年上の旦那(IT専門の弁護士で、PCさえあればどこでも仕事ができる)とは、四六時中いっしょに過ごしています。
5年付き合って、結婚して4年。計9年の仲ですが、24時間ずーっと同じ空間にいるのは、今回がはじめて。
一日中、旦那といっしょに生活する中で「(思っていた数十倍)旦那って自己肯定感が高いのかも...」と感じることが多く、そんな旦那のおかげで子育ても楽しくできています。
今回は、自己肯定感の高い旦那から学んだ子育ての楽しみ方を、ちょっとしたエピソードを交えて紹介します。
まえまえから ”自己肯定感高め”だな、とは思っていたけど
(写真)9年前のディズニーシーデート
旦那とは、ボランティア団体(ロータリークラブの青年部)で知り合いました。当時、私は20歳(大学生)、旦那は27歳(弁護士)。
私は昔から「全身から良い人オーラがにじみ出ていて、少し変わった人」がタイプでして、旦那はまさにそのタイプでした。
というのも、初めてのデートが炎天下の中、シロコロホルモンを30分以上並んで食べる「B級グルメグランプリ」だったり、告白を断るも「ボクの良さを理解していないだけ!」と、30分ほどプレゼンしてきたり。
初めてのクリスマスデートにいたっては、「銀座の名店を予約しといたから、期待しておいて!」と言われ、大学の友達に「弁護士の彼氏が、銀座のお店予約してくれたんだ〜〜」と鼻高々自慢した挙句行った店が、バナナのような大きい餃子で有名な「銀座 天龍」。
(餃子は二人で美味しくいただきました。ただ、円卓でサラリーマンが黙々と餃子をほうばっている中での食事だったので、クリスマスっていうよりは忘年会でした)
私の予想をいつも軽々とあらぬ方向に超えていく、それが私の旦那です。
どちらかというと私は自己肯定感低めで、何か行動したあとは「でしゃばったかも...」「嫌われちゃったかも...」と自己嫌悪に陥ったり、漠然と「このままの自分ではダメなのでは...」とグジグジ悩んだりしています。
一方、旦那はあまり他人に興味がないらしく、人からどう思われるかなんて気にもならない。今の自分が、自分至上最高、と常に思っているようです。
なので、旦那に悩みを相談すると、だいたい「気にしすぎ。他人はこっちのことなんて、気にしてないし見てないよ」と言われ、「そんなものかぁ〜」と気持ちが軽くなったり、
ヒョイヒョイとビジネスを成功させている旦那を見て「もっと頑張らねば追いてかれる!!」と、自分を奮い立たせる毎日です。
自己肯定感が高いことによるメリット
(写真)旦那は思い立ったらすぐ行動していて、常に楽しそうです
Wikipediaによると、自己肯定感とは
自らのあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。
とのこと。つまり、
自己肯定感 = 自分が自分であることに満足し、自分自身を価値ある存在として受け入れられることです。
自己肯定感は、高くなる日もあれば、低くなったまましばらく停滞してしまうこともあるそうですし、
低いことで失敗や危険から遠ざけてくれますが、低すぎると「どうせまた失敗するだろう」と行動にブレーキをかけてしまうそうです。
また、日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした「自己肯定感に関する意識調査(引用元:内閣府)」によると、日本人は他国と比較すると、自己肯定感の高くない国民性とのこと。
あまりにも自己肯定感が高すぎてリスクを回避できないのも問題ですが、
個人的には、少しくらい自己肯定感が高い方が楽しく生きていけるんじゃないかな、と思います。
自己肯定感が低すぎて、いつも「できない」と思ってしまうよりは、いろんなことにチャレンジできる方が、人生が豊かになるな、と。
自己肯定感の高い旦那の最近の悩み
息子が生まれて早4ヶ月。すくすく成長しています。
3.2kgで産まれ、すでに7kg超え。抱っこしすぎて腱鞘炎になりました。
親子3人での生活は、大変なことよりも新たな発見や嬉しいことが多く、本当にあっという間に1日が終わります。
とはいえ、全く悩みがないわけではありません。少なくとも私は。
旦那も少なからず何か悩みがあるはずだ、ないはずがない!と思って「最近なんか悩みある?」と聞いたところ「あるよ」とのこと。
「ほほう、さすがの旦那も100%ハッピーなわけじゃないんだな」と思い、どんな悩みなのか聞いたところ、
「進撃の巨人が28巻まで期間限定で無料で読めるんだけど、期間内に読み終わるかが不安。それが最近の悩みかな、他には特にない」
と言われました。
その回答を聞いて、一瞬イラッとしましたが、次第に「むしろ凄いな、こいつ」と思えてきて、今に至っては感心しています。
旦那は100%どころではなく、「120%ハッピー」だったのです。自己肯定感が高く、ストレス耐性が強いというのは最強ですね。
旦那に聞いた自己肯定感を高めるポイント
(写真)新しいチャレンジの料理もサクッと習得した旦那
あまりにも感心してしまい、「どうやったらそんなに自己肯定感が高くなるの?むしろお教えいただきたいわ」と旦那に聞いたところ、30秒くらい悩んだ末、
「・・・実績?凄まじく努力して、それで結果がついてきて、の繰り返しかな?」
と、歯切れが悪い感じで教えてくれました。
どうも自分自身では自己肯定感が高い意識がなく、「自然体で頑張ってきたらこうなった」って感じみたいです。
旦那と生活する中で学んだ、子育ての楽しみ方
(写真)両家でお宮参りに行ってきました
義母と話をしていると、本当に些細なこと(自分でも意識していなかったような小さいことなど)でも、すごく褒めてくれます。
きっと昔から「すごいね、こんなことできるようになったんだね!」と、できるようになったことを一つ一つ褒めてもらってきたからこそ、今の旦那がいるのでは、と思います。
中身を見れていないと表面的な部分しか褒められないので、旦那に対しても、息子に対しても、身近な理解者でいれるよう、しっかりコミュニケーションをとって、一緒に楽しい時間を過ごしていきたいです。
また、自己肯定感の高さは周りに刺激を与え、やる気にしてくれるので、自分自身もできるだけ自己肯定感高めでいきたいなと思っています。
これがなかなか難しいんですけどね。
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