保活は旦那がやった方が良いよって話

2023年10月に第一子の男の子が生まれましたが、我が家は子供が生まれるまで保活について全然調べていませんでした。
理由は、①万が一子供が無事に生まれてこなかった場合に悲しみが倍増すると思ったため、また、②我が家は夫婦共働きで、妻の妊娠中に保活について考える余裕がお互いになかったためです。
そして、子供が生まれてから、保活について本気で調べ始めました。すると、保活についてこんなことを思うようになりました。

「保活って仕事と似ているし、旦那が主導でやっても全然問題ないんじゃない?」

ということで、我が家は、妻が里帰り出産で東京にいなかったこともあり、東京にいる私が保活責任者をとして保活をメインで担当することになりました(結果的に保活は99%私が行い、妻は私からの保活の活動報告を聞くだけで済みました。)。

■保活が仕事と似ていると思った理由

まず、私が保活が仕事と似ていると思った理由。
それは、保活が、投資先や買収先のリスク等を調査するデューデリジェンス(以下「デューデリ」)に似ていると感じたからです。
※デューデリをしたことがない人については、「取引先の調査」に置き換えていただければと思います。

つまり、保活とは、子供という何物にも代え難い大切な資産を預ける保育園の調査であり、情報収集→分析→判断のプロセスを踏む点で、デューデリと変わらないと感じたのです。

保活がデューデリであると思ってからは、保活の心理的ハードルが一気に下がり、これは私の方が妻よりも得意だと感じ、早速保活を始めました。

■保活として具体的にしたこと

私が保活として具体的にしたことは、①ネットで情報収集、②保育園見学、③区役所の職員と相談です。

①ネットで情報収集

ネットでの情報収集は、まずはYoutubeで保活の動画を片っ端から2倍速で見て、保活の知識を詰め込みました。
そこで感じたこと。
それは、「保活は地域によって全然違う」ということ。
そのため、ネットで知る情報はあくまで一般論であり、自分が保活する地域の保活状況については、「最新の」情報を自分でゲットしなければならないと痛感しました。
あえて「最新の」に括弧をつけましたが、保活の状況は毎年変化しており、「最新の」情報というのがとても重要になります。
例えば、5年前と今では全然状況が異なるため、5年前に同じ地域で保活をした友人の話を鵜吞みしてはいけません。
他にも「待機児童0」という言葉は定義をきちんと確認した方が良いです。地域によって定義が異なり、イメージしている内容と異なる可能性があります。

Youtubeで保活の概要が知れたところで、次は、自分が住んでいる区のHPで公開されている保活の情報を読み込みました。この読み込みにより、自分がを住んでいる区の保活の実態がだいぶわかりました。
そして、たどり着いた結論。
それは、「0歳児クラスに入れないと、希望の園に入れることは難しい」ということ。
0歳から保育園に入れるなんてかわいそうという声をよく耳にしますが、0歳から保育園に入れている人の中には、おそらく本当はもっと育児をしたいけれど、0歳で保育園に入れないと希望の園に入れない(orそもそもあまり希望していない園にさえ入れない)と判断し、そのリスクをとれないことから、やむなく0歳から保育園に入れている人も多いのではないかと思いました。
我が家もそのような判断をし、やむなく0歳から保育園に入れることを決意しました。

②保育園見学

2024年4月の0歳児クラスに入れるとなると、私が住んでいる区の申込期限が2023年12月中旬であったため、急いで保育園見学を始めました。
私は最終的に5園見学しましたが、保育園見学をする前は、どこの保育園もそんなに変わらないだろうと思っていたのですが、実際に保育園見学をしてみるとそんなことは全くなく、人気園が人気である理由を痛感しました。
どういう観点で保育園を見るべきかについてまとめようとしたところ、膨大な量になりそうだったので、保育園の見るべきポイントについては改めてまとめさせていただきます。
ネットでよく見かける観点以外にも、この観点で見るべきというポイントもお伝えします。

③区役所の職員との相談

区役所の職員との相談は一番大事です。
なぜなら、非公開のものを含めた最新の情報を持っているからです。
ここで最も大事なことが、「他の保活者に対して話している以上の情報を上手く引き出す」ということです。
私はこのヒアリング能力に自信があり、区役所の職員から引き出した情報をもとに、最終的な希望園を決定しました。
いかにして情報を引き出すかのテクニックについてもまとめようとしましたが、こちらも膨大な量になりそうだったので、改めてまとめさせていただきます。
繰り返しになりますが、区役所の職員との相談は一番大事です。

■終わりに

この記事を書いている時点では、私は、申込みをした保育園の結果発表待ちの状況ではありますが、おそらく第3希望までの保育園に決まるのではないかなと思っています。
それは、根拠のない願望ではなく、徹底的に調べた情報をもとに判断したからです。

私は妻の実家と東京の自宅を何往復もしており、出産後の女性の状況が当初想像していたものよりも遥かに過酷な状況であることを痛感しました。
そして、自分の保活を通じて、保活は旦那でもできる、むしろ旦那主導で保活をするべきであると強く感じました。
奥さんは命がけで出産をしてくれたので、死ぬことのない保活ぐらい旦那が死ぬほど頑張った方が良いのではないでしょうか。

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